蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
スズメバチトラップ、その後。
さて、5月3日から仕掛けはじめたスズメバチのトラップですが、本日第1次回収を行いました。
ざっと同定してみましたところ、5種112匹のスズメバチ(Vespa)属のスズメバチが捕れました。
一番多かったのは、オオスズメバチ。何と76匹!!
今の時期は、まだ大人しいので、網でも捕獲出来ますが、やはり刺されると危険なので、トラップに頼って捕獲しています。
捕れたオオスズメバチを並べてみる

その次に多かったのが、モンスズメバチ。オオスズメバチから比べてずっと少なく18匹。
そしてコガタスズメバチの13匹、キイロスズメバチの3匹、ヒメスズメバチの2匹が捕れました。
その他4種も並べてみる。

2週間でこれほど捕れるとは、、、今年は、意外と少ないのかな・・・?なんて思っていたのですが、結構飛来しているのですね。

by のら
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オオスズメバチ
 最近はかなり暖かくなりセンター内でもハチが飛び回っています。例年のようにオオスズメバチも飛んできています。そこでのら研究員の出番となります。トラップを仕掛けると同時に何匹か捕獲してもらい、生きたまま展示します。昨日と今日で捕獲した3匹をプラケースで展示しました。
 なかなか生きているオスズメバチを間近で見ることはないので、見学者には好評です。今月も26日の土曜日にはマムシ対策研修講座がありますので、毒の話をする時に昨年から飼育しているヒキガエルやムカデと一緒に登場してもらうことになります。
 夏になると爬虫類教室で有毒生物の話もしますので、是非見学に来てください。

By A.S.
ムカデにも気をつけましょう
ギャラリーの今週の1枚で、肝心の写真(抱卵中のムカデ)が出ていなくて失礼いたしました。見えるようにしましたので、ご覧ください。今回生んだ卵はもう食べられてしまいましたが、昨年はふ化後も子虫が1回脱皮するまで、同じように抱いていました。
関東地方も梅雨に入りこれから少しじめじめした日が多くなります。ムカデも研究所の古い建物の中まで入ってくるようになり、時々ヘビを入れているビクの下で見つけます。

ムカデに咬まれる事故は、夏の夕方から朝にかけて家の中で起こるようです。寝ている時などに布団の中に入ってきたムカデに咬まれたり、物の下に隠れているムカデに気づかず手を入れたりした時に咬まれたりしますが、九州の病院のドクターの話では、昼間納屋に下げてある農具などを取ろうとして、後ろに隠れていたムカデに咬まれることが時々あるようです。

私も昼間手をかけたパイプの裏にいるのに気がつかず咬まれたことがあります。少し小さなムカデだったので、少し腫れただけでしたが、大きなムカデでは痛みも強く、かなり腫れます。まれに死亡することもあります。以前、家の中で死亡しているがいて、マムシに咬まれたのではないかという連絡が警察からありました。咬み痕や本人が寝ている時に゛虫がはい上がってきた゛と言っていたということなどからムカデだろうと判断しました。6カ所も咬まれていました。
また、医学雑誌の症例報告では、まぶたを咬まれて失明した例や肝障害を起こしている人(解毒機能が低下している状態)が死亡した例などがありますので、こらからはムカデにも少し気を付けてください。

By A.S.
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