蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
ワニガメの引き取り
昨日、群馬県内で捕まったワニガメ(甲長約30cm) がやってきました。電話では大きいということでしたが、それほど大きい個体ではありませんでした。ただ、大きさが違うと、小さい個体はいじけて餌を食べなくなってしまうために一緒に飼うことができません。当センターではすでに大2匹、小1匹のワニガメを飼育しています。もちろん全て引き取りです。

ミドリガメ(ミシシッピーアカミミガメ)も先日1匹引き取りました。警察からは毎年何匹もの大きくなったアカミミガメが来ますが、警察からの場合、一応拾得物扱い、いわゆる落とし物扱いなので、2週間預かりということになり、その後引き取りになります。預かりの書類もあります。

今回のワニガメは動物愛護センターからで、特に落とし物扱いではありません。また、特定動物では必要な個体識別のチップも入っていないようでしたので、違法に飼われていたものを捨てたのだと思われます。アカミミガメはまだ警察から来ると思いますが、ワニガメはこれ以上引き取りはできませんので、引き取り依頼の電話が来ないことを願います。

ちなみに18日にも警察から1匹アカミミガメが来ました。

By A.S.

ワニガメ高崎

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雪の日のマムシ対策研修
群馬県内のとある森林組合の依頼で伊香保温泉の旅館に講演に行きました。数日前には桜も咲き、チョウチョも飛んでいて、春になった感がいっぱいでしたが、天気予報で伊香保は雪の予報。しかも大雪、着雪となっていました。会場に向かうと2kmほど手前から雪になり、道の横にはすでに雪が積もっていました。温泉街を登っていくと雪の量も増え、4WDですがノーマルタイヤではさすがに不安になってきました。かろうじて会場に着きましたが、雪は降り続いています。これから2時間ほど話をして帰る頃にはかなり積もっているのではないかと非常に不安になりました。しかも会場の手前はかなり急な坂道です。
2時間の講演を終えて、不安いっぱいで外に出たら雪は降り続いていましたが、あまり気温が低くないためか、道には積もっていませんでした。せっかく温泉に来たのでゆっくり温泉につかって帰ろうと思っていたのですが、時間は午後5時、これ以上遅くなると帰れなくなると思い、2時間の講演のためだけに温泉に来たという空しさを感じながら帰路につきました。できればもう少し季候のよい時期に呼んでいただければ有難いのですが。

By A.S.
研修を終えて
元より好きだった爬虫類の知識を学ぶため、今回13日から19日の1週間スネークセンターに実習に伺わせていただきました。
本や図鑑でしか見れなかった大型の蛇や毒を持つ蛇を毎日 間近で見て、お世話をし 気になったことは研究所の本や論文を見て調べたり、研究員の方に聞いたり、足りなかった知識を充分に満たすことが出来たように思います。
また、蛇や爬虫類と関わるだけではなく触れ合いを通してお客様と関わることで蛇の魅力を存分に伝えることが出来ました。
お客様は皆さん優しく、私のお話をしっかり目を見て聞いてくださったのでお陰で私も緊張に負けることなく楽しくお客様に説明ができました。私の話を聞いて「蛇って思ったよりかわいい」と言ってくれる方や、お父さんお母さんに「蛇飼いたい」とお願いするお子さんを見る時、ここに来てよかったと心から思えました。
また、説明不足だったことや私の知らないことは研究員の方が代わりに説明していただいたので、その事を生かすことで最初こそ拙い説明でしたが最終日にはしっかりと説明ができたように思います。

爬虫類が大好きだけれど全く「飼育」として関わったことが無かったので毎日が新鮮でとても充実していました。
この1週間で私がさせてもらえた事は、大型蛇の部屋の掃除、無毒蛇の触れ合いの説明、イグアナ達の餌作り、コオロギ達の部屋の掃除、裏にいる無毒蛇のお世話、アオダイショウの子蛇のお世話、フトアゴヒゲトカゲの環境エンリッチメント、ワニガメの甲羅掃除、写真撮影のお手伝い…などなど沢山あって書ききれない程です。その一つ一つが私にとって楽しく興味深い経験となりました。
勝手な偏見でスネークセンターだから蛇のことしか学べないかな、と思っていたのでその他の爬虫類と関わりを持てたことがとても嬉しかったです。
フトアゴヒゲトカゲの環境エンリッチメントは特に沢山調べたり考えたりしたので、安全が確認され、フトアゴヒゲトカゲがその場所に慣れて展示されるようになったら是非お客様に見て頂きたいです。

ペットスネークに関するちょっとした知識しか持っていなかった私ですが、今回の実習で野生の蛇や毒蛇や大型蛇の図鑑や本には載ってないリアルな知識を増やすことが出来ました。
1週間はあっという間でもっとここで学びたいと強く思ったので、機会があればまたスネークセンターを訪れたいです。
将来ここで得た知識を生かし、爬虫類達へのストレスが少しでも軽減される動物看護をできるようにしたいです。

By 研修生(動物生命科学科3年生)
ガラスが。。。
ハードリピーターの方は、もう気付いているのかも知れません。
実は、最近園内のとある箇所を徹底的に掃除しておりまして。
それが、展示ケージのガラスです。
園内の水は、どうも石灰分が多いらしく、水を使って掃除をすると、どうしてもウロコ(ウォータースポット)が着きやすい。
しかも、それが期待していない撥水効果を生み、温室内の温度の効果も相まって、そこにさらにウロコが出来る。。。
という悪循環を繰り返しておりました。
それが故、温室のケージがどうしても汚らしく思えてしまう。。。
どうにか解決策を!!
ということで色々と実は試していたのですが、どうも効果が上がらず、半分諦め状態でした。
もちろん、このままじゃいけません。ということで色々とリサーチした結果、
温泉施設のガラス掃除を行っている業者のホームページからホットな情報が!!
オービタルサンダー(紙やすりなどを着けて磨く、削るが出来る機械)に着けられるアルタシート(人工ダイヤモンドをコーティングしたシート)で、水をかけて少しずつ「ビュイィィィィィィィィィィ~~~~ン」と磨いていくという作業が、とても効率が良いとのこと。
「これは是非試してみたい!!」と思い、早速道具をそろえ、作業に取りかかりました。
すると、、、面白いくらいにウロコが取れていきます!!!!
オービタルサンダー掛けビフォーアフター
左が掛ける前、右が掛けた後。ここまでガラスって親水効果があったんだ!!
と思えるくらいに綺麗になりました。
園内の、大半のガラス磨きは終了しましたが、、、問題は熱帯蛇類温室のアメリカアリゲーターのケージ。
ここはまだ出来ていない箇所ですが、今度は頭を駆使して、安全に作業をしていこうと思います。

by のら(園内で、ガラス掃除業者と間違われてました)
しばらくぶりの東京
先日、14日にTBS系で放送されました「世界の超S級危険生物」、御覧になった方も多いかと思います。
スネークセンターでもロケが行われました。
ただ、実は放送されていないカットされていた箇所もありまして。
東京でのスタジオ収録、私も、実は行っておりました。
スタッフさんからは「ニホンマムシとハブを用意していただけたら」との連絡がありまして、
事前に、群馬県、栃木県、埼玉県、さいたま市、東京都へ特定動物であるニホンマムシとハブの移動通知を郵送し、
収録に挑んだのですが、、、残念ながら、このシーンはまるまるカットされてしまったようです。
放送できる時間もありますので、仕方無いですね。
しかし、無事に収録&放送が出来て、何よりです。

by のら
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