蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
今年最初のマムシ対策研修講座
4月22日に今年最初の「マムシ対策研修講座」がありました。わざわざ北海道から参加された方がおられました。とても感謝です。また、看護師方も参加されたいました。また、埼玉から来られた方はマムシやヤマカガシにしばしば出会うということでした。
今年はまだ毒蛇咬傷の連絡はありませんが、先日倉庫内で咬まれたというのが問い合わせでありました。症状などは全くなく、アオダイショウの子ヘビのようでした。最近はかなり暖かくなって、センター内でアシナガバチだけでなくオオスズメバチも見られるようになり、1匹捕獲しましたので、展示する予定です。
これからはヘビやハチだけでなく、ケムシやムカデ、セアカゴケグモなども出てきますので、注意してください。
また、マムシ対策研修講座にも是非ご参加ください。お待ちしております。
ちなみに現在ボタンザクラが満開です。23日の日曜日は見頃です。

さくら

By A.S.


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この時期にマムシ咬傷
午後、一般の方からヘビに咬まれたといことで電話がありました。東京多摩川の土手で道に出てきた小さなヘビをやさしく追い払おうとして咬まれたということでした。ヘビは小さかったようですが指が腫れているので明らかにマムシです。この時期に野生のマムシ咬まれたという連絡は初めてだと思います。確かに今日は暖かかったので、日光浴に出て来ていたのでしょう。

群馬では咬まれるのは遅くても10月初めくらいまでです。今年は群馬で10月後半に河川敷でイヌの散歩中に人が咬まれる事故があり、珍しいと思っていましたが、11月中旬というのは予想外でした。もちろん西日本でもマムシが出ていることはあると思いますが、今の時期はあまり出会うようなところへ行きませんし、サンダルで草むらに入ることもおそらくないので、咬まれる心配はほとんどないと思います。

いずれにしても川や池の近くにはマムシだけでなくヤマカガシもいますので、もうしばらくは気をつけてください。今回咬まれた方は優しさからヘビに手を近づけてしまったのですが、それはヘビにはわかりませんし、これがある程度大きなマムシだったら命に関わることもありますので、小さくてかわいいヘビであろうと種類のわからないヘビには絶対に手を出さないようにしてください。
1月にマムシ咬症?
先日、マムシ咬症の問い合わせがありました。人ではなく、ネコが咬まれたということでした。本当かなと思ったのですが、鼻先を咬まれて獣医さんに行ったらしく、腫れもあり、実際にマムシも見たということでした。テレビでもよく暖冬だといっていますし、朝は冷えても昼間は春の陽気の日がよくあります。センター内の梅も咲き始め、屋外飼育場のタンビマムシが日光浴に出ていることがあります。

1月3日にも正月からアオダイショウが出ているという連絡もありました。今まで1月に野生のヘビを見た、さらにマムシに咬まれたという連絡は初めてです。もちろん夜は気温が低いので、外にいれば死んでしまいます。本来、一旦冬眠に入れば出てこないのですが、時々暖かい日があったので、完全に冬眠するような深い場所に潜らなかったため、外の影響を受けて出てきているようです。

これからは寒くなるようですが、暖かい日には日の当たる斜面で日光浴をしているマムシもいるかもしれませんので、イヌなどの散歩の時にはちょっと注意してください。

By A.S.
マムシ咬症?
先日、ネコがマムシに咬まれたのではないかという問い合わせがありました。場所は多摩川のすぐ近くということなので十分あり得ることですが、いくら春のような日だからといって、2月にマムシが出たというのは聞いたことがありません。少し前にも利根川の河川敷にマムシが出たということで、とある町役場から対処法の問い合わせがありましたが、このような時期にマムシが出ることは考えられませんので、何かの間違いだろうと思っていました。でも、ひょっとすると暖かい日には出ているのかもしれません。

マムシ咬症の発生は、ほとんど4月に入ってからで、早くても3月下旬です。北海道のマムシは気温が低くても晴れていれば出ることはありますが、さすがに今の時期は無理です。

イヌもネコもマムシに咬まれて死ぬことはまれですが、かなり腫れますし、時には重症化することもあります。いずれにしても川や池などの近辺の草むらにはできるだけ入らないようにしてください。毎年多くのイヌがマムシに咬まれます。ネコは勝手に散歩に行きますので、何に咬まれたかなかなか断定できませんが、意外にネコも咬まれているのかもしれません。

By A.S.
今年初めての咬傷
今年初めて病院から問い合わせがありました。もちろんこの時期に咬まれるのはペットによるものですが、学校で飼育しているボールニシキヘビに咬まれたというものでした。傷は大きくないということでした。
少し大きなニシキヘビだと裂傷になることがありますが、そうでなければ消毒のみで大丈夫です。今までヘビに咬まれて感染した報告は見あたりません。
ペットのヘビではがつがつしていて、いつもエサをほしがるヘビがいます。エサのにおいがすると、目があまりよくないので間違えて動くものに噛みついてくることがよくありますので、エサを与えるときには気を付けてください。

無毒ヘビだけでなく、毒蛇でもマムシやコブラ、いくつかのガラガラヘビではケージの前を横切っただけでもエサをもらえると思って、網越しに噛みついてくることがあります。大型のニシキヘビでもそのような個体がいますので、エサを与えるときにはなれているヘビほど注意が必要です。

A.S.
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