蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
暮れも正月もあんまり関係ない
ついに今年も終わろうとしています。
一年間ブログを読んでいただきありがとうございました。

さあ、正月休みだ!

というわけにもいかず、こちらスネークセンターは年中無休でして。
個人的には明日元日が休みであとはずっと出です・・。
お正月休みの方は、イベントもやっておりますので、お越し下さいませ。
3日から6日までは、午後1時半より園内ガイドツアーもやります。


今年最後の「診察室より」:本日の治療は・・・
アミメニシキヘビの皮膚病の治療+他のカメにしっぽをかじられたクサガメの治療+インドニシキヘビの経口補液+リクガメの強制給餌でした。
今年1年間で助けられなかった命も正直ありました。無駄にしないようにこれからしっかり勉強していこうと思います。


ではみなさま、よいお年をお迎え下さい!

by 綿雲
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年末になって
何だか、一年は本当に早足で過ぎてしまう気がしています。もう少しで2007年も終わりですね。。。
皆様は、今年はどんな一年でしたか?
さてさて、年末になっていきなりスネークフックの注文が2件ありました。
最近は数ヶ月に1本くらいの需要くらいなので、いきなり2本となり、嬉しい限りです。
年明けから制作に取りかかる予定です。

スネークセンターボランティア募集の締め切りも近付いて参りました。
詳細はこちらに載っていますので、興味のある方、締め切りは、大晦日ですのでお早めにどうぞ!!

それでは、皆様、良いお年を!!

by のら
暖房
 今年は、灯油の値段が高く、暖房費がかかります。節約のために、設定温度を下げたり、温室の一部に、カーテンを張って、一部分だけが暖まるようにしています。今のところ、ひどい寒波は、来ていませんが、正月にはすごい寒波が来ると、天気予報で言っていたので、今から心配です。

by 地底怪獣バラゴン
順調です
9月に生まれたベアードネズミヘビ。
全員元気に成長しています。
持っても咬んではきませんが、尾の先を振ってイカクしています(持たれた状態で)。
生意気な・・・。
あと尿も手にかけてきやがりました^^。
まだ小さいのでどぉってことないですけどね。
とにかく元気に大きくなってくれればいいのです♪


by 綿雲
本日のヘビのお食事タイム
ニューギニアタイパンがヤバい!!
といきなり書いてしまいましたが、ここ最近は、餌のタイミングが分かるらしく、ケージの扉の下で体をややS字に曲げて待っていることが多くなりました。
これまでは、ケージの扉を開けて、餌を目の前に持って行ってみると、初めて餌の存在に気付く行動が多々見られたのですが、、、
今日のような行動が見られると、他のヘビを扱う以上にかなり気を引き締めてかからなければなりません。
ニューギニアタイパンや今はいないブラックマンバがこの様に餌のタイミングが分かって、同様にケージの扉の下で待たれると、ケージを開けた瞬間に間違って咬まれた・・・なんて事があると大変なことになりますから。
あのスピード、本当に速いですからね。。。
なるべく、扉の下で待たれた時には、すぐには与えず、なるべく展示ガラス側に行ってもらい、その段階で与える様にしなければなりません。
その方法は、人間の存在を知らせること。怒らせないようにして人間の存在を知らせると、比較的逃げてくれる事が多いので、そのタイミングを計って与えるようにしています。

by のら
産経新聞ニュースより
インターネットの産経新聞ニュースで「トカゲやカメなど30匹が火事で死ぬ」という記事がありました。原因はペットのための暖房用に木枠に取り付けた白熱灯のようです。
は虫類の飼育では、1年の内かなり長い期間暖房が必要です。センターでは温室の暖房に灯油を使っていますが、10月から梅雨明けまでボイラーが動いています。
最近はペット用の暖房器具もいろいろあり便利ですが、暖房器具や電気のコードの発熱には十分注意してください。家が燃えてしまえばペットのことを心配するどころではなくなりますので。
もう1つのニュースで、豚舎が焼け、ブタ200頭が焼死というのもあり、これもブタのための暖房機が出火原因のようです。
ペットと心中ということにならないようにくれぐれも気をつけてください。

By A.S.
アミメニシキヘビの治療
皮膚病になったアミメニシキヘビの治療をしています。
アミメニシキといえば、大蛇。
しかも性格がけっして穏やかとは言えないヘビです。
最初の治療のときは、職員4人がかりで行いました。

たいていのヘビは、病気にかかって余程体調が悪ければ別ですが、人間に捕まえられるとクネクネしたり、巻き付いてきたりして抵抗します。
それは、ヘビにとっても大変な負担になり、ストレスになるのです。
ですから、治療をするときには、いかにヘビにストレスがかからないようにできるか試行錯誤しています。

今回のアミメニシキヘビは、皮膚の一部だけに問題がありそうだったので、捕まえずにサッサとできればよかったのですが、場所が頭に近かったのと、患部の状態を触ったりしたかったので、とりあえず頭と体を他の職員に持ってもらって治療しました。
なんとか大暴れすることもなく終了しました。

今日は2回目の治療でしたが、「平気だろ・・」と思って一人でやりました。
薬をヌルだけでしたので。
でも少しおこって頭を近付けてきたのでビビリました。

by 綿雲
大人しいハブ
第1(毒蛇)温室の奄美大島産のハブは、どうも一般に思われているよりも、はるかに大人しい性格のようです。
掃除の際にも、警戒して身構えるよりもむしろ、逃げ回る方で、今日も朝のカギ開けの時に水入れの中に糞をしていたのですが、ケージのカギを開け掃除する際は、「もう分かってますよ・・・どうせ掃除するんでしょ?」ってな具合で、掃除する逆の展示ガラス側でじっとしています。
さらにはたまにこっちに来たと思っていても、咬む様子や攻撃前の体をS字に曲げるような体勢もとるわけでもなく、手前にある水入れの縁に頭を乗せ、体をまっすぐに伸ばした状態でこちらの様子を「今、何してるの?」という感じで観察しています。
そんな態度をとられてしまっては、いくらこわい顔をしていても、「おっ!?こいつ可愛いなぁ・・・」と思わせてくれます。
子ヘビの時にやってきて人間の手で育てられたうちの生き残った数少ない(ハブは餌食いが悪く、この個体も公開はしていませんが生きたエサしか反応して食べないんです)ハブの内の1匹なので、そんな性格になってしまったのかどうかは分かりませんが、もしかしたら、「世界初!!手乗りハブ!!」なんて事ができるくらいの個体なのかもしれませんが、、、「じゃぁ、やってみて!!」と言われたら、即座に遠慮してしまいますよ。
なんせハブなんですから。。。
信じられないくらい大人しい個体ですよ、こいつは。


by のら
季節はずれの交尾
交尾


今まで熱帯蛇類温室で2匹一緒に展示していたアミメニシキヘビを、温室改修のために12月になって大蛇温室に移動しました。
昨日カギを閉めに行くと仲良くしているので、よく見るとなんと交尾をしていました。今まで一緒にいても交尾をしなかったのに、しかもこの時期になって交尾をするなんてことは予想もしていませんでした。床暖房なので室温は20℃くらいしかありません。
ビルマニシキヘビは何度か繁殖したことはありますが、アミメニシキヘビは1度もありません。
産卵するのを期待したいと思います。

顔が見えている小さい方がオスで、メスは25年ほど前に東南アジアから輸入された木材にまぎれて入ってきた個体です。入ってきた時はかわいい子ヘビでしたが、現在では6m近くになっています。やさしく飼育されてきたので、性格がおとなしく、唯一手で扱えるアミメニシキヘビです。

By A.S.
イノシシ罠
 スネークセンター内に、イノシシが昨年から出没するようになりました。所内の、あちらこちらが掘り返されたりしています。ご近所にも出没しているようで、畑わきに罠が仕掛けられています。一週間ほど、罠を見ているのですが、イノシシが捕まった様子はありません。

by 地底怪獣バラゴン
タイヤマカガシ
先日、タイヤマカガシ(Rhabdophis subminiatus)に咬まれて、出血が起きて入院した人がオランダで出ました。タイヤマカガシは日本のヤマカガシに近縁で、咬まれて毒が入ると、似たような症状が出ます。もちろんオランダには生息しておらず、飼育していた個体に咬まれたのです。

オランダの病院からいきなり電話が来て、当研究所のヤマカガシの抗毒素をすぐに送って欲しいという話でした。確かに、私もヤマカガシの抗毒素はタイヤマカガシにも効くだろうと思いますし、是非送って試したい、と思ったのですが、咬まれてからすでに4日も経過していて、これから厚生労働省の承認を受けて送るのは、まず間に合わない、と言うことで断念しました。滅多にない機会でしたが。

病院ではまず、オックスフォード大学のウォレル教授に連絡して、こちらを教えてもらったとのことです。ということは、オックスフォードに置いておけば、いざというときに、試すことができると言うことになります。これが出来ればよいのですが。国内でも、限られたところにしか置いていない現状ではなかなか難しいところです。しかし、せっかくの抗毒素ですから、出来るだけ活用出来るよう、頑張ってみましょう。

by ちみ
寒かったので・・
先週から熱帯蛇類温室がしばらく閉鎖となりました。
ヘビとの記念写真はそこで行っていたのですが、
先週からは資料館で行っています。
この建物の中がけっこう寒いんです・・・・・。
お客さんと話をしているときはいいのですが、
ひとりでぽつ~んとしていると体が冷えてきてしまう&
もともとじっとしていられない性格なので、
シャドウピッチングやテニスなどの素振りをしているんです。
そんなときに誰かが入ってきてそんな姿を見られると、
バカだと思われそうですが、今日は大丈夫でした☆
その傍らでふれあい用のヘビが、ストーブ2個とホットカーペットで
ぬくぬくとしていたのでした。
人間用の暖房器具がほしいところです・・・・・・・・・・。


by綿雲
風の強い日
 今月になって、気温は高いが、風の強い日が多くなっています。人の場合、風が強いと体表面から体温が奪われ、寒く感じられます。ヘビの場合は、体温は周りの温度や日光に左右されます。風が強くても、人ほど大きな影響はうけないもかもしれません。昨日は、気温はそこそこ高かったのですが、風が強く体感温度は低かったです。ところが、4時頃になっても放飼場のシマヘビは、かすかに残った日だまりで日光浴をしていました。

by 地底怪獣バラゴン
臭いマムシ酒?
センターに見学に来られた方が「作ったマムシ酒を飲んだことがある」と言われることがあります。しかし、ほとんどの人が臭いとかマムシの体がぶよぶよしていて、しかもビンの底がもやもやして濁っていると言う人がほとんどです。

マムシ酒を作る時に水を少し入れたビンにマムシを入れて、糞が出なくなるまで1ヶ月ほど置いておくのはよいのですが、その後に焼酎で漬けているとのことで、それでは当然腐ってしまいます。
焼酎ではアルコール度数が低く、しかもそのまま漬けたのでは体の中まで浸透する前に腐ってしまいます。消化管には細菌が多く、ヘビが死んだ後は短時間で腐敗していきます。もちろん他の臓器もアルコールで組織が固定される前に腐敗します。

ヘビの固定標本を作る時には、ホルマリンかエチルアルコールを使います。アルコールの場合には80%の濃度にして、しかも、体の中に注入して内臓からも固定します。

焼酎で漬けてもかなり時間が経てばアルコールで細菌が死んでしまうでしょうが、腐敗が進んで臭くなってしまいます。みんなマムシ酒は臭いものだと思って飲んでいたようです。
このようなマムシ酒を飲んで具合が悪くなったというのは聞きませんが、1例だけ何十年も前の報告で死亡例もありますので、くれぐれも気をつけて下さい。健康によいと思って飲んだマムシ酒で体をこわしたのでは笑い話にもなりませので。

By A.S.
紅葉
スネークセンター内の紅葉は、ほぼ峠を越えてしまいましたが、裏山の八王子丘陵は、まだまだ鮮やかです。あと1週間くらいは楽しめるでしょうか。ここにはハイキングコースもありまして、新緑の頃と紅葉の頃はおすすめです。

茶臼山周辺の様子を写真に撮りましたので、添付します。

by ちみ

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穴掘り完了
 マムシの野外放飼場に冬眠用の穴が、完成しました。とりあえず、先月の中旬にひとつ掘って、様子を見ていました。ほとんどのヘビが冬眠穴に入っていました。気を良くして、その後に、5つの穴を追加で掘りました。一つ目はワラを使ったのですが、他の穴は瓦やビニールシートを使用しています。

by 地底怪獣バラゴン
何の脱皮?
本日も午後の採毒実演2回を担当しました。
採毒後にいつもアオダイショウを出してふれあう機会を設けていますが、この時に自分の持っている脱皮が何というヘビか?という質問がありました。
見せてもらいますと・・・ヘビと名前が付きますが、ニホンカナヘビというトカゲの仲間のもの。
これが意外だったようです。
「脱皮=ヘビのもの」と思う方も多いようですが、トカゲの仲間もきちんと脱皮をするんですよ、と教えると「これじゃお金は貯まらないよね~」。。。
まぁ、そうかもしれませんね。。。(;^^A

さて、今日からボランティアを募集し始めました。
今月いっぱいまで募集をしております。
興味のある方は、こちらをご覧になってくださいね。

by のら
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