蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
何ヘビですか?
病院から子供がヘビに咬まれたということで連絡がありました。マムシですかヤマカガシですか?といことでヘビの写真が送ってきました。見ると一番よく間違われるアオダイショウの子ヘビでした。ただ、かわいそうなことにすでに殺されていました。

今の時期は毎日のようにヘビが出た、咬まれたという問い合わせが来ます。ヘビは元々臆病な生き物です。アオダイショウの子ヘビなどはイタチやタヌキ、ネコ等の哺乳類だけでなく、様々な鳥にも食べられてしまう非常に弱い生き物です。人など自分より大きい動物に出くわすと少しでも食べられないように命いっぱい威嚇してきます。しかし、空威張りに過ぎません。小さく細い無毒の全く害のないアオダイショウの子ヘビでも、知らない人にとっては怖く見えるようです。また、毒蛇と間違われることもよくあります。
できれば無駄に殺すことのないようにアオダイショウの子ヘビくらいは判別できるようにしておいてください。無駄な治療費と時間の節約にもなりますので。

元気なアオダイショウの子ヘビ(頭を三角にして威嚇中)
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財団設立50周年
 本日(2018年6月1日)、一般財団法人日本蛇族学術研究所(以下、蛇研)は、お陰様で設立50周年を迎えました。長年にわたり、皆様のご支援、ご愛顧に賜りましたこと、心より感謝申し上げます。

 蛇研は50年前、ヘビ類の研究、ジャパン・スネークセンターでの展示を目的に設立されました。特に、毒ヘビの抗毒素血清の研究・開発による国内外の毒蛇咬症への対策に力を入れてまいりました。現在でも、毒ヘビの研究は継続されております。
 ジャパン・スネークセンターで採毒実演を行い、毒ヘビや毒を間近でご覧いただいているのも、「1件でも毒蛇咬症を減らしたい」そんな50年前からの想いを継続しているものなのです。
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当時のジャパン・スネークセンター


さて、少し堅苦しい内容になってしまいましたので、話題を変えまして…。今年度は、「蛇研50周年プロジェクト」と題しまして、いろいろな計画が進行中!
特別イベントや企画展などを準備を進めていますので、これからの蛇研にもご期待ください。

このプロジェクトの一環として、ジャパン・スネークセンターの公式Twitterを開設しました。イベント情報や園内の動物たちの様子を投稿いたしますので、よろしければこちらもご覧ください。
ジャパン・スネークセンター公式Twitter


平成30年6月1日 一般財団法人日本蛇族学術研究所 職員一同


クワの実を収穫
群馬県はすっかり初夏といった感じです。
今年も、イグアナやフトアゴヒゲトカゲ、リクガメ達のために畑を始めています。
夏休みの1日飼育体験までには、野菜も大きく育ってくれることでしょう。
一緒に収穫をして、エサやりをしてみましょう。

さて、野菜ではありませんが、園内のクワの木には実がたくさんなっております。
この時期だけしか収穫できませんので、木に登り枝を揺らして、シートの上に落とし収穫しました。
素手で実に触っていたので、手が気持ち悪いぐらい紫色に染まってしまいました(写真をアップするのは控えますw)。

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by たかちほ男爵
カエルツリー
この時期、園内では、シュレーゲルアオガエルとニホンアマガエルがよく鳴いています。
特にアマガエルは、1匹が鳴きはじめると、どこにそれほどいるのかと思うほど、いろいろなところから鳴き声が聞こえます。

さて、アマガエルたちに人気の木を見つけました。
この写真の中に5匹のアマガエルがいるのですが、見つけられるでしょうか。

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by たかちほ男爵
毒蛇咬傷
ゴールデンウィークが終わりましたが、多くの方に来園していただきありがとうございました。一般の方とは逆にこの期間は非常に忙しく、さすがにつかれました。

さてこのゴールデンウィーク中にも2件の咬傷の連絡がありました。
1件はヤマカガシ咬傷。10才の男児でした。やはり手を出して咬まれたとのこと。ただし、幸いにも毒は全く入っていなかったようでした。昨年はヤマカガシによる重症例が2件ありましたが、いずれも10才の男子小学生でした。

もう1件はマムシ咬傷。バーベキューをする前かした後かわかりませんが、川の近くで足を咬まれたということでした。かならず川や池の近くにはマムシだけでなくヤマカガシもいます。暑いときには河原に出てくることはほとんどありませんが、夕方になると水を飲みにも出てきます。以前も河原でバーベキューをしていて夕方になって出てきたマムシに咬まれた女性もいました。暗くなると小さいマムシは特に見えにくく、またサンダルをはいているため、咬まれた時に毒が入ってしまいます。
これから自然の中に行くことが多くなると思いますが、特に水の近くでは足下に注意してください。
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