蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
ダルマ対ウシ
 ビオトープ「カエル池」には、トウキョウダルマガエルとウシガエルが棲みついています。たまに、ニホンアマガエルやシュレーゲルアオガエルの鳴き声が聞こえることもありますが、常に池に居るわけではありません。ウシガエルは大型化し、ダルマガエルを食べてしまう可能性もあります。大きさが変わらなくても、エサを巡っての競争等があるかもしれません。「カエル池」以外の自然界でも両種は競争しているはずです。

by 地底怪獣バラゴン
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ニホントカゲがいない!!
明日、お隣の桐生市のとある小学校でお話しをして下さい、と依頼がありました。
生き物の飼い方に沿った内容でまとめていたのですが、その中でふと思った事が。
ニホンカナヘビをニホントカゲと思っている人が、結構たんだよな、、、と。
そこで、ニホンカナヘビとニホントカゲの区別をつけるために実物を持って行こうと思っていたのですが、、、捕れない。。。
いつもなら、売店近くにチョロチョロしていて、人の気配で逃げるのを確認していたのですが、ここ最近は全く見られていません。気温などの関係なのか、それともニホントカゲが住みにくい環境になってしまったのか、はたまた誰かに捕られてしまったのか・・・
捕れないなら、それなりのお話しの方法はあるのですが、ただ、園内からニホントカゲの姿が消えてしまうのは悲しい事です。

by のら
反撃
先日(5月22日)の朝日新聞に、「読者の新聞写真」として面白い写真が載っていました。「逆襲」というタイトルで、茨城県の方が撮影したその写真は、猛禽類のサシバがシマヘビに巻き付かれてギブアップ状態。サシバが捕食しようとシマヘビに襲いかかって、失敗して巻き付かれたもののようです。実は同じような写真が、第1回ヘビの文化賞、写真部門で佳作に入賞しています。こちらは新潟県の渡辺武則さんで、「反撃」と題して、ポーズが違うだけでほとんど同じような写真です。主役はシマヘビです。どちらも偶然現場にでっくわして撮影されたわけで、こういうことは結構あるのかもしれません。シマヘビもすごいヘビだと、あらためて思いました。

by ちみ
人気者
日曜祝日に『ヘビといっしょに写真を撮ろう!』を行っていますが、
今日も多くの方がいっしょに写真撮影をしていきました。
おっかなびっくりの人、かたまってしまう人、すっかり気に入ってしまってなかなか放さない人…など、反応はさまざまです。
みなさんいい記念になったでしょうか?
実はこちらとしてはちょっと心配なことがあるのです。
ある程度大きくていっしょに写真撮影ができるようなおとなしいヘビが、現在の一匹しかいないのです。日曜日だけならまだいいですが、連休となるとヘビもけっこう疲れるんですよねぇ。
おとなしいヘビが仲間入りしないかな…。

by 綿雲
スズメバチトラップ、その後。
さて、5月3日から仕掛けはじめたスズメバチのトラップですが、本日第1次回収を行いました。
ざっと同定してみましたところ、5種112匹のスズメバチ(Vespa)属のスズメバチが捕れました。
一番多かったのは、オオスズメバチ。何と76匹!!
今の時期は、まだ大人しいので、網でも捕獲出来ますが、やはり刺されると危険なので、トラップに頼って捕獲しています。
捕れたオオスズメバチを並べてみる

その次に多かったのが、モンスズメバチ。オオスズメバチから比べてずっと少なく18匹。
そしてコガタスズメバチの13匹、キイロスズメバチの3匹、ヒメスズメバチの2匹が捕れました。
その他4種も並べてみる。

2週間でこれほど捕れるとは、、、今年は、意外と少ないのかな・・・?なんて思っていたのですが、結構飛来しているのですね。

by のら
いちばん緊張するヤツ
現在飼育を担当しているヘビの中には、大きなニシキヘビやガラガラヘビ、コブラなど十分に気をつけなくてはいけないヘビもいます。そんな中で掃除やエサやりのときにいちばん緊張するヘビはと言えば・・・、

『トウブグリーンマンバ』です。

子ヘビコーナーで展示しているのでそんなに大きくはないのですが、どうもまだ性格をつかみきれてない感じです。猛毒の持ち主ということもありますが、掃除のときにフックで別のケージに移すときにものすごく緊張してしまうのです。特にいかくのポーズをとるわけではわけでもなし、特に勢いよく逃げるわけでもなし・・・なんだかこっちが見下ろされているような気がするのです。
扱いやすいと言えば扱いやすいのかもしれないですけど・・・。いつか大爆発しそう・・・なんて勝手に思ったりしてます。ほんとドキドキです・・。

by 綿雲
誰のスッポン?
 今日は隣の市の警察からスッポンが来ました。道路にいたということで、街の中で周りに池も川もないところだということでした。中くらいの大きさで、わりとおとなしいスッポンでした。やはりペットだったのでしょうか。もちろんスッポンを飼っている人もいますし、今では外国産のスッポンも売っているようです。
 実は数日前に同じ市の市役所からマムシが持ち込まれました。もちろんこちらはペットではありません。持ってきてもらえるならどちらかといえばスッポンよりもマムシの方がよいわけで、血清製造のための毒を集めるるのに役立ちます。今回のマムシは比較的体格がよいので、たくさん毒を出してくれると思います。たくさんとは言っても乾燥量で20mgくらいですから、1g集めるのに50匹くらい採毒しなければなりません。2週に1匹エサのマウスを与えながら飼育しています。
 マムシは飼育しやすいヘビの1つで、ハブなどと違って神経質なヘビではありません。しばらく飼育しているマムシは、採毒した直後でもエサを食べてくれます。今回やって来たマムシも数日後にはマウスを食べてくれましたので、ちょっとかわいく思えます。どう見ても顔はかわいいとは言えませんが。

By A.S.
トウキョウダルマ
 ビオトープ・カエル池には、昨年、トウキョウダルマガエルを放してあります。ダルマガエルの鳴き声の確認をした人はいるのですが、私は鳴き声を、まだ聞いていませんでした。池の端に行くと、カエルが水中に飛び込む事があるのですが、私の動体視力では、カエルの種類までは判別できません。今日の朝にダルマガエルの声を聞いたのですが、建物内にいた時なので、ビオトープで鳴いたかどうかが、はっきりしません。

by 地底怪獣バラゴン
野外観察
9日(水)と10日(木)の2日間、飼育技術学会爬虫両生類分会をスネークセンター内で開催しました。その際、9日の夜と10日の午後、近くのビオトープで、爬虫類と両生類の野外観察を行いました。9日の夜には、マムシ3頭が見つかりました。10日には、アオダイショウ2,シマヘビ1,ヤマカガシ2が見つかり、アオダイショウはカルガモと思われるカモの卵を呑んでいました。他にヒバカリも目撃されています。トカゲ類では、ニホンカナヘビは数えるのが難しいくらい多数出現しており、ニホントカゲも確認されました。カエルも数は多く、トウキョウダルマガエル、ウシガエル、アマガエル、ヒキガエルが確認されました。全体として、爬虫類・両生類はかなり豊富なビオトープであるという、印象を受けました。

by ちみ
暑すぎ
 昨日は、群馬県内の調査に行ってきました。水田では、アカガエルの幼生が多数見られ、楽しく過ごすことが出来ました。しかし、10時頃には、かなり気温が高くなってしまい、カナヘビも、どこかに隠れてしまいました。高い山の頂上付近は、如何にも涼しそうに、見えましたが、そこまでは行きませんでした。平年並みの気温ならば、今頃は、良い調査時期なのですが・・・・・。

by 地底怪獣バラゴン
マムシ咬症
 昨日午後7時30頃に病院から連絡が入り、4時間ほど前に農作業中に何かに手を咬まれ前腕が腫れているとのことでした。針で刺したような牙痕も1cm間隔で2コあるということで、マムシに間違いないようでした。マムシに咬まれてもヘビが小さいので確認できないケースがかなりあります。
 これからまだ腫れが拡がる危険があり、年令も85歳なのでもちろん血清の投与を勧めました。まだ腎機能に影響は出ていないようで、早い段階で血清を投与すれば重症化することはあまりありません。
 いつもなら4月には咬症の問い合わせがあり、今年は特に暖かいので早い時期に連絡があると思っていましたが、5月に入ってからになるとは思っていませんでした。これからは農作業や草刈りの時には十分気をつけてください。昨年は落ち葉の中に手を入れた時にマムシに咬まれ、その時はヘビかどうかも確認できなかったということもあり、治療が遅れて亡くなったケースがありました。わからなければとにかく連絡してください。的確な診断ができなければ適切な治療もできませんので。

By A.S.
エサの日
今日は自分の担当しているヘビのエサの日でした。
その中にここ数回エサを食べなかったカーペットニシキヘビがいたのですが、今回はやっと食べてくれました!
状態にもよりますが、ヘビの場合、2~3回エサを食べなくてもそんなに心配はしないことが多いもんですが、このカーペットはちょっと元気がなかったので心配しておりました。
とりあえず、よかった--;

by 綿雲
スズメバチトラップについて
今朝から、旧藪塚本町エリア内からヘビ捕獲依頼が来て、アオダイショウを捕獲してきた、のらです。

さて、A.S.氏の裏話にもありましたが、ここ数日、晴れた日にスズメバチが来ています。ただ、昨年と比べ、随分と少なめな気がしています。
もちろん園内にも、安全を考え、ペットボトルのトラップを仕掛け、今年は昨日までに3種(オオスズメバチ、モンスズメバチ、コガタスズメバチ)の飛来が確認されています。もっと暖かくなれば、キイロスズメバチやヒメスズメバチも飛んでくるかもしれません。
そのトラップですが、見た目が怪しい所為か、よく「このペットボトルは何ですか?」と聞かれたり、「中の液体は何ですか?」と聞かれます。
そこで、この場を借りて、このトラップの作り方を紹介しましょう。
用意するものは、
・お茶などの入っていた、2Lのペットボトル
・針金
・お酢:焼酎:コカコーラ=1:1:2の比率の誘引餌
作り方は
①ペットボトルをよく洗い、乾かします。
②フタをして、ペットボトルの上部(くびれより上の部分)の面積の大きい方の面に、一辺が8~9cmほどの正方形の対角線を×状にカッターで切り、裏面も同様に切ります。
③その×状に切ったところを内側へ折り、×状に切った中心が2~3cmくらいの窓を作ります。
④針金をフタのくびれの所にくくりつけ、枝にぶら下げられる様にします。
⑤スズメバチのよく来る木の地面からの高さが160cm以上の高さにぶら下げ、誘引餌を8~10cmほどの深さまで入れます。
これで完成です。
これで、1日で多い時でしたら30匹ほどかかったこともありますので、スズメバチに悩んでいる方は、是非実践してみて下さい!!

by のら
繁殖期
 野外放飼場のシマヘビは繁殖期で、オス同士の力比べや交尾が観察できます。カエル池の金魚も繁殖期で、お腹の大きなメスをオスが追い回しています。産卵が終わるとメスのお腹は、たちまち萎んでしまうので、産卵があったかどうかは、池の上からでも簡単に確認できます。

by 地底海獣バラゴン
オオスズメバチ
 最近はかなり暖かくなりセンター内でもハチが飛び回っています。例年のようにオオスズメバチも飛んできています。そこでのら研究員の出番となります。トラップを仕掛けると同時に何匹か捕獲してもらい、生きたまま展示します。昨日と今日で捕獲した3匹をプラケースで展示しました。
 なかなか生きているオスズメバチを間近で見ることはないので、見学者には好評です。今月も26日の土曜日にはマムシ対策研修講座がありますので、毒の話をする時に昨年から飼育しているヒキガエルやムカデと一緒に登場してもらうことになります。
 夏になると爬虫類教室で有毒生物の話もしますので、是非見学に来てください。

By A.S.
好天
今日は良く晴れ渡り、いわゆる好天のせいか、多くのお客さんが訪れました。ところが、午後になると温度が上がりすぎたのか、放飼場のシマヘビは、木の上に上がったり、日陰の草の下に入ったり、お客さんにはなかなか見つけにくかったようです。良く探せばかなり見つかるので、できるだけ自力で見つけて欲しいと思っています。

シマヘビは今ちょうど交尾期で、実際にあちこちで交尾しているペアを見つけることができます。もつれた感じで一緒にいるのが交尾のペアです。一方、縄のようによじれているのは、オス同士の力比べである、コンバットです。こちらはよほど運が良くないと見られないでしょう。

by ちみ
オオマムシグサ
 大蛇温室から白蛇観音に登る途中に、自然探索路が設けられています。昨年から準備を始め、だんだんと良い路になってきました。少し登った場所には、「オオマムシグサ」が開花しています。花自体は地味な色ですが、おもしろい形をしているので、是非、観察してみてください。オオマムシグサの他にも色々な山野草の花が咲いています。

by 地底怪獣バラゴン
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