蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
研修を終えて
元より好きだった爬虫類の知識を学ぶため、今回13日から19日の1週間スネークセンターに実習に伺わせていただきました。
本や図鑑でしか見れなかった大型の蛇や毒を持つ蛇を毎日 間近で見て、お世話をし 気になったことは研究所の本や論文を見て調べたり、研究員の方に聞いたり、足りなかった知識を充分に満たすことが出来たように思います。
また、蛇や爬虫類と関わるだけではなく触れ合いを通してお客様と関わることで蛇の魅力を存分に伝えることが出来ました。
お客様は皆さん優しく、私のお話をしっかり目を見て聞いてくださったのでお陰で私も緊張に負けることなく楽しくお客様に説明ができました。私の話を聞いて「蛇って思ったよりかわいい」と言ってくれる方や、お父さんお母さんに「蛇飼いたい」とお願いするお子さんを見る時、ここに来てよかったと心から思えました。
また、説明不足だったことや私の知らないことは研究員の方が代わりに説明していただいたので、その事を生かすことで最初こそ拙い説明でしたが最終日にはしっかりと説明ができたように思います。

爬虫類が大好きだけれど全く「飼育」として関わったことが無かったので毎日が新鮮でとても充実していました。
この1週間で私がさせてもらえた事は、大型蛇の部屋の掃除、無毒蛇の触れ合いの説明、イグアナ達の餌作り、コオロギ達の部屋の掃除、裏にいる無毒蛇のお世話、アオダイショウの子蛇のお世話、フトアゴヒゲトカゲの環境エンリッチメント、ワニガメの甲羅掃除、写真撮影のお手伝い…などなど沢山あって書ききれない程です。その一つ一つが私にとって楽しく興味深い経験となりました。
勝手な偏見でスネークセンターだから蛇のことしか学べないかな、と思っていたのでその他の爬虫類と関わりを持てたことがとても嬉しかったです。
フトアゴヒゲトカゲの環境エンリッチメントは特に沢山調べたり考えたりしたので、安全が確認され、フトアゴヒゲトカゲがその場所に慣れて展示されるようになったら是非お客様に見て頂きたいです。

ペットスネークに関するちょっとした知識しか持っていなかった私ですが、今回の実習で野生の蛇や毒蛇や大型蛇の図鑑や本には載ってないリアルな知識を増やすことが出来ました。
1週間はあっという間でもっとここで学びたいと強く思ったので、機会があればまたスネークセンターを訪れたいです。
将来ここで得た知識を生かし、爬虫類達へのストレスが少しでも軽減される動物看護をできるようにしたいです。

By 研修生(動物生命科学科3年生)
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ガラスが。。。
ハードリピーターの方は、もう気付いているのかも知れません。
実は、最近園内のとある箇所を徹底的に掃除しておりまして。
それが、展示ケージのガラスです。
園内の水は、どうも石灰分が多いらしく、水を使って掃除をすると、どうしてもウロコ(ウォータースポット)が着きやすい。
しかも、それが期待していない撥水効果を生み、温室内の温度の効果も相まって、そこにさらにウロコが出来る。。。
という悪循環を繰り返しておりました。
それが故、温室のケージがどうしても汚らしく思えてしまう。。。
どうにか解決策を!!
ということで色々と実は試していたのですが、どうも効果が上がらず、半分諦め状態でした。
もちろん、このままじゃいけません。ということで色々とリサーチした結果、
温泉施設のガラス掃除を行っている業者のホームページからホットな情報が!!
オービタルサンダー(紙やすりなどを着けて磨く、削るが出来る機械)に着けられるアルタシート(人工ダイヤモンドをコーティングしたシート)で、水をかけて少しずつ「ビュイィィィィィィィィィィ~~~~ン」と磨いていくという作業が、とても効率が良いとのこと。
「これは是非試してみたい!!」と思い、早速道具をそろえ、作業に取りかかりました。
すると、、、面白いくらいにウロコが取れていきます!!!!
オービタルサンダー掛けビフォーアフター
左が掛ける前、右が掛けた後。ここまでガラスって親水効果があったんだ!!
と思えるくらいに綺麗になりました。
園内の、大半のガラス磨きは終了しましたが、、、問題は熱帯蛇類温室のアメリカアリゲーターのケージ。
ここはまだ出来ていない箇所ですが、今度は頭を駆使して、安全に作業をしていこうと思います。

by のら(園内で、ガラス掃除業者と間違われてました)
しばらくぶりの東京
先日、14日にTBS系で放送されました「世界の超S級危険生物」、御覧になった方も多いかと思います。
スネークセンターでもロケが行われました。
ただ、実は放送されていないカットされていた箇所もありまして。
東京でのスタジオ収録、私も、実は行っておりました。
スタッフさんからは「ニホンマムシとハブを用意していただけたら」との連絡がありまして、
事前に、群馬県、栃木県、埼玉県、さいたま市、東京都へ特定動物であるニホンマムシとハブの移動通知を郵送し、
収録に挑んだのですが、、、残念ながら、このシーンはまるまるカットされてしまったようです。
放送できる時間もありますので、仕方無いですね。
しかし、無事に収録&放送が出来て、何よりです。

by のら
ハペ学会大会へ行ってきました
 すこし、ブログの更新があいてしまいましたね。1週間ほど沖縄にいました。日本爬虫両棲類学会(通称:ハペ学会)の沖縄大会があったため、琉球大学に行ってきました。

 年に1回行われる学会大会は、日本全国(または国外)で爬虫類・両棲類を研究している者が集まり、研究を発表する場です。大学に入った頃は、偉い先生方の発表を聞く場なのかなぁと思っていましたが、学会発表はそうではありません。学部生でも、大学院生でも、大学の先生も、その他研究機関に所属している者も同じ場で発表します。毎年、この学会では高校生達も発表しています。しっかり準備もされており、立派な発表でした。

 どんな発表があったのか、書きたいところですが、まだ論文未発表の内容も多いため、詳細な紹介はマナー違反です。タイトルだけは、学会ホームページに出ていますので、興味のある方はご覧ください。

 夜には懇親会という、食事をしながら爬虫類・両棲類の楽しい話をする場が設けられています。私が子供のころからお世話になっている、博物館の学芸員の方にも今年もお会いすることができました。また、このブログを読んでくださっている方にも何人かお会いできました。私が、あまりヘビの話題を書かないことにも気が付いているようでした(笑)

 とても勉強になり、楽しく過ごせた2日間でした。あれ学会は2日間…。残りの日は何をしていたの?沖縄の動物関連の施設見学にも行っていましたが、夜はもちろんフィールドワークです。次回は、沖縄の動物たちを紹介したいと思います。
ぐそくく


写真は、自分へお土産に買った、ちょっとキモい茶こし

by たかちほ男爵
またまたヘビ
10月2日に前橋市で見つかったヘビについて、今回もなぜか警察からは問い合わせはなかったのですが、いくつもの新聞社から問い合わせがあり、最初は朝日新聞だったかヘビの写真を送ってきました。おそらく最もペットとして多く飼われているコーンスネークで、飼っている人が多い分、逃げたり捨てられて当センターにやってくるヘビです。こちらにはいろいろなヘビで白いのがやって来ますが、非常に多くの色彩変異が出回っています。この記事については、「前橋 ヘビ」 で検索すると出てきます。
もう少し寒くなると外に逃げても死んでしまうことになりますので、ケージの管理は十分に行ってください。今年の1月には逃げた?イグアナが神社で見つかりましたが、こちらに連絡が入ったときにはすでに死んでいました。

By A.S.
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