蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
一週間の研修を終えて
私は福岡の専門学校からこちらのジャパンスネークセンター様に研修に参りました。

ただヘビが好きなだけでヘビについての知識も乏しく、当初は右往左往することも多かったのですが、職員の方に沢山のことを教えていただき、三日目にはイベントの1つであるヘビとのふれあいを任せていただけるようにもなりました。そして、ヘビの飼育・管理方法や生態、学術的なところだけではなく、ヘビに咬まれた際の正しい応急処置や判別方法、各ヘビごとの症状、被害状況なども資料とともに詳しく教えていただき、自分の知識の1つにすることもできました。また、この一週間でヘビの魅力を再確認するとともに、ヘビの繊細な面やその飼育の難しさ、種によっては危険があることなども理解することができました。そして何よりヘビの奥深さを、知りました。実際に生体をを管理することで経験が、沢山のお話を伺うことで正しい知識が身につき、当初の私とは比べものにならないほどに大きく成長できたと思っています。

学んだことは、ヘビについてだけではありません。ふれあいをすることによってお客様への接し方、採毒実演やヘビのお食事タイムを拝見することによりその説明のしかたなども学びました。特に採毒実演とヘビとのふれあいでは、職員の方のそれぞれやり方を拝見することができ、大変参考になりました。また、展示場や飼育ケージを清掃することによって掃除道具の正しい使い方や効率のいい清掃方法なども知りました。掃除道具だけでなく、ヘビを飼育管理するための道具の使い方も学びました。例えば、スネークフック。私はヘビを飼ったことがないため、スネークフックを使うどころか握ったことすらありませんでした。しかし、何度か使わせていただいているうちに、まだまだ下手ではありますが何とか、何とか使えるようになりました。

この一週間はとても濃くて、あっという間の一週間でした。知らないことばかりで、沢山のことを教えていただいた上にいろいろなことに挑戦もさせていただき、本当に毎日が勉強でした。

一週間という短い間でしたが、お忙しい中、研修を受け入れ、素人同然な研修生に貴重なお時間を割いていただいたこと、心から感謝いたします。ありがとうございました!
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夏休み1日飼育体験 参加者募集‼

この夏! およそ30年ぶりに復活する特別イベント「夏休み1日飼育体験」のご案内です。

2016年7月27日・8月9日の2日間、「夏休み1日飼育体験」開催いたします。小学3年生から6年生のみなさん、スネークセンターでヘビ・カメ・トカゲのお世話をしてみませんか?バックヤードに入れたり、ふだん触ることのできない動物たちと触れ合ったりすることのできる貴重な機会です。たくさんのご応募お待ちしております。

【日程】2016年 7月27日(水)・8月9日(火)
【時間】10:00~15:00 (お昼休み1時間)
【場所】ジャパン・スネークセンター(日本蛇族学術研究所)
【対象】小学3~6年生
【定員】各日4名(応募者多数の場合は抽選)
【参加費】500円(入園料・保険料込)
【内容】
飼育動物(ヘビ・カメ・トカゲなど)のエサ作り・エサやり・飼育ケージの清掃などの飼育体験。また、当園研究員による爬虫類の扱い方・見分け方に関するレクチャー。


詳しいお申込み方法は、ポスターまたは、下記のホームページをご参照ください。
1日飼育体験募集要項


1日飼育体験




昨日、あんな事を書きながら。。。
実は、昨日は、行動のデータが取れまくっていました。
まず、キイロアナコンダの成蛇2匹が水入れの中で動きまくり、閉園時間まで陸と水中を行き来しており、
採毒室の幼蛇は、這い回り、
一方、オオアナコンダの♂1匹は、水入れから這い出して陸上移動、その後閉園時間まで、より広い池の中で静止、
閉園時間になると、ブラックマンバがドアの方へ行き、寄りかかっている、
アミメニシキヘビは、動く止まるを繰り返し、ヤマカガシはガラスと壁の狭い隙間に入り込んで登り出す、
ニホンマムシは、微妙に位置を変え始め、アメリカマムシも首を持ち上げ動き出そうとしている。
今考えたら、クロネズミヘビもケージ内の木の上でじっとしていたのも気に掛かります。
そして今朝、カギでも開けに行こうかと思った瞬間(7時54分)に茨城県南部を震源とするマグニチュード5、最大震度4、震源の深さ40kmの地震が起きました。
その後、ヘビの状態はと言うと、
キイロアナコンダは水入れで静止中、オオアナコンダも水入れの中、ブラックマンバは落ち着きを取り戻し、
アミメニシキヘビはお休み中、ヤマカガシもニホンマムシもクロネズミヘビも陸の上でじっとしてました。
全くの偶然かもしれませんが、データは、これからも取り続けてみようかと思います。

by のら
普段とは違う行動が見られた時。。。
いつも夜行性のヘビたちは、開園時間中はじっととぐろを巻いて休んでいたり、水の中でひっそりとしていたり、それぞれの性質に則った事をしているものです。
ただ、時に、そうでは無いことが起こります。
夜行性のヘビ、特にニシキヘビやボアの類、じっと待ち伏せをしている太短いクサリヘビ科の種たちが昼間に動き出すことがあります。
例えば、実際の事で言うと、2015年6月29日の事。解錠作業中に、大蛇温室のビルマニシキヘビが上に登ろうとし、ドアノブに体をかけてアクティブに動いていたり,施錠中にはセイブダイヤガラガラヘビが普段はとぐろを巻いてじっとしているのに、なぜかガラスに寄りかかり高いところを目指しています。
今年の5月8日には普段水の中に入りっぱなしのオオアナコンダが、なぜか陸上に上がりじっとして、近づいても怒りもしなかったり。
これらはもちろん一例ではあるのですが、その他にも、以前飼育していたアフリカニシキヘビのダーナちゃんが蛍光灯の方まで連日登ってみたりなんてことも昼間に見られました。
その後、何が起きたかというと。。。
全て地震
前者の例では、翌日に神奈川県西部で2回、マグニチュード3.2~3.3、最大震度3、震源の深さは2~3km、
後者では、16日夜に茨城県南部を震源とするマグニチュード5.5、最大震度5弱、震源の深さは42km、その翌日に近くの震源地で最大震度3が2度起きています。
ダーナちゃんの例でいくと、これは東日本大震災の直前でした。
時には、その地震の起こる当日にアメジストニシキヘビ、ボアコンストリクターが動いていたりもしていますし、日付を採るのを忘れていてはいるのですが、パフアダー、ヒメハブなんかも動いていた記憶があります。
今、このデータを分かる範囲で個人的に纏めてみていますが、セイブダイヤガラガラヘビより大きいヘビで、いずれも震度3以上、
キイロアナコンダの幼蛇でも震度2以上の地震が当日から2週間以内に来ている感じです。
地震の後は、これらのヘビの行動は、何も無かったかの様に、以前と変わらず、という風に戻っています。
もし、ご来園の際、こういった行動が見られた場合、この記事を思い出していただけたらと思います。

by のら
ザリガニ捕り
最近来園された方の中には、池の中に不思議なカゴが入っていることに気づかれた方もいるのではないでしょうか。
これは、アメリカザリガニを捕獲するためのトラップです。2人の先輩研究員が作ったものです。エサは昔からよく使われるスルメ。やはりこれに集まってくるようですね。
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私は、釣りでの捕獲を試みています。エサはパワーイソメ。釣りをされる方はご存知かもしれません。ちなみに私が使っているのはブルーベリーの香りがするタイプです。昼休み中の15分間でどのぐらい釣れるか試してみました。記録は38匹!わりと良く釣れるようです。パワーイソメは、ザリガニのハサミでちぎれることもなく、ふやけないので、長い時間餌として使えます。なかなか優秀です。これだけ釣れるのであれば、イベントの1つにしてもいいのかもしれません。

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さて次回は、約30年ぶりに復活する夏休みの特別イベントの告知をしたいと思います!
小学生3年生~6年生のみんな(と保護者の皆さん)は要チェック!
by たかちほ男爵


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