蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
動物のトレーニング
先日、私は、犬の賢さに驚かされました。散歩の前、リードの付け替えをするわけですが、じゃれてくるため少し手間がかかります。そこで、じっとしていてもらうために「おすわり」だけ覚えてもらいました。たった数十分で覚えてしまうのです。普段、爬虫類を相手にしている私にとっては新鮮な発見となりました。

園内の爬虫類にも、個体管理のため覚えさせていることもあります。例えば、グリーンイグアナ。トイレの場所を覚えるとの話をすると驚かれる方も多いのですが、これは教えることができるのです。トイレの場所を覚えると、ケージ内を清潔に保つことができ、掃除にかかる時間も減るのです。ig66.jpg

最近、ケージが変わったので、またトイレを覚えてもらう予定のイグアナ


ヘビに何かを覚えてもらうのには少し時間がかかります。一部のヘビにはエサを与える際にある合図を出しています。すると給餌用の小窓まで自ら来てくれるようになるのです。これによって、給餌が楽になるというのもよいのですが、本当の目的は、エサ以外でも合図を出せば近づいてきてくれることです。体調のチェックには、目視での確認が欠かせません。しかし、シェルターに入っていると確認ができないため、シェルターを動かすまたはヘビを出す必要があります。ただ、この方法では、ヘビが驚いた様子を見せたり、逃げるように遠ざかったりします。このストレスをできるだけ減らしたいのです。動物に何かを覚えさせることは、人に従わせているよう(かわいそう)に思われてしまうこともありますが、ストレスを減らすことや、健康に暮らしてもらうための個体管理がしやすくなるなどいい面もあるのだと思います。
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合図をすれば近づいてくるヤマカガシ


by たかちほ男爵
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犬がやってきた
年末年始と言えば、動物園・水族館の干支に関する動物の展示がよくテレビなどで取りあげられます。スネークセンターでは、主にヘビを中心とした爬虫類を展示しているため、巳年以外では、なかなか干支に関する話題が無いのです。

inu.jpgそんなスネークセンターにも、急に戌年らしい話題が。ある日、採毒実演から戻ると職員が集まる建物付近で来園者の皆さんが集まっていました。そこには、なぜか1匹の犬が。どうやら迷い犬のようで、園内をうろうろしているところを職員が見つけたようです。群馬県動物愛護センターにも連絡し、少しの間、スネークセンターで預かることになりました。ペットのヘビやトカゲなどを警察から預かることはありますが、まさか犬のお世話をする日がやってくるとは思いませんでした。6日後、この犬の飼い主の方が見つかり迎えにきてくれました。飼い主の方もこの犬もとても嬉しそうでした。よかった。よかった。

少しの間でしたが、犬のお世話を通して、私自身学ぶことが多かったように思います。そのへんのお話はまた今度書こうかと思います。

by たかちほ男爵
ヘビ以外の爬虫類
ジャパン・スネークセンターではたくさんのヘビが展示されていますが、ヘビ以外の爬虫類も、数は少ないですが展示されています。
同じ爬虫類でも様々な違いがあり、例えば、ヘビには耳の穴が空いていませんが、トカゲは目の後ろに穴が空いています。では、カメは?ワニは……?
ぜひ、実際に見て、色々なところを比べてみてください。きっと新しい発見があると思います。

●ナイルオオトカゲ
1.5mほどになる大きなトカゲ。長い舌はヘビのように先が2つに分かれています。
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●フトアゴヒゲトカゲ
仕草が面白いので見ていてあきません。どんなポーズをしているか注目です。
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●ワニガメ
目の模様がおしゃれ。よく、口を開けて舌を動かす「ルアーリング」という行動をしています。
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By ばらぬす
青と黒
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さて、園内のヘビ達が仲良さそうにして見える写真をいくつか撮影しました。

まずは、アオダイショウ。アオダイショウにはよく知られた横縞模様のものだけでなく、縦縞模様のものもいます。この子たちは、同じお母さんから生まれた兄弟なんです。模様が違っても、全く同じポーズをして並んでいると、さすが兄弟と思ってしまいますね。
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次は、ブラックマンバ。一見アオダイショウのような地味なヘビに見えますが、世界一恐れられている毒蛇です。動きも早く、人に向かってくるので非常に危険なのです。ですが、嫌がるようなことをしなければ、おとなしくじっとしています。写真は、2匹で仲良くのんびりしている様子です。こうやってみると可愛らしく見えないでしょうか。怒って口を開けているところばかりが、このヘビの魅力ではないのです。
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by たかちほ男爵
はじめまして&クリスマス展示
はじめまして。12月より勤務しております、ばらぬすと申します。12月2日の更新で、私のクリアファイルが紹介されているので、よかったらご覧ください。「へび研ショップ」にて通販も開始されましたので、遠方の方などご利用いただければと思います。
ヘビ研ショップはこちら

さて、いよいよクリスマスが近づいてきたので、ボアコンストリクターの子蛇とコーンスネークの水槽に、クリスマスの飾りつけをしてみました。どちらもアルビノ(突然変異で黒い色素が抜けたもの)のヘビたちなので、不思議な色合いで神秘的なクリスマスを演出してくれました。

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3匹いるコーンスネークの中の1匹は、白地にピンクの模様で「キャンディケイン」と呼ばれる色彩(人工的な品種)です。キャンディケインとは、クリスマスの飾りつけなどにも使われる、赤白の縞模様をした杖状のキャンディのことで、クリスマスにはピッタリですね。
「キャンディケイン」のコーンスネークが、水槽内のツリーに登っていることもありますので、そんな時はシャッターチャンスです!

12月25日まで採毒室に展示されていますので、ご来園の際は、ぜひお立ち寄りください。

by ばらぬす
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