蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
ハナナガコブラの給餌
どうも、新しく来たヘビに餌を与えるのは緊張するものです。
特に、毒蛇ともなると。。。
今日は、そんな緊張感を与えるヘビに餌を与える日でした。
そのヘビは、タイトル通り、ハナナガコブラです。
このコブラについて自分なりに分かっていることは、
毒があり、落ち着きがない。さらには、動きも速い。。。
くらいなもので、給餌についてのデータは一切無し。
それで、いざこの子に給餌すると、、、
すんなり食べてくれました。
初めて餌を与えるヘビがここまですんなり食べてくれると、
それはそれはうれしいものです。
この子、リンカルスの次にお気に入りです。

そうそう、昨日、シナロアミルクヘビをゲットしました。
これも、機会があれば展示したいと思っております。

by のら@ミルクヘビマニア
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ヘビのトリビア.3
タイワンコブラの神経毒は人には効かない

神経毒は大きく2つに分けられます。運動神経が筋肉に接合するところで、神経の側に付くのと、筋肉の側に付くものです。筋肉の側に付くタイプは、さらに2つに分けられます。アミノ酸の数が多いタイプ(70代)と少ないタイプ(60代)です。
前者は長鎖神経毒といい、タイコブラやアマガサヘビに見られ、非常に強力で人にもよく効きます。後者は短鎖神経毒といい、私の大学の先輩である石川裕二さんが、ウミヘビの毒を使って、人とチンパンジーには効かないことを発見しました。マウスなど他の動物にはよく効きます。ウミヘビ類の他、タイワンコブラやアフリカのドクフキコブラなどの神経毒もこのタイプです。
効かない原因は、その後ヒトとチンパンジーのアセチルコリン受容体のアミノ酸配列が他の動物と違うためであることが明らかにされています。
ではこれらのヘビにかまれても大丈夫かというと、そうはいきません。ヘビの毒にはたくさんの毒成分が含まれており、神経毒以外の毒成分のためにひどい目に遭うことになります。

by ちみ
マムシ出没
 山間地などに行くと、マムシがよく出没するとの情報を地元の人から聞くことがあります。つい先日も、子供達がよく利用するキャンプ地にマムシがよく出るとの話を聞きました。キャンプ地等は、人がよく行くうえに、草刈りなどが行われていて、マムシが発見しやすい可能性があります。草がボウボウでは、どんなにマムシが多くても、発見はしにくくなります。草刈りをするとマムシが増えるのではなく、発見が容易になるということなので、なるべく草刈りは行う方が良いです。

by 地底怪獣バラゴン
めずらしいドクフキコブラ
 現在センターにはタイワンコブラが4匹いますが、ここでふ化した個体で10年以上飼育しています。そのうち3匹はヘビ庫で飼育していますが、そのうちの1匹が毒を飛ばします。
 他のドクフキコブラほどきちんと毒を飛ばすわけではありませんが、タイワンコブラの中には毒を吹く個体もいます。昔はタイワンコブラは毒を飛ばさないと思っていました。

 以前コブラ毒に対しては非常に敏感だということを書きましたが、ある時ヘビ庫で作業していると、突然腕がかゆくなり、ぶつぶつと小さな虫さされのような腫れができました。ダニにでも刺されたのかと思いましたが、ヘビ庫で作業していると時々同じ症状が出ました。ダニにしてはちょっと変だし、いったい何かと思っていました。
 ある時アルミケージの中で興奮したコブラがフッと音を立てて網越しに攻撃してきました。その時何か液が飛び、それが皮膚に付いたところに同じ症状を起こしました。それでようやく犯人がタイワンコブラだとわかりました。
 タイワンコブラはすぐに興奮するヘビで、ケージの前を通っただけで網越しに攻撃してきます。それまでケージの前を通ったときに毒を吹かれていたわけです。それ以来タイワンコブラのケージには布をかぶせています。それと他のコブラよりもよく興奮するヘビなので、網越しでも攻撃してきまが、そのため鼻先を網にぶつけたりして傷ついてしまいます。時には鼻先がつぶれることもあります。
 このようにちょっとおばかなヘビなので、ヘビを守るためにも布をかぶせています。今も鼻先に傷のあとがあり、脱皮の時に鼻先がきれいに脱げないことがあります。

くれぐれもタイワンコブラに毒を吹かれないよう気をつけましょう。

By A.S.
お忍び水族館見学
昨日、久々に東京に行く機会がありました。
そこで、久々に某水族館に足を運び、刺激をもらってきました。
刺激と言っても「この動物、ウチにも入れたいなぁ・・・」ではなく、
「こんな事がスネークセンターでもできたらなぁ・・・」とか
「この展示方法なら、すぐ実現出来るのでは?」とか
こっちの方です。
また昨日は珍しく、いつもの一人旅とは違って、
同伴者がいたため、自分以外の視点からの意見も
貰うことができた様に思います。
以前の自分と違って、普通に、動物などを見るのではなく、
展示技術を見るようになってしまいました。。。

by のら
コブラの毒成分
コブラの毒成分にはいろいろありますが、「コブラにしかない」というのは何だろうと考えてみました。
コブラを広く解釈して、コブラ科とすると、たぶん後シナプス型の神経毒でしょう。コブラ科に広く分布していて、コブラといえば神経毒というくらい、代表的なものです。でも、これではあまりにあたりまえで、今ひとつ面白くありません。
では、コブラを狭く解釈して、頭を上げ首を広げる、例のポーズをとるものに限定するとどうでしょう。いやあ、あるんですねこれが。コブラ属(Naja)とリンカルス属(Hemachatus)だけに見つかっているのが、Cytotoxin(細胞毒とでも訳しますか)のグループです。心臓毒(カルジオトキシン)もここに含まれます。構造的には、上にあげた神経毒によく似ていますが、神経毒性はなく、さまざまな毒作用を示します。しかし、実際にどのようなメカニズムで働くのか、まだよく分かっていない、未知の部分の多いグループです。
このあたりも、コブラの魅力の1つではないかと思います。

by ちみ
一足早くムカデはふ化
 以前書きましたムカデが抱いていた卵が数日前にふ化しました。幼虫は卵とほとんど同じきれいなクリーム色をしています。しかも卵を抱いているときと同じような団子状態なので、よく見ないとわからないのですが、黒い点が見えたので、よく見ると卵ではなくムカデの赤ちゃんでした。
 卵の殻は親が食べるのか、全く見あたりません。1回脱皮するまでは親が抱いていますが、脱皮すると茶色っぽくなり親から離れていきます。
 今はまだきれいな色をしていてムカデという感じはなく、子ヘビ同様少しかわいい感じもします。もちろん子ムカデは飼育できなので、放してやります。でも大きくなれるのはこのうち1,2匹くらいなのでしょうか。自然の中で生きていくのはとても大変なことだよと、少し親心をもってしまいます。

By A.S.
もぐもぐリンカルス
さてさて、前回の私の日記で死んだふりをするコブラ
「リンカルス」について書きましたが、
この子がまた飼いやすいんですよ、これが。
先日のヘビのお食事タイムの中で、リンカルスに餌を与えたのですが、
とにかくがっついています。
個人的イメージだと

エサを目の前に持っていく
 ↓
こちらの存在に気付き、人に向かって毒を吹く
 ↓
どうしても効果がないので、死んだふり
 ↓
結局エサを食べない

と、こんな感じだったのですが、
これがまた良い意味で裏切られました。

エサを目の前に持っていく
 ↓
即食べる
 ↓
「もっとくれ」という顔してくる

と、毒を吹かなかったり、そもそも毒がなければ、
こんなに飼いやすいヘビはいないんじゃないの?というくらい、
飼いやすいことに気付きました。
最近の一番のお気に入りです。

by のら
一時移動
 ケズメリクガメは、単独で野外放飼場にいます。ところが、カメのあまりの食欲のため、放飼場内の植物が不足してきました。気温が高くなり、植物の生長がよくなったので、餌不足は心配ないと思っていたのでしたが、植物の芽が出るそばから、カメが食べてしまいます。この2週間ほどは、1個100円もするキャベツを、3日おきに買って与えていたのですが、それでも間に合いません。仕方がないので、カメを一時、シマヘビ放飼場に移動しました。カメがシマヘビ放飼場に居る間に、カメ放飼場の草が生長するはずです。シマヘビ放飼場に移動してから、3日目ですが、すごい勢いで草を食べています。シマヘビ放飼場は、エンジン付き草刈り器で草を刈っているのですが、カメの草刈り効果もなかなかです。ヘビとカメは全くけんかすることなく、大きなカメが近づいてくると、ヘビは退散するだけです。

by 地底海獣バラゴン
ブータンのコブラ
コブラの切手を展示するために整理していて、ブータン発行の野生動物切手のコブラが、インドコブラかタイコブラか、ちょっと迷ってしまいました。
切手にはインドコブラと表示されているのですが、ブータンに接するインドの東部(アッサム地方)はタイコブラだったはず。そこで、Wuster & Thorpeの論文を見ると、タイコブラらしい。しかし、最近ブータンの爬虫類・両生類を調査した論文では、「不明」。採集できなかったようです。やっぱり実物を捕まえて調べるよりないのですね。すっかりブータンへ行きたくなってしまいました。とりあえずは、タイコブラにしておきます。

by ちみ
ドクフキコブラの飼育は手がかかります
 今回何種類ものコブラがやってきましたが、今まで飼育していたタイコブラ、タイワンコブラは飼育しやすいヘビですし、インドアマガサヘビ、タイワンアマガサヘビはマウスを食べてくれる個体であれば、これもまた飼育しやすいヘビです。

 今回やってきたエジプトコブラやハナナガコブラ、シンリンコブラは早くもエサを食べてくれましたので、飼育しやすそうです。ドクフキコブラ3種、モザンビークドクフキコブラ、リンカルス、ヌビアドクフキコブラもエサは食べてくれましたが、やはりドクフキには気を遣います。

 展示ケージで飼育しているヘビ以外はアルミケージで飼育していますが、ドクフキコブラにはいつも布をかぶせておきます。ケージの中をチェックするときは、アクリルの面をつけて布の端をそっとめくって、目が合うと毒を吹かれますので、ヘビのいない側からのぞきます。水入れがよごれていれば、ヘビから見えない位置でフタを半分開け、容器を長いはさみで挟んで出します。ケージがよごれていれば新しいケージ入れ替えなければなりませんが、この時もヘビから見えない位置で、フックで引っかけて毒を吹く体勢をつくらせないようにすばやく入れ替えます。そしてすばやく布をかぶせます。

 かなり以前にモザンビークドクフキコブラは展示していましたし、タイドクフキコブラからは採毒もしていました。もちろん採毒の時には毒を吹かないようにアルミケージのフタを少し開け、すばやく長い鉗子で頭をはさんで、手で頭を持ちます。ただ、ドクフキコブラは、タイコブラなどより敏捷で、タイコブラでは後ろに攻撃してこないので、直接手で頭をゆっくり押さえることができますが、タイドクフコブラは突然振り返って攻撃できます。

 もう1つドクフキコブラの飼育が大変な理由は、特に私の場合ですが、入所した頃に乾燥した毒を計量していた人が、かなり毒をこぼしていて、それを何度も吸ってしまい感作されてしまい、いわゆるアレルギーを起こすようにようになってしまいました。特にコブラ毒には非常に敏感で、近くで毒を吹くと鼻水が止まらなくなります。皮膚につくと付いたところが腫れてきて、ものすごくかゆくなり、とても仕事ができる状態ではなくなります。そのためドクフキコブラの飼育には人一倍気を遣うわけです。
 というわけで、私は日曜日の毒吹きのイベントには参加できませんので、ご了承ください。

 でも、これから7匹もドクフキの世話をしなければいけないので、ちょっとブルーです。

By A.S.
吹く、吹く!
17日より新着のコブラたちを一気に展示公開してますが、
コブラと言ってもふつうにしているときには
特に何の変哲もないヘビばかりです。フードを広げたりすると
「おおっ、コブラだ!」とわかるような感じです。
お客さんが見ているときにはどんな反応をしているのかな?、
少しはコブラっぽいところを見せてくれているかな?、などと思い、
午前中に毒蛇温室を見回ってみました。
そしたら、エジプトコブラはフードを広げて威嚇するわ、
ヌビア、モザンビーク各ドクフキコブラはペッぺッ毒を吹くわで
これは展示効果はなかなか、と感じました。
でも常にそんな行動をするとは限らないだろうし、しょっちゅうじゃ
ヘビも大変だろうし・・・。
時にはコブラっぽいところをお見せできないかもしれませんが、
珍しいヘビもいっぱいいますのでぜひ見にいらしてください。
でもふつうにしているとほんとにフツーなんだよなー。

by じつ



コブラ祭り
コブラ祭りがスタートしました。
意外にお客さんが多くて、幸先の良いスタートになっています。

今回初めての試みは、「毒吹き体験会」。ドクフキコブラの毒吹きを体験してもらおうというもので、ガラス越しではありますが、自分の顔に向かってくる毒液は、けっこうスリリングだったのか、満足されたお客さんが多かったようです。

使ったヘビは、リンカルスとモザンビークで、それぞれの吹き方の違いを見てもらいました。やる前は、いろいろとシナリオを考えていたのですが、いざとなるとなかなか計算通りには進まず、かなり成り行き任せになりました。

By ちみ
ヘビは朝
 スネークセンターの野外放飼場では、たくさんのシマヘビを飼育しています。シマヘビがよく活動するのは、ヘビの体温が30℃位の時です。梅雨が明けてしまうと。日中の炎天下では、体温を低く抑えることはできません。ですから、そのような時には、ヘビは、地中の涼しい場所に潜ってしまいます。逆に朝は、体温を上げるために、ヘビは地表で日光浴をします。梅雨が明けて天気のよい日には、開園(9時)直後がシマヘビの観察に適した時間帯です。

by 地底怪獣バラゴン
あらららららら・・・・・
先程、コブラ祭りに併せて、
リンカルスドクフキコブラ、ヌビアドクフキコブラ、
タイワンアマガサヘビの3種を
第1(毒蛇)温室に展示してきました。
公開は明日からになるのですが、
このなかのリンカルスドクフキコブラが、、、
展示ケージに入れた瞬間、
時代劇の中に出てくる斬られ役の方が
「ぐうぅ~~わあぁ~~~・・・」
と言いながらスローモーションでやられていくような動きをさせて
ひっくり返り始めました。
これは、擬死行動(死んだふり)なのですが、
実は、これを目の前で見るのは初めて。
つついても、口を「ううぅげえぇ・・・」と言わんばかりに
やはりスローモーションで開けます。
何だか、この凝った死んだふりを見て、
この個体に異様な愛着が湧き始めてしまいました。

DSCN1832.jpg


by のら
ムカデの産卵
 以前、ヘビ以外の動物ということでムカデのことを書きましたが、今年捕獲したムカデが少し前に産卵しました。ここ数年は毎年1匹は捕獲していますので、毎年産卵が見られます。もちろん産んでいるところは見たことありませんが、気がついたら20個ほどの黄色い卵をしっかり抱いています。ふ化するまでは離れません。ふ化しても1回脱皮するまではやはり抱いています。今はエサを食べないかなと思ったのですが、ピンクマウスをやると跡形もなく食べてくれました。産卵してかなりお腹が空いていたのかもしれません。

 ヘビの方も現在人工ふ化しているのは、シマヘビとヤマカガシ、ハブです。ヤマカガシは8月に、他のは9月になると子ヘビが出てきます。また、今年入手した採毒用のマムシもほとんどが妊娠している雌で、9月にはそれぞれ5,6匹の子ヘビを産みますので、9月には大変忙しくなります。

 ヘビではムカデのように卵を抱くのはあまりいませんが、ビルマニキヘビは産卵後卵が全く見えないほどきちんと巻いて、時々筋肉をふるわせて体温を上げています。まさに鳥の抱卵と同じです。

 余談ですが、ヘビも未受精卵を産むことはありますが、ムカデも1年以上飼うと翌年は未受精卵を産みます。もちろんふ化しませんが、ふ化する頃になっても出てこないと、卵を全てきれいに食べてしまいます。自然界はうまくできているものだとつくづく感心します。

By A.S.

ヘビのトリビア その2
コブラ祭り ポルトガルでは ヘビ祭り

コブラというと、ふつうNaja属の毒蛇を指します。
しかし、本来はポルトガル語でヘビのことです。英語なら snake ですね。
むかし、ポルトガル人がインドに進出した頃、コブラを指して「Cobra-de-capelo」と呼びました。ズキンヘビとでも言う意味です。それがポルトガル人以外の英国人などにも使われるようになり、そのうち後の部分が省略されるようになって、Cobra だけ残ったというわけです。
だから、ブラジルのヘビなど、たとえばサンゴヘビは Cobra coralですし、Liophis miliarisは Cobra d'agua (ミズヘビ)、緑色のPhilodryas aestivus は Cobra verde (ミドリヘビ)、有名なムスラナは Cobra preta (クロヘビ)といった調子です。

by ちみ
食べてくれたぁ~
昨日、第1(毒蛇)温室に移したエジプトコブラに餌を与えました。
全く未知数な部分が多いこの子の給餌、
しかもイベントに組み込んでとなると、
全く食べる保証はありませんでした。
いざ餌を与えても、舌を頻繁に出し入れして臭いを嗅いでましたが、
結局、あまり集中できずに、次のイベントが始まるまでには、
食べていることが確認できませんでした。
しかし!!午後の採毒実演が全て終わり、
確認しに行ってみると、、、餌がなくなってる!?
ということは、、、食べたんですね、こいつ。
急に、この子が可愛く見えました。
何だか、一安心です。

by のら
温度差
活動中のシマヘビの平均体温と周囲の平均気温には、約4℃の差があります。シマヘビの次に、この差が大きいのはアオダイショウで、ヤマカガシ、ヒバカリと続きます。ヒバカリでは、この温度差は約2℃になります。ヒバカリはシマヘビに比べて、太陽光や、石からの輻射熱をあまり利用していないようです。実際に、ヒバカリは同じ地域に棲むヤマカガシに比べて、夕方遅い時間帯に活動的になります。同じ日本国内のヘビでも、好適な体温や活動時刻には、大きな差があるので、それらを一言で説明することはできません。

by 地底怪獣バラゴン
初ブラックマンバ
初めて見る生きたブラックマンバ。
印象は・・・「ずいぶん動きのあるヘビだな」でした。
‘ニシキヘビといっしょに写真をとろう’の担当でBマンバを
展示している建物にいましたが、その間ずっと動いていました。
天井へ向かって伸びていったり、ガラス面に近づいてきて黒い
口の中を見せたり…、とにかく落ち着きがないというか…。
でも、動きがあるということでお客さんにはうけがよかったですね。
「ほんとに生きてるの?」とよく聞かれるくらいヘビという動物は
じっとしていることが多いですから。
まあ来たばっかりというのもあったのでしょうけど、
これからも動きのあるところを見せてやってください。
疲れない程度にね!

by じつ

ドクフキコブラ
先日、ドクフキコブラの「毒吹き」の撮影をしました。
主にビデオで撮って、写真も少しだけとりました。相手がやっかいなので、4人での作業になりました。
使ったのはリンカルスドクフキコブラとモザンビークドクフキコブラの2種です。リンカルスが威嚇の姿勢から、頭部でアタックするような動作からしか毒を吹かないのに対して、モザンビークはあらゆる姿勢から毒を吹いてきます。
実は、この間のアフリカでの学会で、ドイツの研究者が、ドクフキコブラは本当に人の目を狙うのか、というテーマで、最新の研究結果を発表しました。結果はイエスで、動く人の顔に反応して毒を吹き、左右どちらかの目に入るような形で発射します。
今回の撮影でも、この研究を参考にさせてもらいました。映像の一部はHPでも見られますが、詳細は会場でビデオ放映の予定です。また、実際に毒を吹くところも、時間を決めて公開しようと思っています。

by ちみ
ブラックマンバの給餌
今週の月曜日、ブラックマンバが到着してからの初めての給餌をしました。
今現在、2匹のブラックマンバを同じケージ内で飼育してますが、
給餌作業も一苦労です。。。
「餌の奪い合いしちゃったら、どうしよう、、、」とか、
「残した時の回収はどうしよう、、、」とか。。。
心配事ばかりしてしまいます。
さらにヘビの中では最速の動きなので、給餌の際に逃げ出したら、咬まれたら、、、
なども考えてしまいます。
ひとまず、ドアのガラス窓から中を覗くと、、、
げげ!?ドア開けたらすぐ足元に1匹おるやんけ・・・
それでも与えなくてはいけない一心で、僅かな隙間から餌を投げ込むと・・・
追い掛けていって、物凄いスピードでアタックをしてます。
その隙に、もう1匹のマンバにフックで引っ掛けた餌を給餌。
何とか両方の個体がたべてくれました。
蛇研に務めてからこんなに緊張した給餌は、以前飼育していたタイパン以来です。
いや、むしろそれ以上かも。。。

by のら
日光浴
 爬虫類の日光浴には、体温を上昇させる目的もあります。活動中のシマヘビの体温は、ヘビのいる場所の気温よりも平均4℃ほど高いです。この差は、日光浴によって太陽光のエネルギーを得たり、温かい石などの上に乗って石から高い温度を得た結果です。中学の理科で、爬虫類の体温は気温と同じであるということを習った人は多いと思います。しかし、気温と同じというのは、限られた条件の実験室内のことであって、自然界の爬虫類の体温は、気温とずいぶん違うことが、しばしばです。

by 地底海獣バラゴン
グリーンマンバベビー
今回、2m以上のブラックマンバが来ましたが、グリーンマンバのベビーも6匹やってきました。まだ展示はしていません。個別にアルミケージに入れて様子を見ています。生まれたときから飼育されているためか、それとも自分で強いのを自覚しているせいか、ケージをのぞき込んでも動じる気配もなく悠然としています。

来てから4日経つので、ピンクマウスを与えてみました。すでに餌付けはされているとのことでしたが、顔の前にそっとPMをもっていくと全くあわてる気配もなく、6匹ともすぐに食べてくれました。ただ、エサをくわえる時の速さはマンバの片鱗を感じさせます。それとやはり口の中はブラックマンバと同じくお歯黒で(実際は口の中全体が黒い)、マンバの一員であることを実感させます。
エサを与えるのが楽しみではありますが、これが大きくなると、いったい6匹もどうすればよいのかという心配もあります。

ブラックマンバは大きくアルミケージでは飼育できないので、すでに温室に展示してあります。グリーンマンバはそれほど速くはないとはいっても、ハブや他のコブラの比ではありません。さらに毒も強いときています。
以前4mを越えるキングコブラも飼育していましたが、2mのブラックマンバよりははっきりいってずっと楽です。また、キングコブラは強さを感じる精悍な顔をしていますが、マンバの顔を見るとすごく切れるナイフのような、そして非情でクールな殺し屋を感じます。

最後に職員が犠牲にならないことを祈ります。

By A.S.
なつかしい
南アフリカからヘビが入ったのは、30年ぶりのことです。
前回は、私が研究所に入ったばかりの時でもありました。
今回到着した箱からヘビを出すとき、独特の臭いが鼻を突き、
「うわ、あのときと同じ臭いだ。」
一気に30年前にタイムスリップ、というか、旧友に再会したような心境になりました。「おうおうリンカルスか、久しぶりだなあ・・・」といった感じです。
こちらは少々変わってしまったのに対して、ヘビの方はまるで変わりません(まあ、個体は代わっているのですが)。これにはたとえようもなくうれしかったです。

by ちみ
もしかしてねてた?
タイワンコブラのエサの日。
ケージのフタを開けても、とぐろを巻いてその中央に頭を
突っ込んでピクリともしません。
どうしたんだろ?と思って、ツンツン軽く突っついてやると
ハッ!と目覚めて(?)、「フシュー!」とおこりました。
そのあとすぐにエサを食べたのでまあ特に心配はなし、と
しました。
ヘビもいろんな反応を見せてくれるもんだと思いました。

by じつ
展示開始
とうとう、あのヘビが蛇研にやってきました。
そのヘビとは、、、
ブラックマンバです。
昨日から、新(熱帯蛇類)温室にて展示しています。
まあ、動きの速いこと。。。
でも、聞いていたよりも大人しいなぁ…言うのが第一印象。
とある人の話だと、アフリカの某動物園で
ブラックマンバの入ったケージをのぞき込んだ瞬間に、
連続アタックが来たとか。。。
しかし!!うちの個体はそんなんじゃなく、
もっと、臆病な感じ(;^_^A
こちらを見て、逃げました。
(「殺気が出てるから…」なんて声が聞こえて来そうですが…)
でも、まだ、これは本性じゃない可能性がありますので、
飼育には、十分に気を付けたいです。
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by のら
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