蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
マムシ2000匹の中を歩く
ご存知かと思いますが3年ぶりに中国からマムシが大量にやってまいりました。スネークセンターと言えば…
「うじゃうじゃのマムシ」
という印象を持っている方が多いようで最近は来園していただいた方から、
「昔はマムシがいっぱいいたけどどうしちゃったの?」
という声を多くいただいておりました。そのたびに
「実は中国政府が輸出を禁止していまして…」
とお答えしていましたが、なんとも申し訳ない気持ちでした。
その間日本のマムシやヒメハブを入れていましたが如何せん数が少なく見栄えの点では物足りないものでした。
ですから今回の大量マムシ入荷は我々としても大変うれしいことだったのです。

さて、マムシたちは現在野外の飼育場で飼育展示していますが、
毎日職員が飼育場に入ってマムシたちの状態をチェックしています。昔は万単位で飼育していたのでまさに
‘足の踏み場もない’くらいでした。
今回はさすがにそこまでではないですがそれでも中に入るとたくさんいた頃をしみじみと思い出します‥。
スネークセンターに来た頃はヘビのことが全然わからず、マムシがウジャウジャいる中に入っていくのが正直恐かったもんです。長靴を履いて入りますがそれでも「かまれないのだろうか?」とマジで心配でした。最初の一歩を踏み入れた時の感覚は今でも忘れていません。

今ではさすがにヘビにも慣れてガシガシ入っていけるようになりました。スネークセンターに来てヘビたちを相手に仕事をするうちに、けっして向こうから襲ってくることはない、ジャンプしない、基本的に人が手を出さなければかまない、など性格や動きの特徴を知りました。
今ではもうコワいとは思いませんが(たまにはあるけど…)、この‘慣れ’がコワいんですよね、実は。
気を引き締めていこう‥;

by 綿雲






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コロキウム
コロキウムとは、研究員が現在行われている研究の内容や進捗状況について話をして、それに対して質疑応答が行われる、いわば研究会です。当研究所の理事である田宮信雄東北大学名誉教授の発案で始まり、田宮教授も臨席して行われ、もう20年以上にわたって、紆余曲折はありながら続いています。
2ヶ月に1回のペースで行われていますが、今年はちょっとしたアクシデントから、半年ほど空いてしまい、今日は久しぶりのコロキウムでした。田宮教授は、ちょっと体調がすぐれないようでしたが、熱心に話を聞いていきました。

by ちみ
朝から変なモチベーション
始めに書いておきます。とにかく私は、チョウやガといった鱗翅目の幼虫が物凄く苦手でして。。。
今朝も出勤時に車に研究所の駐車場付近の木から落ちてきた枝が付いておりまして。昨日は一日中雨だったのに、なんで車に枝がまだ付いているんだろうと、疑問に思って枝を取り払った瞬間、枝に磁石でも付いているのではないだろうかというくらいの抵抗感。。。でもめくってみると・・・
ゾゾゾゾ・・・
っと寒気がしました。
糸を引きまくっているアメリカシロヒトリがビッシリ付いているではありませんか。。。
この時点で、もうテンション急降下、モチベーション維持もかなり困難な状況。。。勇気を振り絞って全部駆除しましたよ。。。
そして研究所について駐車場の上空を見てみると、、、やはりアメリカシロヒトリがどっさりおりましたよ。
朝一の会議の後、地底怪獣バラゴン氏に枝を切ってもらいましたが、その間は車は一番遠くへ避難。もうあんな目には遭いたくないですよ。
と思いきや、今度は所長が昆虫図鑑を持って外へ出てきました。
「アゲハの幼虫がいてさ、、、」
ノォォォォォ・・・・
その時に捕まえたのが、こちら↓
勇気を振り絞って撮ったミヤマカラスアゲハ幼虫(ピンぼけ)

ミヤマカラスアゲハの幼虫。。。その後しばらくは、研究所内で、幼虫談義が始まり。。。
今もなお、ミヤマカラスアゲハの幼虫がいるお部屋で、おびえながらこの裏話を書いております。

by のら(本当に、駄目なんですってば。。。)
暖秋
 10月も、もうすぐ終わりですが、比較的気温の高い日が続いています。例年の10月ですと、曇りの日には野外放飼場のシマヘビはほとんど穴に潜ったままですが、今年は曇りの日でも外に出ている個体が多いようです。この調子が続けば、来月もシマヘビの出現は多いかもしれません。

by 地底怪獣バラゴン
今頃東京でマムシ咬症
昨夜、病院から連絡があり、夕方6時に多摩川の河原でヘビに咬まれた患者がいるということで、咬んだヘビの写真をメールで送ってきました。間違いなくマムシでした。10月下旬に、しかも夕方に咬まれるというのは珍しいことです。もちろん暖かい日には出ることもあり、昨年は群馬で11月に咬まれています。

指先端部の牙痕は1つのようで、3時間で手首くらいまでの腫れでした。ヘビもあまり大きくないようなので、それほど毒が入っていないとは思いますが、まだしばらくは腫れが拡がるはずです。

都市部であっても河川敷の草むらなどにはマムシがいますので、入らないのが無難です。

By A.S.

お引っ越し
 朝はかなり冷え込んできました。4月下旬から放飼場に出していたケヅメリクガメを温室内に入れる時期になりました。しばらくは、皆さんの目に触れることがなくなりますが、来年の4月下旬には、お目にかかれます。温室内は狭いので、運動不足気味で、冬太りするが恒例です。

by 地底怪獣バラゴン
昨日は千石正一氏が来園
今日は、白蛇観音祭ですっかり園内も盛り上がっています。
しかし、今日の裏話は、昨日のこと。
「どうぶつ奇想天外」などですっかりお馴染みの千石正一氏が長坂拓也氏らと来園され、園内をお楽しみいただきました。
千石氏は、お得意(?)のギャグを連発し、所長や他の職員などとのお話しも満喫された様子でした。
来園されていたお客様も、突然の千石氏の来園にカメラを構えたり、一緒に記念撮影される方もいらっしゃいました。
こんなスペシャルな方が来園されるのも、ここスネークセンターの大きな魅力の一つですね。

by のら
ガラスにへばりつくヘビ
毒蛇温室で飼育しているパフアダーはよくお腹をさらけ出して垂直にガラスにへばりついています。
まあ実際にはガラスと壁との間にすきまがあるので、
そこにはまりこんでいるんですけどね。
ヘビには吸盤などないのでツルツルのガラスなどにはりつくことはできませんので。
今日もガイドツアーのとき発見しました。
腹部の特徴などを説明するのにたんへん便利です。

腹見せパフ


by綿雲
問題集作り
明々後日行われます「白蛇観音祭」、本日から急ピッチで準備が進められております。
今日は、テントを借りに行ったり提灯張りをしたりとやっておりました。
また、当日は「勝ち抜き!!ヘビ博士クイズ」があるため、その問題集も作成しておりました。
とりあえず30問は作ったので、これで足りなかった場合、恐らく司会者がその場を見て頭の中で考えた問題を出すものと考えられます。
このクイズ、景品も当たる可能性がありますので、ぜひ遊びに来て下さいね!!

by のら
マムシ入荷
 昨日(16日)、久々に中国からタンビマムシが入荷しました。約2000匹です。SARS(重症呼吸器症候群)の影響で、中国が輸出禁止策を取っていましたが、ヘビとSARSは、関係がないことが明白になり、輸入が解禁されました。マムシが沢山いた頃のセンターの思い出がよみがえる光景に、今朝は感激しました。
 
by 地底怪獣バラゴン
第1温室で扱いにくい種類
自分の担当している第1(毒蛇)温室で、一番扱いにくいのは、、、と聞かれたことがあります。
現在展示しているヘビは、
シロヘビ、シンリンコブラ、トウブグリーンマンバ、ミドリニシキヘビ、ハナナガコブラ、ハブ、フィールドツノクサリヘビ、サバククロコブラ、ニホンマムシ、ウスイロネッタイガラガラヘビ、クロネズミヘビ、シュウダ、ウアマントラガラガラヘビ、タイワンコブラ、キングコブラ、アメジストニシキヘビ、ヒメハブ、ミナミオオガシラ、ビルマアオハブ、セイブダイヤガラガラヘビ、ヤマカガシ、パフアダー、リンカルスドクフキコブラ、ニューギニアタイパンの24種で、過半数が毒蛇。
大抵の場合は、「キングコブラでしょ」と言われてしまいますが、実は個人的にはそうは思いません。
ニューギニアタイパンやトウブグリーンマンバは確かに危険ですが、まだ、小さい個体ですし、積極的にこちらを攻撃しようとはしていません。やんちゃな性格のシンリンコブラやタイワンコブラも、まだまだです。
やはりダントツで扱いにくいのは、、、アメジストニシキヘビ。
気が荒い上に攻撃の範囲が広いので厄介なのと、強い力でスネークフックにもよく絡んできます。これを剥がすのが大変。メンテナンスのためにケージを開けたら、その時点で、こちらはターゲットにされてしまいます。その上、ここのケージは、よく水が抜けてしまうので、補充にも一苦労です。
ですから、昨年と今年の特別展「大蛇祭り」の「大蛇の公開(体重)測定」には自然と外されています。
これが属するMorelia属はどうも苦手です。。。

by のら
白蛇観音祭
 10月21日(日)は、白蛇観音祭が開催されます。「コブラショー」や「シマヘビと遊ぼう」等の、おなじみのイベントの他に、「勝ち抜きヘビ博士クイズ:景品がもらえます」や白蛇に触れるイベントもあります。昨年も多くの方に御来場いただき、たいへん盛況でした。今年も是非、お出かけ下さい。

by 地底怪獣バラゴン
こんなに神経質だったっけ・・・?
今日の「ヘビのお食事タイム」ですが、パフアダーにエサを与える日でした。
いつものことなら、すんなり食べてくれるのが、、、
なぜか妙に集中出来ない様子で、なかなか餌を食べてくれません。
このローテーションならば、セイブダイヤガラガラヘビの方が神経質で、ちょっとでも周りで動くものがあると、呑もうとしている最中ならばすぐに餌を離して、安全を確認し、また呑み始める行動をよくしますが、、、
今回はパフアダーに似た行動が見られたのです。
ただ、パフアダーの場合は、餌は気になっているのですが、口に入れようとせず、餌の近くをウロウロとして、でも通路側を気にして、、、まだ安全ではないな、と思うとまたウロウロして。
その繰り返しです。
最終的にはすなり食べてくれたので良かったですが、このイベントでここまで神経質になったのは、展示ケージに入れてすぐを除けば、見られなかったことです。

by のら
シマヘビ入荷
 今秋、初めてシマヘビが入荷しました。今年は、8月・9月と暑かったために、シマヘビがあまり捕れなかったようです。このところの、涼しさで少しはシマヘビの出現も多くなったようです。新参者も放飼場で元気に動きまわっています。これからもシマヘビは入荷する予定ですが、野外で採集するために、天候等によって入荷量が決まってしまい、なかなか予定通りには行きません。

by 地底怪獣バラゴン
久しぶりの患者
最近治療が必要な動物はいなかったんですけど、
パフアダーという毒蛇(かなりパワフルでキケン)の口腔粘膜が露出しているのが発見されました。
こういう症状は口内炎であることが多いのです。
検査したらやっぱり。しかもかなりひどい・・・。
ナミヘビの仲間や毒蛇でも小型のヘビでは頭を押させて治療できるのですが、パフアダーの場合、そう簡単にはいかないのです。
しばらく気が重い日々が続きそうです--;

by 綿雲
掃除し難いんだか、掃除しやすいんだか。。。
第2(大蛇)温室にいるアフリカニシキヘビのダーナちゃん。
この子は、とにかくいろんな物事に興味を持つ子でして。
今朝も、この子のケージの掃除をしている時、デッキブラシに近付いてみたり、楯に近付いてみたり、水入れに水をためている時には、その中に入ってみたり。。。
ですから、ケージを左右2つに分けて、水入れ側を掃除する時は、極力水を出しっぱなしにしないで行うと、比較的スムーズに行くのですが、水入れの掃除を終え、水を出して、すすぎの状態にはいると、わざわざ寄ってきて水入れの中に入り、栓が出来ない状態に。。。
かなり重たい個体なので、動かすのも容易じゃありません。楯で押してもびくともせず、フックで移動させると、嫌がって余計に動かない。。。
そんな時は、、、水入れの反対側を掃除しはじめるのです。
そうすると、「何やってるのぉ~?」と近寄ってきてくれます。
その隙に、栓を閉めるのです。
餌の好き嫌いはあるものの、ある意味、分かりやすい性格の子です。

by のら
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