蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
学会
先日、日本爬虫両棲類学会の大会が、琉球大学でありました。
沖縄に行くのは久しぶりで、モノレールに初めて乗ったくらいです。
かなりの盛況で、北海道からも何人もの参加者がありました。
特別講演は、当研究所の評議員でもある、琉球大学名誉教授の高良鉄夫先生で、ご高齢にもかかわらず、元気なところを見せてくれました。ちょっと発音が聞き取りにくかったのですが。
面白かったのは、イワサキセダカヘビが餌にしているカタツムリの1種が、捕食に対抗するために、殻の口の形を変化させてきている、と言う話でした。殻の形がどう捕食行動をじゃまするのか、という解析はまだ甘いようでしたが。

by ちみ
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ヘビの血
現在、冬眠前のマムシの健康診断を行っています。
体重測定から、触診、口腔内の検査や直腸内容の検査などを行い、採血をして血球の状態も見ています。血液とまつ

ヘビにも赤血球、白血球があるんですよ。
明日(11/25)と来週の日曜日(12/2)にも健康診断を行いますのでその場ですぐに血液を顕微鏡で観察できます。

by綿雲
上野動物園
インターネットで朝日新聞社のasahi.comを見ていたら、とんでもない記事にぶつかりました。
「見つめあっても大丈夫 ヘビとカエルが同居 上野動物園」
というタイトルで、エメラルドボアとマダラヤドクガエルを同じケージに入れて展示している、というお話です。その趣旨は、どちらも日本生まれで、野生で育っているヘビが、ヤドクガエルの危険性を知らないで襲ってしまうかどうかを見るのだということです。
ここには2つ問題があるようです。まず、エメラルドボアがそもそもカエルを食べるか、ということ。ヤドクガエルは餌にするには小さすぎると思えることです。本気でこの展示を行うのなら、とにかくヤドクガエルの生息する地域で、カエルをよく食べるヘビを用意しなければならないでしょう。別なやり方としては、毒のない普通のカエルも一緒に入れて、そちらをエメラルドボアが襲うかどうか見る方法もあります。いずれにしても現在のやり方は非科学的すぎます。

ところでこのコラムが「サイエンス」というセクションに置かれているのは、相当皮肉が効いていると思います。

by ちみ
新入り
先週ボアが仲間入りしました。
おとなしいヘビで触っても、咬んだり、巻き付いたり、フンをぶちまけたり、臭腺(尾の付け根にある)からクサい液を出したりしなさそうです。
「ヘビとのふれあいタイム」で使えるかも。
しばらくはこちらで触って様子見です。
仕事中は、実はめったにヘビに触れることないから、たまには触れるようにしよう…。そしてお客さんに触ってもらえるようなおとなしいヘビたちを増やしていこうかと思った次第です。

by 綿雲
おぉ!!初めてだ。。。
私の採毒実演の時には、よく来園者に問題を出し、当ててみたりするのですが、この問題の中で「本州に生息するヘビは、何種類でしょう?」というのがあります。
この問題、意外と答えを知らない人が多く、実はその解答も同じ採毒室に貼ってあるのに気付かない方も多いようなのです。
「3種類!!」「5種類!!」「10種類!!」と答える方が多く、それ以外にも「100種類!!」「200種類!!」なんて答える方もいらっしゃいます。
本日15:30からの採毒実演では、この不正解神話が崩れました。。。
見事に「8種類!!」と答えられた方が!!
普段は、当てられた方が、結構ドキドキしている様子がうかがえるのですが、本日はあっさり答えられてしまった私が動揺してしまいました。。。
うむむむ・・・完敗です。

by のら
やはりコイツ
最近は日の暮れる時間も早くなり、温室のカギを閉める頃には、懐中電灯が必要なくらいになります。
温室内は暖かいので、ここでよく動き始めるのが夜行性のヘビたち。
やはりニシキヘビたちが昼間は見せない動きをよく見せてくれています。
以前は第2(大蛇)温室のアミメニシキヘビやビルマニシキヘビ、時にはアフリカニシキヘビのダーナちゃんが、こちらに向かってアタックをかけてきて、ガラスに衝突しこちらもビックリすることがありましたが、最近はそういうこともなく、随分と大人しくなったような気がしています。
が、第1(毒蛇)温室のアメジストニシキヘビだけは違う!!
コイツは本当にどうしようもない性格です。
ここ最近の出勤日での閉園時には、必ずこちらにアタックをかけてきます。もちろんきちんと餌を与えていますので、空腹というわけでもないようです。実際、昨日の「ヘビのお食事タイム」では2匹も冷凍ラットを食べているのですが、やはり閉園時に「ドスン!!」と来ました。
以前、千石氏も「こいつはバカだから」なんて話をしていて、うんうんと納得してしまいましたが、最近はそれに拍車がかかった様になってきてしまっている(?)のがちょっと心配です。

by のら
余り物
 マムシの幼蛇をたくさん飼育しているので、エサを食べない個体も多く、ネズミがあまってしまうこともあります。余ったネズミは夜のヘビの部屋のトッケイヤモリに与えることが多いのですが、余り物が多いと過食になり、すぐに肥満気味になってしまいます。

by 地底怪獣バラゴン
アカマムシ死す
akamamushi

朝、蛇庫へ行くと、生まれた時から飼育していたアカマムシが死んでいました。何年も採毒実演の時に普通のタイプと黒化型、そしてアカマムシを見せて色彩変異の説明をしていました。

一般の人がアカマムシと呼んでいるマムシよりも赤い個体で、これほど赤っぽいのはほとんど見られません。このマムシは普通の色彩の親から生まれた子ヘビの1匹で、他の子ヘビは普通の茶色でした。

何年も大切に飼育し、毎週土日の採毒実演の時にはいつも出演していました。それ以外に抗毒素血清製造のための毒も採っていました。
エサを残したことなどほとんどなかったのですが、1週間ほど前に与えた時にはめずらしく食べませんでした。ただ、いつも元気なのでそれほど気にしていませんでした。

生まれてからずっと蛇研に貢献してくれたアカマムシに哀悼の意を表したいと思います。

By A.S.
ヘビにはできない技
ウラ部屋でグリーンイグアナという大型のトカゲを飼育しています。
けっして攻撃的というわけではないのですが、
餌のときガツガツしているのでケージから出てきそうになるのです。
このトカゲはヘビにはない‘手足’があって爪も生えてます。
『餌だ!』と喜んで(?)、人の手にのっかってくることがあり、
その爪を思いきり食い込ませてくるのです。
そしてけっこうなキズを作ってくれるのです~ぅ。
ヘビにかまれるよりイグアナに引っかかれた方が多いかも・・。

by 綿雲
今日も昨日も、その前も
ここ最近、シマヘビ放飼場の大きな方の池によくカワセミが来ています、ということをこの間の「今週の1枚」のコーナーで書きました。
そのカワセミですが、最近は、時間も関係なく頻繁に見かけるようになりました。
ちょっと警戒心が強いので、人が近付くと逃げてしまいますが、それでもその飛んでいる時の鮮やかな青緑色は、本当に見事なものです。
こちらがじっとしていると、警戒心も解け、池にいる小さな魚を捕らえるところも観察出来ました。
明日明後日は、休日でお客様も沢山来ると思いますが、朝方の人の少ない時間帯ならば、観察に適しているかもしれません。

by のら
穴掘り
 久々に中国からマムシが輸入されました。しかし、このままの状態では、冬を越すことができません。冬を越すには、温室で飼育するか、適切な冬眠場所を作ってやることです。そこで、放飼場内に冬眠場所になる穴を掘っています。掘った穴の中に、漬け物石くらいの石を入れて、その上から土を被せます。肉体労働は、体も精神もリフレシュされるようで、楽しいものです。

by 地底怪獣バラゴン
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