蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
子ガエルの上陸
アマガエルの合唱がまだまだ続いている田んぼもありますが、カエル達が鳴かず、ずいぶんと静かになった田んぼもあります。そんな田んぼの近くを歩いていると、小さなカエルがピョコピョコ跳ねています。夜になると、草の上に上陸したばかりのアマガエルの子ガエルがたくさん。おとなのアマガエルとは顔つきがだいぶ違います。写真は一生懸命鳴いているおとなのアマガエル(左)と上陸したばかりのこどものアマガエル(右)です。おとなのアマガエルは頭に何かのせたまま鳴いていました(笑)。

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by たかちほ男爵

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生きた化石らしい
 近くの田んぼでは、この生きものが良く見つかります(写真)。ちょっとカッコよくて、可愛い。これはカブトエビという動物。日本には何種類か生息しているようですが、私には種の同定は難しそうです。甲殻類なので、広く言えばエビと同じ仲間となります。卵は乾燥に強く、田んぼの水が無くなっても、水が入ると孵化して成長するすごい能力の持ち主です。水入れの時期は田んぼによって違うので、カブトエビの成長具合をみると、どこに早く水が入ったのかわかります。この動物も外来種らしいのですが、移入経路はよくわかっていないようです。
  よく似た姿・名前の動物にカブトガニというものもいますが、こちらはエビではなくクモやサソリに近い仲間。カブトガニは、何度か見に行ったことがありますが、今のところ全て空振り。いつかみてみたいものです。
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by たかちほ男爵
岐阜遠征②
 岐阜で出会えたヘビの中で、面白かったのはヤマカガシ。岐阜では大きく分けて2つのタイプのヤマカガシに出会いました。1つは、関東で見られるような赤・黄・緑・黒などの色彩が薄くなったようなタイプ(上左)。もう1つは、赤がほとんど入らず、頭部が淡い緑色、体がブルーグレーをしており、白い点が目立つタイプです(上右)。わりと近い地域でどちらも見つかりました。成長と共に色がどの程度変わるのか知りたいところです。比較のために近所で見つけた群馬産のヤマカガシ(下)ものせておきます。やはり、関東のものは黒・赤などの色がはっきりしていて綺麗ですが、ブルーグレーのヤマカガシもまた別な美しさがあります。
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上左:岐阜産1 上右:岐阜産2
下:群馬産



 その他にも、シュレーゲルアオガエルの卵に頭を突っ込んでいたヒバカリ、やたらと咬みついてくるジムグリ、昨年からいつも同じ場所にいるというシロマダラなど、ヘビもたくさん見られたので満足でした。クマタカをはじめ鳥もいろいろとみてきましたが、あまりいい写真が無いので、岐阜遠征のお話はこのへんで。

byたかちほ男爵
岐阜遠征①
 いろいろと個人的な用事があって岐阜に行ってきました。やはり遠征するのであれば、その地域の動物を観察しないわけにはいきません。出会った動物をちょっとだけ紹介しておきます。今回のルートは群馬→長野→岐阜です。このルートの面白さは、徐々に標高が高くなることや、生物の分布の境界などを見ることができることでしょうか。
 まず、トウキョウダルマガエルとトノサマガエルの分布の境界をみたかったので、長野県から下道で田んぼめぐりをしてみました。長野県東部ではトウキョウダルマガエルがいましたが、長野県西部と岐阜ではトノサマガエルでした。見た目が似たような種類ですが、体つきや色が違います。境界はわからなかったので、また次の機会の楽しみにとっておきました。文献を調べればすぐわかりそうなんですけどね。あえてしばらく調べない(笑)
 他にもカエルは、モリアオガエル・シュレーゲルアオガエル・ツチガエル・ニホンアマガエル・アズマヒキガエル・タゴガエル(声)・ヤマアカガエルオタマ(たぶん)に出会えました。

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トウキョウダルマガエル(長野産:左)、トノサマガエル(岐阜産:右)
今回出会えたトノサマガエルは、緑色が明るくはっきりしていて綺麗でした。

次回は岐阜のヘビを紹介しますよ!

byたかちほ男爵
栃木の春
  仕事で栃木にいってきました。仕事を終わらせ、かなり遅めのお昼休みを、景色のいい田んぼの近くでとりました。栃木の田んぼは、もう始まっていて、水がはられています。カエル達の鳴き声がいたるところから聞えてきました。鳴いていたのは主にシュレーゲルアオガエルでした。ニホンアマガエルとトウキョウダルマガエルも少しだけ鳴いていました。
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  田んぼ周辺で観察できたカエルは、シュレーゲルアオガエル・ニホンアマガエル・トウキョウダルマガエル・ツチガエル。オタマジャクシもいましたが、ニホンアカガエルなのかヤマアカガエルなのかわかりませんでした。この日1番嬉しかったことは、タガメに出会えたことでしょうか。ちょっとした時間で、タガメが観察できる栃木県。やっぱりすごいです。よい自然が残っている証なのでしょうね。
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  本日、スネークセンターでは、「ペット爬虫類コンテスト」というイベントが行われます。全国各地から自慢のペットを連れた飼育者の方々が集まります。オオトカゲを抱っこしている人がいたり、ヘビをつれている人がいたりと園内は不思議な状態になる1日です。コンテストは、一般来園者の方もご覧になれますので、是非ご来園ください。

by たかちほ男爵
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