蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
サシバ現る
8月はずいぶんと雨が続きますね。たまに晴れ間があると、少し嬉しいことが起きたりもします。

少し前の話になりますが、台風の翌日にやっと晴れた日の事です。朝、スネークセンターに着いてみると、低い位置をサシバが帆翔していました。園内では初記録です。よく上空をみてみると、さらに6羽の猛禽類がいました。ほとんどサシバに見えましたが、全ては同定できませんでした。サシバの鷹柱というには少ないのかもしれませんが、まさか園内から観られるとは思っていませんでした。渡りにはまだ少し早いでしょうか。また会えることに期待です。雨が続いた後の晴れ間は猛禽類がおもしろい。

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左の写真が、今回撮影した上空のサシバ(黒や白の点がサシバです)。右の写真は、冬に沖縄で撮影したものです。サシバは秋になると南の方に渡っていきます。スネークセンター近くではなかなかお目にかかれない鳥ですが、冬の沖縄ではそのへんの電柱に普通にとまっている鳥なんです(笑) 

サシバはヘビを食べることでも知られている鳥です。まさか、園内のヘビの様子を見に来たわけじゃないよね?サシバさん(笑)

by たかちほ男爵
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桜とカエル
  桜が散り始め、園内は歩道も池もいたるところがピンク色に染まっています。すごくきれいなのですが、清掃員のSさんは、仕事が大変そうです。
 カメの池も一面花びらだらけです。水面が桜で覆われているので、カメが顔を出しても気が付いてくれる人はほとんどいません。ヘビの野外放飼場の中も桜の花びらで覆われています。ふと水入れの近くを見てみると、アズマヒキガエルがいました。秋に紹介した子とは別個体です。小さめですが、体つきや顔つきをみるとオスだと思います。繁殖期らしい顔つきをしています。おそらく、このへんの繁殖はすでに終わっている頃かと思います。今年も見逃してしまいました…。学生の頃は、毎年見に行っていたのに。悔しいので、西の方にナガレヒキガエルの繁殖でも観察しにいきたいところですが、その時期はスネークセンターも忙しい時期なので休めません。こうなると、南へオオヒキガエルやミヤコヒキガエルかな。遠征のことばかり考えてしまいます。

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by たかちほ男爵


アメリカアリゲータのガラス掃除
温室ケージガラスの内側からの掃除、ほぼ終了に近く、最大の難関、アメリカアリゲーターを残すのみとなっていた訳ですが、
ようやくコンプリートです。
でも、どうやって?
飼育の担当から、餌を与えると大人しくなる、と言われていたので、とりあえず給餌。
計画では、陸上で給餌し、そこから板の盾で囲い込み隔離をしつつ一気に作業を進めよう、
とのことでしたが、やはり相手は生物。
思うように進みません。
陸上で給餌を試みたのですが、うまく餌を口にくわえることが出来ず、
いじけて水の中へ。。。
でも餌が欲しそうなので、陸に残った餌を給餌。
すると普通に食べてくれる。。。が、陸上で隔離の計画は、ここで断念。
ではどうするか・・・?
水入れの水を抜き、板で池を半分をしきり、そこでワニのいない方からガラスを掃除。
終わったら、ワニを移動して、残り半分を掃除、の手順で何とか終了。
掃除をしてしまえば、思っていた以上にスムーズでした。

by のら
畑の野菜を食べたのは?
ブログにも何度か、畑の話を書いていますが、今は、葉物野菜の時期です。その辺の土手で引っこ抜いてきたブロッコリーなのか、大根なのか、小松菜なのかよくわからない植物を園内のいくつかの畑に植え、育てています。そんな畑の野菜が何者かに食べられてしまいました。
hiyo2.jpg この犯人は、すぐに見つかりました。現場をおさえてしまったのです。ある日、採毒室で動物の世話をしていると、1羽の鳥が、ガラスの窓越しにこちらを覗き込んでいました。何をしているのかと思い、確認のため、そっと外の様子を伺うと、ツンツンと畑の野菜をついばんでいたのです。この鳥は、ヒヨドリ。この辺りでは、1年中観察できる野鳥です。畑のものを食べるのは、この時期だけ。やはり、冬は食べ物が少ないのでしょう。
hiyo.jpg 面白いのは、わざわざ人の様子を伺うため、室内を覗き込みに来たこと。確認後に食べていたのだと思います。鳥は賢いですね。鳥の研究者が、学習や行動の研究したくなる気持ちが少しわかりました。

by たかちほ男爵
池と野鳥
  最近、野外放飼場内の池の整備をしています。池の底に泥が堆積し、水が干上がってしまったため、泥をかき出す作業を行っています。その成果なのかわかりませんが、園内で、あまり出会うことのない鳥が観察されました。
 まずは、トラツグミ。珍しい鳥というわけではありませんが、園内では初記録となりました。この鳥は、ガシガシと足踏みをする習性があります(エサを探すためだったと思います)。久しぶりのこの音・リズムを耳にし、探してみると池のそばにいました。ツグミより大きいので、見ごたえがあり、発見すると少しうれしくなります。
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トラツグミ
目立ちにくい見た目ですが、足音で居場所はすぐにわかります。


 ミソサザイもやってきました。このあたりで観察できる野鳥の中では、最も小型の鳥となります。一般的には、沢の近くなどでよく見られる鳥ですが、丘陵地にあるスネークセンターにも、訪れてくれたようです。池のまわりや岩の隙間などをうろうろしながら、1日だけ滞在していました。
 他に、よく見かける鳥は、ツグミ・シロハラ・ヒヨドリ・コゲラ・アカゲラ・アオゲラ・エナガ・シジュウカラなどなど。コンディションのよい日に空を見上げれば、何かしらの猛禽は見つかります。先月は、ウソも来ていました。ちょっとした自然公園で見られるような野鳥は園内で観察できるみたいです。

by たかちほ男爵
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