蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
ただ今、出張先です
今日、明日は出張で都内某所にいます、のらです。
月曜から火曜で出張予定を入れていたのですが、先方の都合で2日程ずれ込み、本日からになっています。
実は、来年公開の某映画の撮影で、ヘビを使うとのことでしたので、その撮影補助してます。
さて、、、どんな映画ができあがるのでしょう。。。今から公開が楽しみです。

by のら
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川越の大蛇の皮
川越の大蛇の皮の入手については、本年4月22日、および4月28日の裏話に書いてあります。届いた皮をよく見ると、なめしたときに伸びていて、実際よりは長くなっています。頭としっぽがないことを考慮しても、全長8mには届かないようです。ただ、これだけ大きなニシキヘビは、現在ではまず見つからないでしょう。某大学探検部の人で、10mのアミメニシキヘビをボルネオに探しに行っている人がいますが、そうとう厳しいと思います。

by ちみ
ゴーヤ
 野外放飼場のケヅメリクガメに、初めてゴーヤ(ニガウリ)を給餌しました。大きな個体は3年前に北海道の方から、小さな個体は1年前に東京の方から寄贈いただいたものです。どちらもゴーヤを食べさせたということは、聞いていないので、ゴーヤは見るのも初めてだったと思います。20秒ほど、匂いをかいだ後、すごい勢いで食べ始めました。苦みも平気なようです。群馬県でもゴーヤは、よく栽培されているので、しばらくはゴーヤを給餌することが多くなりそうです。

by 地底怪獣バラゴン
レントゲン検査
先日スネークセンターで飼育しているボアのレントゲンを撮りました。
一般の人に話すとほとんどの人が「ヘビのレントゲンってどういうふうに撮るんですか?」と聞いてきます。ヘビでレントゲンを撮ること自体が物珍しいのでしょうが、なんと言ってもあの細長い体が一枚で納まりきるのか?と思うようです。当然まっすぐ伸ばしたら納まりきりません(小さいヘビは可)。

まあ今回のボアの場合は背骨の一部に異常があるのがわかっていたのでその部分だけを撮りました。よって1枚(正確には2枚。普通の体勢と横向き)で済んだのでした。

by わた雲
川越の大蛇
 熱帯蛇類温室には、7mを超すアミメニシキヘビの皮が展示されています。この皮は、埼玉県川越市の方から、寄贈していただいたものです。説明には、「川越市」と入っているので、アミメニシキヘビが川越で採集されたものと勘違いされている方もいます。昨年、9月には、埼玉県上尾市でビルマニシキヘビが採集され、その個体を預かっていたので、それと混同されている方もいるようですが、その事件とも関係ありません。熱帯蛇類温室のアミメニシキヘビの皮は、川越で採集されたものではありません。

by 地底怪獣バラゴン
採毒実演の最中に・・・
昨日の、ハブからの採毒実演は、2回とも私の担当でした。
そのうちの午前中の回、11:00からの採毒の際に、ちょっと変な思いをしてしまいました。
朝ご飯は、しっかり食べてくるのですが、、、恥ずかしい話ですが、その時ばかりは、なぜかいつもとは比較にならない空腹感に襲われてしまったのです。実は、こんな事は初めてです。
当時の心理状況は、以下の通りです。

~目の前にハブがいる、しっかり説明もしなくてはいけない、でも空腹感が我が身を襲い、ちょっとふらついてきて、、、いっそのこと、ハブを捕まえて食べよう(本気で思ってました)、、、いやいや、ここで空腹感に負ける訳にはいかない!!・・・~

と、こんな感じで一人でテンパった状態で、さらには説明もかみかみで、という状態でした。。。
もしあの時、この状況を見ていた方、普段はもっと自然体で出来ているのですが、大変お見苦しい点を見せてしまい、すみませんでした。

by のら
ウミヘビ、アメリカへ
米国ノースカロライナ州にある水族館の要請で、エラブウミヘビを送りました。大西洋に面している水族館ですから、これまでウミヘビには縁がなかったようです。元気な個体5匹を送ったのですが、残念ながら2匹は到着時死亡していました。これまでにもウミヘビの輸送には失敗したことがあり、やはり難しい物だと思いました。沖縄から運んでくるのとは、距離が違います。

ただ、無事だった3匹は、元気にやっているようです。当研究所と違い、海が近いので、新鮮な魚を食べて元気に過ごして欲しいと願っています。

by ちみ
変な格好
 お父さんと息子さんの2人連れのお客様の会話です。「お父さん、この恐竜、みんな変な格好だね?」「お父さんの子供の頃はみんな、こんな格好だったんだよ」。熱帯蛇類温室2階の、恐竜の模型の前での会話です。これら模型は、1970年代に制作されたものです。80代以降は、恐竜内温動物説が台頭し、尻尾をピンと伸ばした恐竜が描かれるようになりました。70年代は、恐竜は尻尾をズルズルと引きずって歩いていたと考えられることが多かったので、お父さんには、懐かしい模型だったのかもしれません。

by 地底怪獣バラゴン
マムシに気をつけて
昨日、昼頃に病院からの問い合わせが3件ありました。実際その日に咬まれたのは1件だけで、1件は2日前、もう1件は3日前に咬まれた症例でした。
最初の1件は、本人(農家のお年寄り)がヤマカガシに咬まれたということで来院したようですが、腫れが拡がってきており、明らかにマムシによるものでした。2件目はかかとを咬まれ、最初の病院では血清を使用しないで治療され、2日後には腫れが足全体に拡がってしまいました。3件目は、最初の病院でヤマカガシ咬症と診断されたようですが、治療されずに帰され、3日後には腫れが腕全体に拡がっていて、痛みもかなりあるようでした。これも明らかにマムシ咬症です。

確かに咬まれてから時間があまりたっていなければ、診断が難しこともありますが、少しでも症状があればしばらく様子を見ることが必要です。特にマムシ咬症では、あまり腫れていないということで、簡単な処置をして帰宅させられた症例で、その後悪化、時には重症になってしまことがしばしばあります。

当然、病院によっては毒蛇に咬まれた患者など診ることもあまり無いかもしれません。また、診断が難しいケースも多々あります。もし心配であれば早めに連絡してきてください。
3件目は幼児(6才)だったのですが、たぶん残りの夏休みは何もできず、いやな思い出の夏休みになることを考えると、かわいそうな気がします。

これからキャンプやハイキング、夜の昆虫採集などに出かけられる方は十分気をつけてください。

By A.S.

食べる
お盆期間中に行っているイベント、沢山ありますが、その中で本日は(というより「本日も」かも・・・?)「ヘビのお食事タイム」について書きましょう。
12日から連続して16日まで行うこのイベント、今のところどのヘビも順調に食べてくれていました。。。が。
昨日のヘビのお食事タイムで完食記録が切れてしまいました。。。
その原因になったヘビというのが、ウアマントラガラガラヘビ。
普段は、ケージを開けると、わざわざ寄ってきてまで餌をねだるこの子が食べない!?
というのもきちんと訳がありまして。
脱皮前なんです。
どんなにガッついている個体でも、脱皮前になると食べなくなることはよくあります(もちろん例外もありますが)。
その例外的なことをしてくれるのでは?と期待して与えたのですが、やはり駄目でした。
たまに「ウチの子(もちろんヘビのことです)が食べなくなったんですが・・・」と質問を受けたりしますが、脱皮前で食べなくなっていることが多いような気がします。
後に「脱皮したら食べてくれました~」というメールをもらったりもします。
給餌のタイミングにも、やはり観察は必要ですね。

by のら
おどかす
このところ連日「コブラの毒吹き体験会」を行っています。ここでコブラに毒を吹かせるためには、コブラの敵にならなくてはなりません。ただじっとしているだけでは、コブラはこちらを敵とは認識せず、無視してしまいます。そこでコブラを「おどかす」ことが必要になってきますが、お客さんにはいろいろな方がいまして、中にはおどかすことがうまくできない方もいます。確かに、コブラと対面することは初めてでしょうから、なかなかうまくいかないのは分かります。一番いいのはコブラに接近することですが、間にあるガラスが制約になります。似たような効果をあげるためには、頭を少し持ち上げ気味にするといいようです。ぜひ試してみて下さい。せっかくの機会ですので、できるだけ多くの方に「毒吹かれ」を体験して欲しいと思っています。

by ちみ
八木地方
 スネークセンターでは、8月13日と20日に「八木節」の演奏(両日とも、午後2時から)が行われます。「八木節」の「八木」の由来を広辞苑で調べると、「群馬・栃木両県境の八木地方」からとなっていました。「八木地方」が、どこか分からなかったので、詳しい情報を調べたところ、「栃木県足利郡御厨町字八木」のことだと、判明しました。ずいぶんと狭い範囲を指す地名でした。現在の足利市御厨町は、工業団地が建っています。

by 地底怪獣バラゴン
爬虫類体験教室開催中!
お盆休みに入りました。
スネークセンターでは16日まで毎日イベントを行います。
ハブの採毒実演やコブラショーなどに加えて普段は月に1回だけ開催の爬虫類体験教室を連日行います。テーマは毎日変わります。もちろんヘビにも触れることができます。夏休みの思い出づくりにぜひ!(夜のスネークウォッチングも開催中です。)

by わた雲
 
   8月13日(日)  毒ヘビの飼育
   8月14日(月)  ヘビの背骨はいくつ?
   8月15日(火)  爬虫類の飼い方
   8月16日(水)  ツチノコはどこにいる?
   8月20日(日)  蛇足
   8月27日(日)  コブラにかまれたら?

ブラックマンバ
このヘビが入荷した時は、確か、私がお休みの日でした。
しかし、気になって蛇研まで車を走らせた記憶があります。
ケージの奥から覗かせる灰色の長い身体、こちらの存在に気付き、ビックリして一瞬開けた、中の黒い口。
その時に、少し動いたスピードというのは、他のヘビには見られないものでした。
展示ケージに入れられた時は、少し落ち着きもなく、一日中ずっと動いてました。
餌食いも良好で、しかし、ケージの中に入る時は、緊張の一瞬を与える、その恐怖心は、「ヘビ」というカテゴリーよりむしろ、「ブラックマンバ」として存在していました。
時には、こちらに向かって身体の40%ほどを持ち上げ、狭いフードを広げ、黒い口を見せつけて威嚇をしてくることも。
餌を与えた時の、あの1秒間に2回もアタックをかける、凄まじい攻撃。
その姿は、残念ながら、昨日から見られなくなりました。
再び、ブラックマンバを入荷させる話も出ていますが、はっきりとした時期は現在の所分かっていません。
コブラ祭り期間中に、このような結果となってしまい、非常に残念でなりません。
安らかにお眠りください。

by のら
ナナフシ
 最近は、園内の昆虫の写真を撮ることを心がけています。ナナフシは、園内ではよく見られる昆虫ですが、写真を撮るようになるまでは、あまり気にしていませんでした。今朝6時50分に事務所の白い壁に、ナナフシがいるのを確認しました。壁の前を通る度に所在を確認していましたが、6時間後の12時50分になっても、同じ場所にいます。壁にエサがあるわけでも、特に保護色になるわけでもないのに、6時間も居座るとは、まことに不思議な虫です。

by 地底怪獣バラゴン
自由研究!!
夏休みに入り、お客さんも多くなってきました。
その所為でしょうか?爬虫類の載っている図鑑を持ってくる方を見かけます。やはり、お子様たちが持ってくるのはG社とS社の2大勢力。大人の方やマニアックそうなお子様たちがH社という傾向があります。
何を隠そう、実は私も、G社の図鑑の一部の執筆&写真をしておりまして。。。(裏話のパソコンのページに出ているあれですが、出ている名前の本人ではありません)
たまに名札を見かけて「サインください!!」というちゃっかりとしたお客様もいらっしゃいます。
夏休みの自由研究、これらの図鑑を利用して、進めてみるのも、一つの手ではないでしょうか?
また、もう一つ宣伝!!
今年も「夜のスネークウォッチング」行います!!
期間は8月12~16日と21日、それぞれ18時半から!!
詳しくはこちらに載せてます!!

by のら
映画
このところ、映画への出演依頼が立て続けに来ています。
もちろん、「ヘビ」にたいしてです。
内容はさまざまで、剥製を貸して欲しい、というのもありますが、ほとんどは生きているヘビです。種類と大きさを指定してくることも多いのですが、種類は問わず、監督さんのイメージに合ったヘビを、というのもあり、こちらとしてはこれが一番面白いように思います。先日は、どのくらいの大きさのヘビを使うのか決めるのに、いくつかのサイズを用意して、実際にビデオ撮影を行いました。今日、依頼があったのは、来週担当者が見に来て、どれを使うか決めることになりました。さて、誰が出演することになるのか?

by ちみ
金魚
 白蛇観音が建立されている周りは、池になっています。何十年も前から金魚が入っています。明らかに池の中で繁殖しているので、秋になると、その年に生まれた稚魚が見られるようになります。正確な数は分かりませんが、たくさんいた稚魚は次の年には、だいぶ減ってしまいます。ただし、生後1年くらいから生存率は上がるようで、少し大きくなった個体は、あまり死なないようです。ただし、かなり大きな個体も数が減ることがあるので、これらは鳥などに食べられてしまうのかもしれません。

by 地底怪獣バラゴン
暑い!
やっと梅雨が明けて暑くなりましたね。
ある晴れた暑い日の午後、マムシの放飼場近くで作業をしているとお客さんに「マムシはいないんですか?」と聞かれたので、マムシは夜行性であることや暑い時期の日中にはヘビは穴の中など涼しいところに入ってしまってあまり姿をみることはできないことなどをお話しして、実際にマムシを見てもらおうとブロックの下に潜んでいたマムシたちを見えるところに出しました。
明るいところにいきなり出されたマムシたち、最初ぼうっとしていましたがそのうちにょろにょろとブロックの下に戻っていきました。迷惑そうでした。

そんなわけで暑い日が続きますが皆さん熱中症にならないように!(ちなみにヘビも暑さで死んでしまうことがあるんですよ。)

byわた雲
マムシ対策研修講座
いつもは土曜日に行っているマムシ研修ですが、土曜日に来られない人のために1度だけ平日に計画しました。ところが残念なことに今日の受講者は1人だけでした。

今年で3年目なので、一昨年に比べれば毎回の受講者がかなり少なくなってしまいました。多い時には定員の30人くらいの時もありました。しかも近県だけではなく、東京や静岡、遠いところでは四国(高知?)もありました。受講者も農業関係者から山歩きをする人、自然解説員、家のまわりにヘビが出るというだけの人、病院のドクター、看護士、薬剤師など様々です。
今日はセンターと同じ丘陵地帯に接する保育園の先生で、ヘビがしばしば出て対処しなければいけないということでした。ちなみに今月の第4土曜日にはドクターの受講申込みが入っています。
このように多くの人がいろいろな形でヘビと関連持っているのだというのがわかります。

今年はあと2回ですので、できるだけ受講されることをお勧めします。今まで雨が多く、比較的涼しかったため、7月は咬症の問い合わせは少なかったのですが、梅雨が明けてやはり咬まれる事故が出始めています。先ほども長崎の病院から連絡があったばかりです。2日前にもありました。

マムシに咬まれても軽症から重症までいろいろで、またその病態も様々です。草むらや夜に咬まれた時にはヘビかどうかもわからない場合もよくあります。1つの病院ではそれほど多くの咬症患者が来るわけではなく、1人のドクターがいろいろな患者を経験することはありません。初期の段階では症状から診断することが難しいケースもあります。毒蛇はマムシだけでなくヤマカガシもいます。昨年は中学生が咬まれて重症になっています。これらの毒の作用、起こりうる症状、そして診断、処置についてきちんと知識もっていることは必ず役に立ちますので、是非受講されることをお勧めします。

By ついつい宣伝をしてしまったA.S.でした
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