蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
イグアナ♂の行動
 おとなのイグアナ♂は、私や他のイグアナ、来園者の皆さんにむかって、よく頭を縦に振り、何か言いたそうな顔をしています。これは「ここは自分の場所だよ」とか、「あっち行け」とか、そんなことを言いたいのだと思います。メスに向かって頭を振る時は、ちょっと意味が違いそうで、「そっちに行こうかな」とか、「好きだよ」とかそんな感じでしょうか。これらは、オスの誇示行動(ディスプレイ)と考えられます。言葉でコミュニケーションをとることのできない彼らは、こうやって自分の言いたいこと相手に伝えます。オスがメスに向かって頭を振る時、メスが頭を振り返すこともあります。この様子は、なにやら会話をしているようにもみえるのです。12月・1月は、オスの誇示行動が普段よりも多く見られます。やはり発情期なのでしょう。

 この時期、飼育者が最も気をつけなくてはならないのは、咬みつかれないようにすること。これは、交尾する際に、メスを固定するため体を咥える行動ですが、人の腕やぬいぐるみなどにもすることがあるようです。鱗のあるイグアナの皮膚でさえ、血が出るようなケガになることもありますが、人間の皮膚はもっと弱いので、気をつけなくてはなりません。体が温まると、どうしても落ち着きがなくなる場合があります。こんな時、私は、イグアナ♂にタオルを渡しています。タオルを咥えしばらくすると、落ち着きが戻ります。写真は、タオルを咥えたイグアナ♂です。写真(右)は、私の肩にのり、オスの様子を観察するメスも一緒に写してみました。

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by たかちほ男爵
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イグアナ♂ ついにこの時が…
  とてもおとなしくよい子なイグアナ♂。爬虫類教室やふれあいでも活躍してくれており、このブログでもおなじみかと思います。イグアナ♀にエサをとられても、踏みつぶされても、目をつぶって、じっとしているような子ですので、なんとも優しい子だなぁと思っていました。採毒室で放し飼いにしていても、1日中お気に入りの場所で、のんびりしています。

 ここ1年ぐらいで、このイグアナ♂の容姿がだいぶ変わりました。体の色は緑からオレンジ色へと変化しました。また顔つきも、ゴツゴツとした印象になり、おとなのオスらしくなりました。写真は、2015年9月(左)と2017年1月(右)のものです。

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  一般的に、発情期のおとなのオスは、気が荒くなることが知られています。人間に対しても咬みついたり、威嚇をしたり、追いかけまわしたりと、手が付けられなくなるような話を耳にすることもあります。おとなしい個体でも、発情期は注意しなくてはなりません。ということで、万が一のことも考え、不定期イベント「イグアナのふれあい」は、秋を最後にお休みしていました。今年の冬、この優しいイグアナ♂も、イグアナ♀を追いかけるようになりました。さらに、私の服を咥えたまま離さないこともあり、ついにおとなになったようです。

 あんなに優しい子が…と思ってしまう反面、元気に成長した証でもありますので、担当としては、少し複雑な気分ですが、嬉しさもあります。次回も、発情期のイグアナの行動についてご紹介したいと思います。

by たかちほ男爵
フトアゴヒゲトカゲの温浴
 昨年から飼育しているフトアゴヒゲトカゲです。いずれ、ふれあいにも出てもらおうと思っていますが、まだまだ、特訓中。これからの活躍が期待できる子です。

 さて、体が少し汚れてきていたので、お風呂にチャレンジしてみました。この子にとっては、初めての温浴になると思います。イグアナもそうですが、お風呂に1人で入れるようになるまで時間のかかる個体もいます。慣れれば、人間よりも長風呂のトカゲなんかもいるんですけど(笑)。

 温浴に慣れていないトカゲは、人の手のひらや腕で優しく抱きかかえ、そのままお風呂に入れてあげます。つまり人の手・腕につかまらせて入れるわけですね。つかまるものが無いと怖がってしまうトカゲも多いです。ある程度ハンドリングができる個体でないと静かに温浴させるのは難しいです。

 この子は大人しくお風呂に入ってくれましたので、1人でのお風呂にチャレンジしてみました。すると、変なポーズのまま温浴することに(写真)。初めてのことで、どうしていいやら、わからなくなったのかもしれません。1人での温浴はもう少し練習が必要そうですね。
フトアゴ




by たかちほ男爵


明けましておめでとうございます。
新年の挨拶が遅くなってしまいましたが、本年もよろしくお願いいたします。迎春29


昨年末には久しぶりにキングコブラが入りました。少し小さめで迫力は今ひとつですが、やはり精悍な顔をしています。
ここには4大毒ヘビの内、ブッシュマスターを除いた3種、キングコブラ、ブラックマンバ、(ニューギニア)タイパンがいます。最も危険なのはブラックマンバですが、タイパンも負けず劣らず非常に危険です。最も有名なキングコブラですが、意外に扱いやすいヘビです。昔は4mほどの個体も飼育していたこともありますが、5,60cmほど頭を持ち上げて威嚇してくると、さすがに迫力があります。怖いと言うより「かっこいい」という感じです。今回入った個体も迫力が出るように頑張って育てたいと思います。

今年も「ペットハ虫類コンテスト」や子供向けの「ハ虫類ふれあい体験」、「1日飼育体験」などもありますので、是非ご参加ください。お待ちしております。

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By A.S.
全く読めない性格
私が、ここに勤め始めてから、ずーっと元気にしているヘビの中に、インドニシキヘビがいます。
このヘビですが、実は、個人的に未だ性格が読めません。
時には、非常に大人しかったり、時にはドアを開けた瞬間に噴気音をさせたりアタックが来ることも。
その時の様子をうかがいつつ、掃除をしたり、給餌をしたりなのです。
今朝も、脱皮&排泄をしていたため、掃除をしにその部屋に入った訳ですが、
ドアを開けると、ガラス側にいて、何もこちらを気にしていない様子。
しかし、性格の読めないこの子、さすがに生身で部屋に入る訳にもいかないので、ベニヤの板を盾に入室。
その瞬間、
シューーーーーーーーーーーーーー
やはり怒った。。。一応、掃除を手早く済ませましたが、はやりいきなりの侵入者に対しては気に入らない様子。
幸い、攻撃はしてこなかったものの、貴重なヘビなだけに、すんごく気を遣います。。。

by のら
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