蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
研修を終えて

4泊5日で研修に来ていた東京の大学生です。
自分は学校での学芸員課程という資格取得のための一環としてジャパンスネークセンターに研修に来ていました。
研修ではいろいろなことをやらせてもらったのですが、展示用のパネル作りでは自分では正しいと思って文章を書いているつもりでも、研究員や学芸員の方々から見ると多くの間違いや不自然な点があり、パネルを読んでもらう相手に正しい情報を正確に伝えることがいかに難しいかがわかりました。そして、ネットはもちろん本でさえ間違った情報や古い情報があり、それを正しい情報だと思い込んでいることが多く、さらにその間違った情報を自分が周りに広めていることなどもあり、研修中は自分では正しいと思っていたことを何度も指摘され驚きました。

また、イベントのヘビとのふれあいを何度か任せてもらったのですが、ヘビを自分で触ったことは何度かあったものの他人にヘビを触ってもらうというのは初めてで、初めて触るお客さんの反応が「思ったより硬い」、「ヌメヌメしてない」、「ツルツルしてる」など感想が様々でヘビに対してどんな印象を持っていたかが多く聞けてとても面白かったです。
とにかく自分の知らない様々なことを多く学べたとても有意義な5日間でした。
研修中面倒を見てくれた研究員の方々、またイベントでの自分の拙い振る舞いに付き合ってくださったお客さん、本当にありがとうございました。
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ジャパンスネークセンターで実習をさせていただいて
わたしヘビが好きでありヘビに関わるにせよそうでないにせよ将来の仕事を考えたいと思ったため、今回のスネークセンターでの実習に参加させていただきました。

今回の実習ではヘビ世話を中心にさせていただきました。毒ヘビに関わることも少しさせていただけたため、とても勉強になりました。人によく飼われているようなヘビとはまた違うヘビたちと関わることは、わたしにとってはとてもよい経験となりました。
また資料がとても豊富であり、休憩の時間などにも学んだことは多かったです。
ここでの実習を通してわたしは、出来れば将来もヘビに関わりたいと思うようになりました。
そのためにはヘビや他の爬虫類に関することでまだまだわたしが知る必要があることがとても多いと実感しました。
ヘビという生き物はとても興味深く、犬、猫といった動物とはまた別の魅力があると思います。
彼らが人とよくない形で衝突しお互いに不幸になるのではなく、人がヘビに対して正しい知識を持ち、お互いが平和に過ごせるようになって欲しいです。そして、そのために出来ることをわたしはやっていきたいと思いました。

最後になりましたが、今回の実習では職員の方々にとてもお世話になりました。様々な資料をいただき、ヘビについて教えていただいたSさん、毒ヘビたちに関わる作業や色々と教えていただいたMさん、主に無毒のヘビの管理でお世話になり、休憩など細かいことも気にしていただいたYさん、そして暑いなかでの作業を気づかっていただいた他の職員の方々、本当にありがとうございました。

日本大学獣医学科 Y. M.
ヘビとのふれあい体験2016
 8月2日~3日に、「ヘビとのふれあい体験」が開催されました。このイベントは、毎年行っているものですが、1泊2日で、動物とのふれあい・夜のスネークウォッチング・飼育展示ケージの作成などに取り組んでもらうイベントです。
  1日目の午前中は、園内展示・採毒実演などを見学、動物とのふれあいと行いました。初めて会う仲間も多いことから、まだ緊張している様子などもありましたが、動物の好きが集まりのためか、仲良くよくなるのもずいぶんと早かったように思います。
夏休み201603  夏休み201601





 午後は、4つの班に分かれ、興味をもった種に関して調べてもらい、その種のケージの作成に取り組んでもらいました。図鑑で調べ、計画をねる様子は真剣そのもの、時間を忘れ取り組む様子がとても印象に残っています。
 夜はスネークウォッチングでしたが、あいにくの天気…。温室内のヘビ達を観察し、外もゆっくりみてまわりたかったのですが、雨が降ってきたため早めに切り上げることとなってしまいました。
 宿泊は、東毛青少年自然の家にお世話になりました。多少、喧嘩なんかもありましたが、楽しく過ごせていたようです。

 さて、2日目は、飼育展示ケージの完成を目指して、作業を進めてもらいました。なんとか時間内に、すべての班のケージが完成し、頑張った点・工夫した点などを発表してもらいました。どの班もとても良い出来で、今日は紹介しきれないので、次回紹介したいと思います。
夏休み201602  夏休み201604





 1泊2日と短い期間でしたが、ふだんなかなか出会えない、動物に関心のある仲間と良い時間を過ごせたのではないかと思います。ぜひ、また来年も参加してみてくださいね。


by たかちほ男爵
1日飼育体験
 7月27日に「夏休み1日飼育体験」が開催されました。およそ30年ぶりというこのイベント、前回は参加者が集まらず、記者の方が1名参加してくれただけだったようです。時代は変わり、爬虫類・両棲類に興味をもつ人も増えたようで、今回は、たくさんの応募がありました。このイベントは、スネークセンターのお仕事を通して、爬虫類・両棲類の飼育とはどのようなものなのか、実際に見て・触れて体験してもらい、命の大切さや、飼育する責任などを学んでもらうものです。
 朝10時、4人の小学生にスネークセンターへ集合してもらいました。午前中は、動物の飼育ケージの清掃・エサやりなどを体験してもらいました。特にグリーンイグアナが近寄ってくる中での、エサ作りは、楽しんでもらえたのではないでしょうか。
 午後は、ヘビのエサやり・爬虫類とのふれあいを行いました。やはり、ネズミをエサとして与えることには、すこし驚いていたようですが、皆、とても上手にエサをあげることができました。

イグアナエサ   1niti






 このイベントには、新聞が2社・テレビが2局取材にきていたので、インタビューばかりで、少し大変だったかと思います。記者の方に後から聞いた話では、将来は動物の飼育の仕事をしたいと答えてくれた子もいたようで、とてもうれしく感じました。

さて、次回は、宿泊イベント「ヘビとのふれあい体験」について書こうかと思います。 

by たかちほ男爵
クリーム色のカナヘビ見つかる!
 先月、研修生と共に、イグアナのエサである野草をつんでいた時の事です。小さな白っぽいものが素早く動いていました。よく見てみるとニホンカナヘビ。このあたりのニホンカナヘビは地味な茶色をしていますが、この個体はずいぶんと色が薄い。これはアルビノか!と思い捕獲を試みましたが、すでに体の温まっていたカナヘビは動きが早く、逃げられてしまいました…。その後、日光浴をしているこの個体を研修生が見つけてくれたため、なんとか捕獲できました。

kana.jpg  

今回捕獲した色の薄い個体(上)
よく見つかる普通の個体(下)



 ほほぅ、じっくり観察しても、やはり色が薄く黄色っぽい。色彩も模様もシンプルです。しかしながら、アルビノではありませんでした。“黄色いカナヘビ”といいたいところですが、そんなことを言うとアルビノだと勘違いされそうなので、今回は、“クリーム色のカナヘビ”とでもしておこうかと思います。野外でよく動物を観察されている人には、「このぐらいの変異、たまに見つかるよ」とか言われてしまいそうな気もしますが…。
今のところ展示の予定はありませんが、エサもよく食べてくれているので、いずれ一般公開も考えたいと思います。

by たかちほ男爵
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