蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
取材攻勢
先月のヤマカガシによる事故の後、なぜか警察から発表があり、その後ご存知のような大騒ぎとなりました。
当然のように当研究所へのマスコミからヤマカガシやその毒、危険性などについての問い合わせや取材が相次ぎました。
日曜日で、イベントなどがあり忙しいため、夕方にテレビ局2局が取材に来ることになり、15:30からの採毒実演の担当のため、
16:30以降に再度電話をかけてもらうように事務に頼み、採毒実演から戻ってくると電話が鳴り続けました。
午後7時ころににテレビ局の取材が終わり、さらに電話での取材を受け、対応が終わったのが9時ころでした。
当然、翌日も朝から電話が鳴り続け、テレビ局2局取材を含め、1日中取材で終わりました。減ったとはいえ、1日も2日も かなりの問い合わせがありました。その合間にも病院からのマムシ咬症の問い合わせやヘビの判別依頼のメールへの返信、アメリカでペットのボアコンストリクターに襲われた事故の件での撮影(こちらは他の研究員が担当)などがありました。

この忙しさは、東京で無許可で飼育していたペットのグリーンマンバに咬まれた事件で、毒蛇51匹の押収に立ち会い、当研究所に持ってきた時以上でした。
明日3日は当センターのイベント、ふれあい体験(1泊)やガイドツアーがあり、研修生も1人くるためそれだけで忙しいのですが、どうしてもということで、昼食時間に15分間の電話取材と番組作製のための1時間のテレビ取材だけ受けました。それで終わればよいのですが。

By A.S.
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求められるタフさ
   私は、野外で動物を探し観察することが好きなため、外に出る機会の多い人間です。雨の日も外にでることもありますし、足場の悪いぬかるみや、水の中で動くこともあります。ヘビの観察であれば、長袖・長ズボンに長靴を準備していれば、多くの場所で何とかなりますので、わりと安上がりな軽装備で良いのですが、両棲類・鳥類・魚類や虫まで見たいとなると身の回りの道具いろいろと増えます。
   日ごろの服装といえば、靴は防水のトレッキングシューズ、ズボンは速乾性撥水加工のもの、シャツ・パーカーは速乾性と、快適に動くことができるものを愛用しています。フィールドワークで使う、長靴やレインウエアはもちろん水を通さない丈夫なものですが、双眼鏡・一眼レフカメラとレンズは防滴加工のもの、スマホ・デジカメ・USBメモリは防水防塵耐衝撃のものです(写真)。タフな物が多いのです。

   最近、こんな道具に助けられることがありました。あまりに忙しく、疲れていたため、USBメモリをズボンのポケットに入れたまま、洗濯してしまったのです。防水の物でしたが、洗剤の使用は想定されていません。USBには約20時間分の作業データが入っていたため焦りました。気が付いたのは、洗濯も終わり干してしまった後です…。やってしまった…。しかしデータを確認してみると、見事に無事でした。フィールドワーク以外でもタフな道具は役に立ちます。

by たかちほ男爵
何と読む?
  先日、群馬県多野郡神流町にある恐竜センターに行ってきました。山奥にある施設なのですが、展示もよく、周りの環境もよさそうなので、すっかり気に入ってしましました。町のキャラクター、ザウルスくんも可愛らしい。恐竜の話を書いてもいいのですが、実はちょっと面白いものを発見したので、見てもらいたいと思います。

mannbanosato.jpg




 
  途中立ち寄った道の駅なのですが、「万葉の里」というところでした。てっきり、「まんようのさと」と読むとばかり思っていたのですが、「まんば(Manba)の里」が正解でした。ヘビ好きしか反応しない、ちょっとしたネタでした。
ちなみにヘビのマンバは、Mamba です。

by たかちほ男爵
モロヘイヤを利用する動物
  だんだん涼しくなってきましたね。イグアナのエサのために育てていたモロヘイヤも、そろそろ終わりの時期が近づいてきました。8月ごろから黄色い花が咲き、最近は、種子もでき始めています。
もろしゅし まめこがねもろ







  このモロヘイヤ、とても丈夫に育ってくれましたが、虫食いにも遭いました。いつの間にか葉に穴が開いているなと、よく観察してみると、綺麗なコガネムシがついていました。「マメコガネ」という種ですが、さまざまな種の葉を食べるようで、農業をされている方にとっては害虫として扱われています。マメコガネは、もともと日本に棲んでいる種ですので、日本では在来種ですが、北アメリカでは外来種として分布しています。

  マメコガネの他にも、モロヘイヤ畑で暮らしている動物はたくさんいますが、中でもアマガエルはよく見つかります。モロヘイヤの葉にピタッとはりついて休んでいます。太陽の向きによってモロヘイヤも葉の向きが変わりますが、それでもじっとしているアマガエルは可愛らしいものです。それからこの糞のようなもの。よく観察してみるとゾウムシでした。しっかり調べていませんが、オジロアシナガゾウムシかな?と思います。虫に詳しい方、よかったら種類を教えてください。

あまもろ ぞうむし





by たかちほ男爵
貼りついた落ち葉の正体は?
 先日、研究所の中に入ろうと、ふと看板を見ると落ち葉のようなものが貼りついていました。もうこの写真で正体を見破った方は、なかなかの虫好きなのかもしれません。
ヤママユ





  この落ち葉のようなものは、大きな蛾です。ヤママユという種類です。大きな蛾は気持ち悪がられることもおおいですが、わりとかわいい顔をしています。体も柔らかそうな毛でもふもふです。幼虫も大きく、見つけると少しびっくりします。アゲハの幼虫などとは比べ物にならない大きさです。この子たちが、そのへんの木で暮らしているわけですが、幼虫もまた葉っぱ(緑色の葉)に紛れているので見つけることが難しいです。
幼虫も成虫も葉によく似た蛾の紹介でした。

ヤママユ2 ヤママユ3






by たかちほ男爵
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