蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
またまたマムシ咬傷
 5月9日のブログでマムシ咬傷のことを書きましたが、その後も庭にいたマムシに手を出して咬まれた小学生、先日も夜中の2時ころに電話があり、夜10時ころに玄関先で咬まれたということで病院から問い合わせがありました。当直の先生で、マムシの患者を診たことがなく、抗毒素も置いていないということでした。このようなことは珍しいことではないと思います。もちろん軽症では抗毒素は必要ないのですが、どの程度まで進行するかはすぐには判断できませんので、できれば救急車を呼んで、抗毒素が置いてあるところを探してもらった方がよいかもしれません。
 
 7,8月、西日本では9月も咬まれる人が多くなりますので、郊外では特に注意してください。外で何かに咬まれて腫れが広がってきた場合には、第1にマムシを疑った方がよいかもしれません。
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マムシ咬傷
6日の夜に病院からマムシ咬傷の連絡がありました。夜10時半頃に足をマムシに咬まれたようだとのこと。1時間後に電話があり、腫れはあまりないが、痛みはあるとのこと。暗かったがヘビが逃げていくのが見えたということでした。牙痕は1つなので、あまり多く毒は入っていないと思われますが、1時間しか経っていないため、どこまで広がるかまだわからないので、入院となりました。

夏はしばしば夕方から夜にかけて咬まれますが、今の時期に夜の咬傷は珍しいです。今回もそうですが、意外に女性が足を咬まれます。サンダルや靴でも覆われている部分が少ないので、咬まれた時に毒が入ります。農作業ではあまりサンダルを履いていないので、手の受傷が多いのですが、一般の人が夜に駐車場や庭、道を歩いていて咬まれます。郊外ではどこにでもいると思っておいてください。山菜やキノコ採りの時には手を出す前に棒などでマムシがいないのを確認してください。ミョウガの畑には落ち葉がかぶせてあり、マムシがいても全くわかりません。ホタルがいるところには必ずマムシがいますので、サンダルなどで見に行かないように、また、足下を明るくして注意してください。
昨年も3才の女の子が敷地内で咬まれ、2カ所の病院で診療拒否され、3カ所目の病院で診てもらえました。まだまだ問題が多いのが現実です。

By A.S.

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今年最初のマムシ対策研修講座
4月22日に今年最初の「マムシ対策研修講座」がありました。わざわざ北海道から参加された方がおられました。とても感謝です。また、看護師方も参加されたいました。また、埼玉から来られた方はマムシやヤマカガシにしばしば出会うということでした。
今年はまだ毒蛇咬傷の連絡はありませんが、先日倉庫内で咬まれたというのが問い合わせでありました。症状などは全くなく、アオダイショウの子ヘビのようでした。最近はかなり暖かくなって、センター内でアシナガバチだけでなくオオスズメバチも見られるようになり、1匹捕獲しましたので、展示する予定です。
これからはヘビやハチだけでなく、ケムシやムカデ、セアカゴケグモなども出てきますので、注意してください。
また、マムシ対策研修講座にも是非ご参加ください。お待ちしております。
ちなみに現在ボタンザクラが満開です。23日の日曜日は見頃です。

さくら

By A.S.


この時期にマムシ咬傷
午後、一般の方からヘビに咬まれたといことで電話がありました。東京多摩川の土手で道に出てきた小さなヘビをやさしく追い払おうとして咬まれたということでした。ヘビは小さかったようですが指が腫れているので明らかにマムシです。この時期に野生のマムシ咬まれたという連絡は初めてだと思います。確かに今日は暖かかったので、日光浴に出て来ていたのでしょう。

群馬では咬まれるのは遅くても10月初めくらいまでです。今年は群馬で10月後半に河川敷でイヌの散歩中に人が咬まれる事故があり、珍しいと思っていましたが、11月中旬というのは予想外でした。もちろん西日本でもマムシが出ていることはあると思いますが、今の時期はあまり出会うようなところへ行きませんし、サンダルで草むらに入ることもおそらくないので、咬まれる心配はほとんどないと思います。

いずれにしても川や池の近くにはマムシだけでなくヤマカガシもいますので、もうしばらくは気をつけてください。今回咬まれた方は優しさからヘビに手を近づけてしまったのですが、それはヘビにはわかりませんし、これがある程度大きなマムシだったら命に関わることもありますので、小さくてかわいいヘビであろうと種類のわからないヘビには絶対に手を出さないようにしてください。
1月にマムシ咬症?
先日、マムシ咬症の問い合わせがありました。人ではなく、ネコが咬まれたということでした。本当かなと思ったのですが、鼻先を咬まれて獣医さんに行ったらしく、腫れもあり、実際にマムシも見たということでした。テレビでもよく暖冬だといっていますし、朝は冷えても昼間は春の陽気の日がよくあります。センター内の梅も咲き始め、屋外飼育場のタンビマムシが日光浴に出ていることがあります。

1月3日にも正月からアオダイショウが出ているという連絡もありました。今まで1月に野生のヘビを見た、さらにマムシに咬まれたという連絡は初めてです。もちろん夜は気温が低いので、外にいれば死んでしまいます。本来、一旦冬眠に入れば出てこないのですが、時々暖かい日があったので、完全に冬眠するような深い場所に潜らなかったため、外の影響を受けて出てきているようです。

これからは寒くなるようですが、暖かい日には日の当たる斜面で日光浴をしているマムシもいるかもしれませんので、イヌなどの散歩の時にはちょっと注意してください。

By A.S.
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