蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
セイブダイヤガラガラヘビ
今月28日から新(熱帯蛇類)温室にセイブダイヤガラガラヘビを大量に展示しています。
15匹入ってきたのですが、1個体はどうも口内炎を起こしている様子で、わた雲氏に治療してもらっています。
しかし14匹といえど、私の腕くらい太く、150cm程の個体ばかりなので、かなりの見応えがあります。
ガラス越しでも聞こえる、あのラトルの音や威嚇する体勢は、凄いですよ!!

by のら
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明日で研修もおしまい
昨日、ハブの採毒実演の解説をするはずだったのですが、声が高すぎて(男なんですけど・・・)、ギャラリーがドン引きしていたので急遽のらさんと交代になりました。
そして今日A.S.さんの見守る中、再びマイクを握る機会があったのですが、マイクを持った瞬間に頭の中が真っ白になってしまい、またもやギブアップ。やはり慣れないうちは、原稿が必要ですね!
明日は研修最終日ですので今まで学んだことを全て出し切るつもりで望むつもりです。
雨の季節はもうじき終わると思いますが、またお会いできる事を楽しみにしています。

by 雨
妙岐ノ鼻
霞ヶ浦の南の端に、妙岐ノ鼻と言うところがあります。湿地帯で広大な葦原が広がっていて、野鳥の宝庫となっています。茨城県自然博物館では、ここの映像記録を撮っていますが、鳥ばかりで爬虫類などはいないのか、などという話があって、少しばかりお手伝いをすることになりました。

そこで先月一度訪れたのですが、あいにくの天候で、あまり成果はありませんでした。日を改めて再訪したいと考えていたところ、昨日、成田空港へガラガラヘビを引き取りに行く機会があり、近くなので妙岐ノ鼻にも寄ってきました。暗くなってから行ってみると、また様子が違っていますが、面白かったのは、アメリカザリガニが地上を移動していたことです。殻があちこちに落ちていたので、たくさんいるのだろうとは思っていましたが、思いがけない出会いでした。

by ちみ
ガーデニング
 今日は、東京からお手伝いに来て頂いた方々と、雑草を刈ったり、花の種をまきました。場所は白蛇観音の裏側です。最近は、水生植物を移植したりプランターに花を植えたりと、ガーデニングの真似事もすることが多くなりました。ガーデニングは、ストレス解消になると言われていますが、私の場合も同様で、ガーデニングの真似事の後は血圧が下がります。園内はきれいになり、健康にも良いとは、一石二鳥です。

by 地底怪獣バラゴン
コブラ祭りに伴い
今月16日から始まったコブラ祭りですが、それに伴い第1(毒蛇)温室の展示動物も以前と少し換えています。
もちろんコブラ科のものが多くなったのですが、ここの温室は日曜祝日とお盆期間(8月12~16日)に行われるヘビのお食事タイムの会場でもあります。
それまで展示していたハナナガコブラ、シンリンコブラ、タイコブラ、タイワンコブラ、キングコブラ、ニューギニアタイパンは餌への反応やその個体の癖や性格などは分かるのですが、新たに展示したモザンビークドクフキコブラ、タイワンアマガサヘビやリンカルスドクフキコブラは、ちょっと癖有りな感じでして。。。
餌に向かって毒を吹きかける(通常は敵に向かって吹くはず!!)モザンビークドクフキコブラ、食べが悪いのかな・・・?と思いきや、すぐに食べるタイワンアマガサヘビやリンカルスドクフキコブラといった感じ。。。展示している期間中に環境に慣れて、性格が変わってしまう個体も中にはいると思いますので、それぞれの性格を読み切る頃には、コブラ祭りの展示が終わってしまっているかもしれません。

by のら
 今年は、梅雨明けが遅れています。群馬県は九州や長野県のような災害は起きていませんが、それでも、かなりの量の雨が降っています。日照時間もかなり短くなっています。梅雨時に産卵するモリアオガエルは、水不足の心配がなく喜んでいるようです。しかし、日光浴をして体温を上昇させる昼行性の爬虫類は、体温をあまり上げることができずに、困っているかもしれません。低体温で卵の発生が遅れると、産卵も遅れるかもしれません。

by 地底怪獣バラゴン
ニシキヘビ咬症
先日、研究のために北大から先生と学生が来られていて、いろいろなヘビから採血をしました。
インドニシキヘビから採血する時に首を持っていて、最初は少し暴れたのですが、しばらくするとおとなしくなったので、あまり力を入れず持っていました。顔のアップを写真に撮ろうとして学生の1人(女性)がカメラを顔に近づけた瞬間、突然咬みついていきました。手は離さなかったのですが、力を入れていなかったので、攻撃を止めることができませんでした。まともに咬まれたわけではなく、歯が少し引っかかっただけですが、もちろん歯は鋭いので切れてしまいました。あまりひどく切れたわけではないようでしたが、当然出血はしていました。自分が持っていたヘビに人が咬まれるなんて、何というドジなことをしてしまったのか。非常に申し訳ない気持ちでしたが、話はこれで終わったわけではなく、次は私の番でした。

採血が終わってヘビを放す時に、手をゆるめた瞬間少し口を開いたまますばやく首を引いたため、指に歯が引っかかり2カ所ほど切れてしまいました。けっこう出血し、痛みもありました。ちょうど関節の所なので、指を曲げると傷が開くので、しばらく曲げることができませんでした。

傷も痛みましたが、人を咬ませてしまったこと、さらには自分も咬まれてしまったことが情けなく、傷以上に胸が痛みました。

By A.S.
久しぶり
今日は久しぶりに雨も上がり、落ち着いた天候でした。
園内を一回りしてみると、ヤマユリの花が今を盛りと咲いています。
きれいなのはいいのですが、重そうに頭をたれているのが多く、そんなにでっかい花をつけなければいいのに、とつい言いたくなります。

そういう中で、白くて大きなキノコを見つけました。シロタマゴテングタケ、猛毒のキノコです。いかにも「普通のキノコです」という顔をして生えているのですが、キノコ好きなら誰でも知っている毒キノコです。でも園内で見るのは久しぶりで、旧知に会ったような気分になりました。

そういえば、先日途中で折れているヤマユリを見つけて、持って帰って部屋の花瓶に生けておきましたら、これももうじき咲きそうです。

by ちみ
雨天が続く
梅雨もそろそろ終盤なのでしょうか?
最近は雨が続き昨日は雨が午前中から上がったのですが、今朝もまた雨。
こんな時、外のシマヘビたちはというと、、、雨宿りをしていて見られないのかな?と思いきや、意外と木の上でしっかりお休みしております。
でも、数はあまり出ておりませんが。その他の個体は恐らく地面の穴の中で雨が止むのを待っているのでしょう。
私も恐らくシマヘビもそうだと思うのですが、ここ最近続いている雨が早く止まないかな・・・と思っております。

by のら
ヤマカガシ
 「山で採集したヤマカガシを飼育したいのだが?」という御質問を受けました。今年6月から「特定動物(危険の動物)の飼養保管についての規則」が改訂されました。その規則では、特定動物の飼育等には、都道府県知事または政令市の長の許可が必要になります。ヤマカガシは特定動物のリストに載っているので、飼育には許可が必要になります。日本のヘビ類では、ヤマカガシの他に、マムシやハブ類、ヒャンやウミヘビ類等が「特定動物」です。

by 地底怪獣バラゴン
はじめまして
初めまして!私は7月10日からこちらで研修生としてお世話になっております「雨」と申します。
 私は高校生の時にこの研究所のことを知り、いつかこんな所に行ってみたいな、と思っていました。そして専門学校を卒業した後、この研究所に研修を申し込んだのです。
 研修内容は基本的には毒蛇を扱わない範囲での飼育や研究所にいらっしゃる方々のお手伝いです。
 研修をしてゆくにつれて、蛇のことについて、少しずつでも理解していけるようになってきたので、とてもうれしく思います。
 私は研修センターか、研究所の方といることが多いので、見かけましたら、温かい目で見守っていて下さい。

by 雨               
患者増
最近、要治療の動物が増えてきました。
アオダイショウ×3、パフアダー、グリーンイグアナ、などなど。
重なるときってけっこう重なるもんなんです。しばらくボア一匹だけだったのですけど。なんとかみんな良くなるように努力していく所存です。

by わた雲
マムシ咬症
16,17日続けて病院からマムシ咬症の問い合わせが入りました。
16日は午前1時過ぎに電話があり、聞くと午前0時30分頃に咬まれたということでした。どうして真夜中に? 農家の人で田んぼの溝につまった草を取り除こうとして手を入れたときに指を咬まれたということでした。最近雨が多く、夜でも田んぼの管理をされていたのでしょうか。もちろん暗くてマムシかどうか、またヘビかどうかもわからないということでしたが、牙痕や症状からマムシに間違いないようでした。あまり時間も経っていないので、手首までくらいしか腫れていないようで、この時点で適切な処置をすればあまりひどくはならないと思います。

もう1例は朝7時頃にかかとを咬まれたということで、連絡のあった12時過ぎには大腿部まで腫れが拡がっていました。これもヘビは確認していませんでした。牙痕は3個で、1個は本人か前の病院でほじくったのか、はっきりしないということでした。少し離れた2個は少しかすったような傷ということでした。ですから牙痕ではほとんど判断はできませんでしたが、もちろん症状からマムシ咬症であることは間違いありません。腫れもかなり拡がっていたので血清治療を行わないと重症化する危険はあります。特に足の咬症でかなり腫れると、1ヶ月くらい歩けないという症例はけっこうあります。昨年もそのように長引いたのが数例ありました。

患者さんにとっては大変なことなので、少し悪い気もするのですが、いろいろな症例データが増えることはある意味ではありがたいことなので、このようなデータをできるだけ役立てたいと思います。

7,8月は咬症の多い時期で、夜に咬まれることもしばしばありますので、マムシのいるところでは長靴をはき、明かりや棒などでヘビがいないことを確認してから手を出すようにしてください。

By A.S.


ピカチュウ vs.ピチュウ
2002年に出版された、Biology of the Vipers の中に、米国の研究者がガラガラヘビの攻撃速度を研究した論文が載っています。獲物に対する攻撃と敵に対する攻撃とでは、どちらが速く、また毒量が多いか、を比較したものです。ここで、敵役としてポケモンの人形が使われているのですが、私は一目見て「ピカチュウ」と判断しました。しかし、「ピチュウ」かもしれない、と言う意見も出されまして、判断がぐらついていたのです。今日、ポケモンのファンである娘(大学生です)に写真を見せましたら「ピカチュウ」でまちがいないということです。決め手は耳の色で、いろいろな絵とつきあわせてみると、確かに耳の色がピチュウとは違いました。

ところで攻撃と防御とどっちが速いか分かりますか?意外にも、防御でした。ターゲットが大きいので思い切りぶつかれるのかもしれません。

by ちみ
N氏、W氏と来園
とある雑誌に出ていたり、某写真図鑑の編著をされたE動物園のN氏がY動物園のW氏と来園されました(分かり難いなぁw)。
とある雑誌で、そのN氏の写真が載っていてそれを見たことがあり、、、ぶっちゃけた事を書いてしまいますと、一見コワそうな方だな。。。と思っていたのです。
そして本日の朝のミーティングの際に「N氏が来る」ということだったので、もしかしたら採毒実演は、私の担当の時に見られてしまうのかも、、、とやや緊張気味に。
そして13:30からの採毒実演、そのN氏がお客さんの中に!!
緊張がピークに達し、何だか今まで喋っていた内容も随分ショートカットさせてしまったなぁ。。。と反省すべき点が多い実演になってしまった訳ですが。
しかし、N氏とお話ししてみると、今までのイメージには全く当てはまらない、とてもお話ししやすい方でした。
さらには、「30分もよくお客さんを引かせない(退場させない)で、実演できるよなぁ、話術が凄い!!」とお褒めのお言葉を頂きました。
有名な方から、そう言われてしまうと、、、嬉しい限りですね。
さっ、明日もこのモチベーションで頑張りましょっ!!

by のら(暑くて汗ダーダーです)
死体
 野外に出かけ、その地域に、どのような動物が生息しているのかを、調査する機会がしばしばあります。爬虫類や両生類の場合、生きた個体以外にも、脱皮殻、卵の殻、死体等からも生息状況を把握することができます。先日も、シロマダラの死体を道路上で見つけ、シロマダラの生息を確認することができました。あまり、爬虫類の調査に馴れていない方が見つけてくれました。死体探しは大勢の方が、いろいろなものが見つかります。

by 地底怪獣バラゴン
スポーツ観戦
最近のジャイアンツ弱いですね。
春から秋にかけてのナイター中継は楽しみのひとつなのですが、最近は全然見てません。弱い時こそ応援するのが本当のファンなんでしょうがあまりにもふがいない試合をしているもので。

サッカーのW杯も終わってしまったし。まだまだ世界との差を感じましたね。日本はこれからでしょう。有望な若手が出てきてほしい…。

メジャ-リーグ中継は午前中にやっていることがほとんどだし、夜は何を見ればいいのでしょう?
CATVに契約しているので他に何かないか探してみよう!っと。

By わた雲
インド・南ベンガル州
昨日の International Herald Tribune 紙を見ていたら、ヘビを持った人の写真が。ヘビは無毒のナンジャです。何事かと思って、記事を読んでみると、インド・南ベンガル州では、年間100人を超える人が毒ヘビ咬症で死亡しており、これを減らすために、医療従事者を集めて、毒ヘビと無毒ヘビの見分け方から始まって、講習を行ったと言うことです。

実際、私の調査でも、インドやネパールでは、一般の人のヘビの識別能力が非常に低く、ヘビにかまれて病院を訪れる人の約8割が無毒ヘビによるものです。日本でも、アオダイショウの子ヘビにかまれて病院に行く人がいるくらいですから、驚くには当たらないのですが、それでもかなりの高率です。本当は医療従事者ばかりでなく、一般の人の講習も必要なのです。まあしかし、けっこうなことだと思います。

by ちみ
嬉しい
なかなか餌を食べてくれない個体が、いきなり食べ始めるようになる、これって飼育者にとって、この上ない限りのうれしさがあります。
スネークセンターの中で、私が飼育している中のものでは、トカラハブやヒメハブがそうでした。
最近のヘビのお食事タイムでは、トカラハブは100%食べてくれますし、昨日のヒメハブも、お食事タイムの時にきちんと食べてくれました。
それまで、この個体は両方ともなかなか食べてくれない時期があったのです。
特に工夫もしたわけでもなくなので、より嬉しくなってしまいますね。

by のら
戻ってきたヒキガエル
少し前に死んだヒキガエルが生き返ったということではありませんが、日本中毒学会に参加するために6~8日に松山(愛媛)に行って4日ぶりに出勤すると、少し小さめですが、研究員が放飼場で捕まえたというヒキガエルをくれました。ちょうど今日はボーイスカウトのグループに「身近な有毒生物」の話をする予定でしたので助かりました。

まだ若い個体なので、皮膚がつやつや?(イボイボ)していました。前の個体もそうでしたが、いつものようにプラケースに入れて準備しておくと、やはりいっぱい尿をしていました。今回は尿だけでなく、大量の糞もしていました。
少し体をふいて手の上に乗せると、愛嬌を振りまくというほどではありませんが、背中をさわってもじっとしていてくれました。

いつもは採毒室に展示していますので、見学に来られたら見てやってください。

By なぜか最近ヒキガエルの話題が多いA.S.でした
図鑑
 「外国産も含めて、すべてのヘビを網羅した図鑑はないか?」との御質問を受けました。残念ながら、ありません。地域によっては、生息しているヘビのほとんどを紹介している図鑑もありますが、現地語や英語で書かれています。日本産のヘビだけで良ければ、子供向けですが、学研等から図鑑が発行されています。また、ペットとして流通している外国産のヘビは、ペット関係の雑誌や、飼育法の紹介書に載っていることもあります。

by 地底怪獣バラゴン
ヘビとのふれあい体験
さて、そろそろ夏休みのことを楽しみにしている小学生も多いのではないでしょうか?
夏休みといえば、、、海!!花火!!そして自由研究!!
その自由研究のお手伝いをしちゃおう企画が今年も行われます!!
小学4~6年生を対象とした1泊2日の「ヘビとのふれあい体験」の参加者を募集しております!!
詳細につきましてはコチラをご覧ください。
先着20名となっております。もうすでに、4名の参加申し込みが現在まであり、残り16名!!
どしどしお申し込みください!!

by のら(今年も多分、お泊まり担当)
子ヘビ
 「家の周りにヘビが出たので、マムシではないかと心配だ」との御質問を受けました。他の爬虫類関係の施設では、アオダイショウの子ヘビの可能性が高いとの回答を得たとのことでした。アオダイショウやシマヘビ、ジムグリの子ヘビは、親とは異なった模様をしています。親ヘビの模様をよく知っている人でも、子ヘビの模様は知らないことが多いようです。特にアオダイショウの子ヘビは、マムシに間違われることが多いようです。

by 地底怪獣バラゴン
悲しいヒキガエルの死
2年ほど飼育していたヒキガエルが死んでしまいました。先月からあまりエサを食べなくなり、少しやせてきて心配していました。2年前の時点でかなり大きかったので、寿命だったのかもしれません。いつもは脱皮する時でなければそれほど長く水に入っていることはなかったのですが、最近はよく水につかっていました。冬ではないので湿度が低いわけでもありません。

いずれにしても展示だけでなく、爬虫類教室や動物専門学校の講義など、有毒生物の話をする時にはいつも快く出演してくれました。時々出演中におしっこをすることはありましたが、いつもおとなしく、背中をさわられても怒ることもなく、また毒を出すこともなく手の上で悠然としていました。

これから彼の後継者を捜さなくてはいけませんが、所内にはムカデだけでなくヒキガエルも生息しています。他にはタヌキやイタチもなども姿を現します。
できるだけ早く爬虫類教室などで後継者を紹介できるようにしたいと思いますので、期待してお待ちください。
最後に2年間文句も言わずに協力してくれたヒキガエルのアズマ君?に感謝の意を表したいと思います。ブフォ!

By アズマ君(アズマヒキガエル)の相棒
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