蛇研裏話
(財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
今度はトカゲです。
 最近は警察からやって来たヘビなどについて書くことがあるのですが、今回は2日続けてオオトカゲがやって来ました。
ナイルオオトカゲとミズオオトカゲで、まだ小さい個体です。今はピンクマウスをよく食べます。ヘビと違って、特に成長期なので、紫外線が必要でちょっと手がかかります。ときどき日光浴をさせています。
 ヘビは色彩変異が大きく、また子ヘビもかなり違う色彩をしているのが多く、判別が難しいことも多いのですが、トカゲも親子でかなり異なる色彩をしていますので、判別が難しいです。
 小さい個体ですが、力は割と強いので、逃げられるのかもしれません。ヘビでもトカゲでも逃げられないように気をつけてください。

By A.S.
nairu
mizu
このヘビも警察からです
このカーペットニシキヘビも警察からやってきました。2mほどあります。家に入ってきたということで、警察に連絡があり捕獲されたようです。警察の話では捕獲するときもおとなしかったということです。確かにおとなしいようですが、神経的な病気にかかっているため、あまり動けなくなっています。時々みられる病気です。餌を食べられるうちは何とかなりますが、自分で餌に噛みつけなくなると当然弱ってきます。当研究所に来たときには少しやせていました。おそらく病気になったために捨てられたのだと思います。

イヌやネコは1年間に何十万匹も捨てられますが、病気になると捨てる人がいて、動物病院の玄関に勝手に置いていく人もあるようです。ヘビも時々捨てられるようで、以前は赤城山にボアコンストリクターが捨てられていました。前にも書きましたが、今年はワニガメやかなり大きいケヅメリクガメも警察から来ています。
生き物は愛情を持って大事に飼ってください。

By A.S.
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研修生です
私は、へびの扱い方や飼育・管理について学びに来たのですが動物の目線になって考えることやヘビに咬まれた時の対処法なども多く学ぶことが出来ました。

来た初日は丁度ヘビに餌をあげる日だったらしく餌をあげるところを間近で見ることができました。他にもジャパンスネークセンターで行われているイベントで採毒実演やマムシお話し会を見学して自分が知っていた知識が間違っていたこと、今まで知らなかったことを学ぶことが出来ました。また呼び込みやヘビとのふれあいを実際にやってみてお客様に質問された事に答えられなかったり、人に何かを伝える事の難しさを知りました。

研修中にスネークフックという道具を使ってヘビをケージからケージに入れ替える事をやっていたのですがヘビの動きが速く自分がもたもたしていることもあって入れ替えするのに時間がかかっていたのですが,最後の方はコーンスネークを逃がしかけながらもあまり時間を掛けずに入れ替えが出来るようになりました。空き時間には送られてきた写真を見てどの種類のヘビか当てられるように練習したりヘビやカメレオンにあげる虫・カエルを捕まえたりと楽しく学ぶことが出来ました。
10日間という短い期間でしたが貴重な体験が出来ました。この研修で学んだことを今後の学校生活や他の研修で活かせるように頑張りたいと思います!
相変わらず逃げたペットのヘビ
 最近、またペットのヘビが警察からやってきました。テキサスラットスネークのアルビノです。体格はかなり良いので、逃げ出してまだ間もない個体のようです。先月は2mほどのカーペットパイソンもやってきました。こちらは逃げたのではなく、捨てられたのだと思います。一見健康そうなのですが、神経が病んでいてまともに動けない個体でした。時々ヘビに見られる病気です。今年はミシシッピーアカミミガメも5匹ほど来ています。昨年、大阪で押収されたボアコンストリクター20匹の内、9匹も今年の6月に引き取っています。
 ペットとしてヘビが飼育されるのはよいのですが、ちょっとの不注意で逃げ出してしまうことがしばしばありますので、その管理には十分注意して下さい。また、絶対に捨てないようにお願いします。

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By A.S.
ヘビの判別
今の時期は毎日のようにヘビに関する問い合わせの電話とメールがあります。家の庭にヘビが出たとか、珍しいヘビを見たということで写真が送られてきます。多くはアオダイショウですが、今年はシロマダラの写真がしばしば送られてきます。郊外や農村地帯に住んでいる人でも初めて見たという方も多いようです。ほとんど見たことがないため、逃げ出した外国産のペットのヘビと間違われることもあります。5,60cmの小型のヘビで、手を出すともちろん威嚇してきます。ただ、咬まれても全く心配ありません。治療はほとんど必要ないほどです。このようなヘビもいるということだけは覚えておいて下さい。

By A.S.

シロマダラ
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