蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
増えるアクセス数とメール問い合わせ
2月に1度、蛇研ではコロキューム(分かりやすく言うと「勉強会」といったところでしょうか)が行われます。
昨日、そのコロキュームが行われたのですが、私は今回2005年1年間にメールでの問い合わせがどのくらいあったのか?ということを発表したのです。
まず、昨年1年間にホームページにアクセスした数というのは、、、
177,228件!!月平均で14,769件!!
沢山のアクセス、本当にありがとうございます!!
そして驚くべきは、メールの問い合わせ数。2004年は289件だったメールの問い合わせが、2005年には、、、532件!!
昨年は、コブラ祭りの影響や、秋にニシキヘビ騒動が相次いだ事も、そしてホームページが新しくなり、メールフォームを作ったことがアクセスや問い合わせ数が増えた事に影響していると思われますが、何よりこの蛇研裏話を読んで下さっている沢山の方々のおかげであることも、忘れてはいけません。
本当にありがとうございます!!

by のら
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メガネカイマン
 スネークセンターで飼育している2種のワニのうち、メガネカイマンがエサを食べるようになりました。この種は、冬の間はエサをほとんど食べませんが、2月の中旬からの高気温のおかげで食欲が出たようです。もう1種のワニの、アメリカアリゲーターは、12月や1月の寒い最中でもエサをよく食べていました。気温の上昇にともなっていろいろな動物の活動性が高まってきたようです。

by 地底怪獣バラゴン
トカゲの毒と蛇毒の起源
最近の"Nature"に驚くような論文が載っていました。
これまでトカゲ類では、ドクトカゲにしか毒はないとされていたのですが、イグアナ上科アガマ科のアゴヒゲトカゲから毒が見つかったほか、オオトカゲにも毒があるということです。
この論文では、これらから見つかる毒のタイプで整理をして、有鱗目における毒の出現は、イグアナ上科、アシナシトカゲ上科(オオトカゲ科を含む)、ヘビ亜目の3グループの分化以前に遡るとしています。ここまではなかなか見事な考察だと思うのですが、問題は、蛇類における毒は、新蛇類でしか確認されていないので、もしこのシナリオが正しければ、原始的な蛇類でも見つからないとおかしいので、このあたりが今後の研究テーマになりそうです。

by ちみ
春の陽気
今日はとても2月とは思えないような暖かさでした。暖房費の節約になるので、もちろん暖かい方がよいのですが、ヘビ以外の爬虫類、特にイグアナやトカゲ、リクガメなどは日光浴をさせることができるのでたすかります。

寒い日でも、晴れていればガラス越しに日光浴をさせて体温を上げればエサをよく食べますが、ガラス越しでは必要な紫外線が入ってこないので、成長には十分ではありません。

ヘビでは25℃くらいあればだいたいエサを食べてくれます。また、3日くらいしてエサがほとんど消化されれば、多少温度を下げても問題はないので、比較的管理が楽です。多くの無毒ヘビやコブラなどでは25度以上あれば3、4日で糞が出てくるのに対し、大きなニシキヘビではエサも大きいため、糞が出るまで10日近くかかります。

By A.S.
久々にビビりました。。。
園内カギ開けが朝の仕事ですが、この今朝のカギ開けの際に、久々にやられました。ここ最近は、無かったのですが、しかも朝に起こるのは初めてかもです。。。
第1(毒蛇)温室のカギ開けを終え、第2(大蛇)温室のカギ開けを行っている最中です。
各ケージのチェックをしながら、アミメニシキヘビのケージを見た瞬間、、、

ドンっ!!!!!

ガラス越しに、通称・性悪アミメがアタックをかけてきました。。。
普段は、目を合わせていない状態の時が多いのですが、今回はアタックをかける瞬間まで見ちゃいました。
ガラス越しとは言え、結構大きな個体なので、目の当たりにするとやはり恐いですね。。。

by のら
遅れ回復
 昨年の12月は、記録的な寒さでした。1月は平年並み近くまで気温は上昇したようです。2月はかなり気温は高いようです。昨年の時点では、来年のカエルの産卵は遅れそうな感じがしていたのですが、2月になって各地で、アカガエル類の産卵が始まったようです。ヘビの冬眠明けは、もう少し先ですが、何年か前には、バレンタインデイの日に、神奈川県でヤマカガシの幼蛇が見つかっています。暖かい日には、ヘビも活動しているかもしれません。

by 地底海獣バラゴン
春は近い
ここ最近、野外放飼場にシマヘビの姿がちらほら見られるようになってきました。梅の花のつぼみが出てきて、もう咲くかな・・・?ってな感じです。それでも、昨年よりも遅いです。。。
寒い時期に静まりかえっていた園内も、次第に暖かくなってきた最近は、虫も飛び始め、コゲラもやってきてシマヘビ放飼場のクヌギの木に留まってドラミングをしたり。
寒い時期に見られなかった生き物たちが、徐々に見られるようになってきました。
春は近いんですね~

by のら
好き嫌い
 現在、ケヅメリクガメを3匹飼育しています。仮にA、B、Cの3個体とします。Aは、野菜・果物ともによく食べます。Bは、野菜が嫌いで、果物が好きです。Cは野菜が好きで、果物が嫌いです。AとCは、ニンジン・ハクサイが大好きですが、Bはニンジン・ハクサイ嫌いです。逆に、AとBはカキが好きですが、Cはカキ嫌いです。ただし、どの個体もキャベツ・バナナは好きです。

by 地底怪獣バラゴン
今年は増えたヘビなどの引き取り
昨年はペットのヘビの逃亡など、一時期マスコミで頻繁に取り上げられていましたが、こちらでも例年より警察などからの一時預かりや引き取りは少し増えました。
アミメニシキヘビやビルマニシキヘビ、ボア、コーンスネーク、カリフォルニアキングスネークなどヘビが10匹、カメが4匹、イグアナが1匹、そしてサソリも1匹ありました。全て関東地方で、警察からの預かりはほとんどが埼玉です。また、一般の人から外できれいなヘビを捕まえたというので、写真を送ってきましたが、アルビノのカリフォルニアキングスネークでした。というわけでヘビなどの爬虫類を飼育している人もかなり増えたのでしょうが、逃げられたまたはわざと放した個体も増えているかもしれません。
全国的にはかなりの数のペットの爬虫類が逃げられている可能性があります。そのうちに外国産のきれいなヘビがわりと簡単に見つけられるようになるかもしれません。
ペットではありませんが、沖縄では輸入されて逃げ出したタイワンハブが増えて帰化し、咬まれる人もでてきています。タイワンスジオもすでに帰化しています。
くれぐれも無許可での飼育はもとより、絶対に逃げられないように気をつけてください。

By A.S.
イノシシ
きのうは宮城県南部にある角田市とその周辺地域の医師会、薬剤師会、歯科医師会の人たちを相手に、講演を行ってきました。この地域は、阿武隈山地の北のはずれに当たります。マムシ対策の話が中心で、生きたマムシも持参してみてもらいましたが、初めて見るという人がけっこういました。

終わった後で、いろいろ話をしていたら、最近この地区ではイノシシが増えて、そのせいでマムシが減っているのではないか、どうなんでしょう? という質問がありました。確かにイノシシはヘビをよく食べ、へびの天敵といっても良いくらいで、マムシも食べてしまいます。したがってこれは、部分的には正しいのですが、仮にマムシが本当に減っているとして、イノシシのせいだけかどうかは、まだわかりません。まむしに咬まれる人が減っているのは、けっこうなことなのですが。

by ちみ
日光浴
 今日は、大変暖かい1日でした。少し暖かい日には、10時半頃から、1時半頃まで、ケズメリクガメ・ロシアガメといった、日光浴の好きなカメたちを、野外に出して、日光浴をさせます。今日は、朝から気温が高かったので、いつもより1時間早く9時半から日光浴を始めました。気温は、20℃にも上昇していませんでしたが、おそらくカメたちの体温は30℃近くになったものと思われます。気の早い個体は、日光浴を始めた途端にエサを食べ始めました。

by 地底怪獣バラゴン
台湾の山地
今日、台湾の山岳民族を研究している先生が来訪されました。
台湾の山地に住む民族としては、パイワン族が百歩蛇を祖先としているのが有名で、さまざまな装飾にも百歩蛇がモチーフとして使われています。

今度の話も、どうやらパイワン族と関係あるある民族らしいのですが、なかなかすごい話です。この民族には、毒ヘビにかまれても何でもない、と言う人がけっこういるらしいのです。おまけに、そう言う人にヘビがかみつくと、ヘビの方が死ぬ、ということです。ヘビの種類は特に問わないようです。人によっては、ヘビに加え、犬にかまれても犬の方が死ぬのだそうです。ほかにもいろいろ面白い話を聞かされましたが、まさかこういう人に実際にヒャッポダにかまれてもらう実験はできませんが、ヘビが死ぬかどうか、無毒ヘビを使った実験はできそうです。いずれ、もっと資料を集めて、また来られるそうなので、楽しみにしています。

by ちみ
シマヘビ冬眠探検隊
運動不足で、穴掘りしたら足腰腕が笑ってます、のらです。
さて、昨日、一昨日と14時から行った「シマヘビ冬眠探検隊」、好評でした。お客さんも沢山来て実際に冬眠中のヘビを触ったり、観察してました。
実は昨日と本日、同じ箇所を掘ったのですが、昨日はその穴全体のうち、半分を掘って12匹程度出てきましたが、今日もその同じ場所だけを掘るという話だったので、掘り出してみると、、、1匹しか出てきません。では、どこへ行ったかというと、昨日掘っていないもう半分にかたまっていました。シマヘビも寒い時期に掘り返されるのはどうも気に障っているようで、やはり掘り返した場所へは行きたがらなかったのでしょうか。。?
掘りおこされたシマヘビも、尾を振りアタックをかけてきますが、体温が低い所為か、咬む力も弱く、アタックのスピードも遅いんです。
冬眠中のシマヘビには、悪い事したかな・・・?と思いながらも、来年以降も、このイベントを継続できたら・・・とも思っています。

by のら
ヒメハブ
 12月は奄美や沖縄地方も寒波の襲来で、カエルの産卵が遅れ、ヒメハブの出現も遅れました。1月になって、何度か暖かい雨が降り、カエルの産卵も始まり、ヒメハブも出始めたようです。例年ならば、今頃から、オキナワアオガエルの産卵が始まり、ヒメハブもアオガエルの産卵地周辺で、見つかるようになります。今年の寒波が、アオガエルの産卵に影響したかどうかは、まだ分かりません。

by 地底海獣バラゴン
マダガスカルゴキブリ?
以前にマダガスカルゴキブリも飼育展示していることを書きましたが、今日餌を与えようと中を見ると、やけに茶色いゴキブリの幼体がいるではないですか。マダガスカルゴキブリは脱皮直後は真っ白ですが、幼体も真っ黒なので明らかに日本のゴキブリです。ヤマトゴキブリの幼体のようです。かなり小さい幼体が隙間から入って、少し成長したのでしょう。
この中で増殖されては困りますので、ちょっと差別のような感じもしますが、駆除することにしました。もちろん殺虫スプレーをかけるわけにはいきません。マダガスカルゴキブリと違い、さすがに手で直接捕まえるのは気持ち悪いので、ピンセットで捕まえようとしましたが、動きが速く、ちょっと手こずりました。
ペットのゴキブリを飼う時には、ふたに隙間がないように注意してください。

By A.S.

今年の爬虫類コンテストに思う事
昨日、とある東京の爬虫類系ペットショップへお邪魔して、店長様と色々とお話しをする機会がありました。
今年のペット爬虫類コンテストについてとか、その他のペット業界のお話しであるとか、、、そんな中、毎年静岡県で行われていた国内の爬虫類の大きなイベント「ジャパンレプタイルズショー」が、とある事情で今年は行われないという話が出ている事も耳にしました。一度は行ってみたかったのですが、大きな爬虫類のイベントがなくなるというのは残念です。
そんな時だからこそ、今年のペット爬虫類コンテストが盛り上がる事が出来れば、と思っています。

by のら(今年も司会?)
丸くなってる
 冬場は、ヘビがとぐろを巻いていると、寒いので丸くなっていると思う方がいるようです。しかし、ヘビは夏場でもとぐろを巻いていることが多いです。哺乳類や鳥類のように、体内で熱を生産する動物は、丸くなり体表面の面積を少なくすれば、逃げる熱を少なくすることが出来ます。しかし、体内で熱をほとんど生産しない爬虫類では、丸くなっていても、あまり体熱の消耗とは関係ありません。

by 地底怪獣バラゴン
双尾カナヘビ
 昨年9月から飼育展示している2尾のカナヘビが、今年に入りほとんどコオロギを食べてくれなくなり心配していました。成体で、何歳かわからないので、そろそろ寿命かなと思ってましたが、久しぶりに食べてくれたので、一安心しました。コオロギを入るとすぐに飛びついて食べたので、よほどおなかが空いていたのでしょう。

 ヘビでは室温が十分でも、冬の間あまり餌を食べなくなるのもいますが、子ヘビでなければ2,3ヶ月くらい食べなくてもそれほど心配ありません。カナヘビでは1ヶ月近く食べないとやせてきますので、やはり心配です。
 現在はこのカナヘビ1匹のためにだけコオロギを購入しているので、ヘビに比べるとエサ代が高くついています。しかも冷凍ものというわけにもいかないので、コオロギの世話もしなければなりません。
 飼育しているムカデにもコオロギを与えていますが、こちらはピンクマウスも食べるので、カナヘビよりも飼育は簡単です。

By A.S.
イベント2つ
蛇研ホームページ、皆様は、トップページから入られているでしょうか?
もし、蛇研裏話をブックマークしてダイレクトにこのページに入られている方は、ぜひトップページをご覧ください!!
大きなイベントが2ほど載っているのですよ!!
1つ目は来週11日(土・祝)、12日の2日連続で行われるイベントで、野外放飼場に冬眠しているシマヘビを掘り出して、実際に触ったりしながら冬眠中のヘビを観察できる「シマヘビ冬眠探検隊」、もう一つは現在参加者募集中のイベントで、毎年恒例になりました「ペット爬虫類コンテスト」です。爬虫類飼育者の情報交流の場にもなっているこのイベントですが、一般来園者でも、爬虫類飼育に興味がある方が、参加者にアドバイスをもらったりしている一場面も毎年見られます。興味がある方は、トップページから、詳細をご覧ください!!

by のら
白菜
 野草の無くなってしまう冬場には、ケズメリクガメには市販の野菜等を給餌することが多いです。昨冬まではキャベツを主体に給餌していたのですが、今冬はキャベツの値段が高いために、あまり給餌していません。今冬は職員のみんなが気を遣って白菜を持ってきてくれます。白菜は水分が多く、ケズメリクガメの糞が柔らかくなる傾向があります。来月になればタンポポ等の野草も生え始めるので、それまでの辛抱です。

by 地底怪獣バラゴン
怒りっぽいスナクサリヘビ
現在、蛇庫では採毒用のハブやマムシなどの他に、展示の控えの毒蛇を何種類も飼育しています。
パフアダーやタイコブラ、タイワンコブラ、エジプトコブラ、シンリンコブラ、毒吹きコブラも3種類います。グリーンマンバの子ヘビ4匹、トカラハブにヒメハブなどもいます。その他にスナクサリヘビの仲間も4種類いて、どれも興奮するとザラザラのウロコをこすり合わせてジーという音をたてます。
その中の1種類ネゲブエキスクサリヘビ2匹だけが、近づいただけですぐに興奮していつも音を立てています。そしてこの2匹だけが全く餌を食べてくれません。他のツノクサリヘビなどはすぐに食べてくれるので、愛着がわきますが、食べないからといって放っておくわけにもいかないので、強制給餌をしています。つかまえてむりやりピンクマウスを口につっこみます。こんなことをするとよけい嫌われるだろうな、と思いながらも仕方なしにむりやりつっこんでいます。
今のところ元気で、そのうち自分で食べてくれるようなるのを期待しています。しばらくは我慢比べが続きそうです。

By A.S.
ニューギニアタイパン ~その後~
先日のヘビのお食事タイムに出演したニューギニアタイパンですが、
すんなり食べてくれました。
危険なヘビなので、拒食したり病気になったりすると、何故か妙な焦りを感じてしまうのですよ、これが。
でも、本当に食べてくれて良かったです。
今後も、どんどん食べて、見応えあるくらいまで大きくなってくれよ!!

by のら
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