蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
求められるタフさ
   私は、野外で動物を探し観察することが好きなため、外に出る機会の多い人間です。雨の日も外にでることもありますし、足場の悪いぬかるみや、水の中で動くこともあります。ヘビの観察であれば、長袖・長ズボンに長靴を準備していれば、多くの場所で何とかなりますので、わりと安上がりな軽装備で良いのですが、両棲類・鳥類・魚類や虫まで見たいとなると身の回りの道具いろいろと増えます。
   日ごろの服装といえば、靴は防水のトレッキングシューズ、ズボンは速乾性撥水加工のもの、シャツ・パーカーは速乾性と、快適に動くことができるものを愛用しています。フィールドワークで使う、長靴やレインウエアはもちろん水を通さない丈夫なものですが、双眼鏡・一眼レフカメラとレンズは防滴加工のもの、スマホ・デジカメ・USBメモリは防水防塵耐衝撃のものです(写真)。タフな物が多いのです。

   最近、こんな道具に助けられることがありました。あまりに忙しく、疲れていたため、USBメモリをズボンのポケットに入れたまま、洗濯してしまったのです。防水の物でしたが、洗剤の使用は想定されていません。USBには約20時間分の作業データが入っていたため焦りました。気が付いたのは、洗濯も終わり干してしまった後です…。やってしまった…。しかしデータを確認してみると、見事に無事でした。フィールドワーク以外でもタフな道具は役に立ちます。

by たかちほ男爵
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何と読む?
  先日、群馬県多野郡神流町にある恐竜センターに行ってきました。山奥にある施設なのですが、展示もよく、周りの環境もよさそうなので、すっかり気に入ってしましました。町のキャラクター、ザウルスくんも可愛らしい。恐竜の話を書いてもいいのですが、実はちょっと面白いものを発見したので、見てもらいたいと思います。

mannbanosato.jpg




 
  途中立ち寄った道の駅なのですが、「万葉の里」というところでした。てっきり、「まんようのさと」と読むとばかり思っていたのですが、「まんば(Manba)の里」が正解でした。ヘビ好きしか反応しない、ちょっとしたネタでした。
ちなみにヘビのマンバは、Mamba です。

by たかちほ男爵
モロヘイヤを利用する動物
  だんだん涼しくなってきましたね。イグアナのエサのために育てていたモロヘイヤも、そろそろ終わりの時期が近づいてきました。8月ごろから黄色い花が咲き、最近は、種子もでき始めています。
もろしゅし まめこがねもろ







  このモロヘイヤ、とても丈夫に育ってくれましたが、虫食いにも遭いました。いつの間にか葉に穴が開いているなと、よく観察してみると、綺麗なコガネムシがついていました。「マメコガネ」という種ですが、さまざまな種の葉を食べるようで、農業をされている方にとっては害虫として扱われています。マメコガネは、もともと日本に棲んでいる種ですので、日本では在来種ですが、北アメリカでは外来種として分布しています。

  マメコガネの他にも、モロヘイヤ畑で暮らしている動物はたくさんいますが、中でもアマガエルはよく見つかります。モロヘイヤの葉にピタッとはりついて休んでいます。太陽の向きによってモロヘイヤも葉の向きが変わりますが、それでもじっとしているアマガエルは可愛らしいものです。それからこの糞のようなもの。よく観察してみるとゾウムシでした。しっかり調べていませんが、オジロアシナガゾウムシかな?と思います。虫に詳しい方、よかったら種類を教えてください。

あまもろ ぞうむし





by たかちほ男爵
貼りついた落ち葉の正体は?
 先日、研究所の中に入ろうと、ふと看板を見ると落ち葉のようなものが貼りついていました。もうこの写真で正体を見破った方は、なかなかの虫好きなのかもしれません。
ヤママユ





  この落ち葉のようなものは、大きな蛾です。ヤママユという種類です。大きな蛾は気持ち悪がられることもおおいですが、わりとかわいい顔をしています。体も柔らかそうな毛でもふもふです。幼虫も大きく、見つけると少しびっくりします。アゲハの幼虫などとは比べ物にならない大きさです。この子たちが、そのへんの木で暮らしているわけですが、幼虫もまた葉っぱ(緑色の葉)に紛れているので見つけることが難しいです。
幼虫も成虫も葉によく似た蛾の紹介でした。

ヤママユ2 ヤママユ3






by たかちほ男爵
モロヘイヤ畑のその後
 モロヘイヤ畑を始めて2か月以上がすぎました。どんどん大きくなり、現在スネークセンターにいるイグアナ4頭では食べきれないほどの量が育っています。毎日100枚以上、大きめの葉をつんでいますが、まったく無くなる気配がありません。
 私も、初めてのことだったのでわからなかったのですが、モロヘイヤはかなり大きくなる植物なのですね。大きいものでは150㎝ほどの高さに育っています。1つ1つの苗の間隔が狭かったようで、日が入りにくくなってしまいました。間引きをするともっと大きくなったのかもしれません。

もろ

7月に撮影したもの(上)と9月に撮影したもの(下)です。もう何が何だかわからなくなっていますが、高く育っているのがモロヘイヤです。




 これから秋になり冬になってしまうと、モロヘイヤは枯れてしまうようです。今のうちにたくさん摘んで、余った分は冷凍しておきます。冬には、寒さに強い葉っぱ(小松菜など)を育てるつもりなので、また新しい畑を作りたいと思います。スコップはつらいので、そろそろ、鍬がほしい。


by たかちほ男爵
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