蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
患者が急増中。
ただいま治療中のヘビが増えています。
重なるときは重なるもんなんです、不思議と。
しかも、大物っ!!
2㎏と3㎏のボア一匹ずつ、まあこの辺はいいとして・・・
13㎏のアミメニシキヘビ、さらに・・・・・・
20㎏のビルマニシキヘビと続きます--;。
ボアもそんなに大きくないとはいえ、ひとりで注射とかするのは大変です。アミメもビルマも元気がないわけではなく、注射をすると痛がってイヤイヤをしながら(?)逃げまどいます。さらに、口の中や鼻に異常(膿のようなものがたまっている)があるので、どうしても頭を保定しなければならず、マジな力で抵抗してきます。治療もしなければいけないし、巻き付かれたり、かまれないようにしなければいけないし、それと保定することによってヘビがケガをしないように気をつけなくてはいけないやらで、ホントに神経を使うのです。デカいのでなおさらです。
ちなみに60gのマムシも治療してますが、かわいいもんです。
でもこっちは毒蛇なので・・・それはそれでおおいに注意しないといけないし。

ということで最近ややおつかれ気味です・・;。
でもみんな良くなってくれればよいのです^^。
今のところ何とも言えませんが・・・。
とりあえずは全力で治療をしようと思います!!

by 綿雲

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爬虫類を食べる
オーストラリアに行った時に、ワニやオオトカゲを食べたりそういう映像を見たりしましたことがあります。日本でもマムシ料理やシマヘビ料理(スネークセンターでも食べられます)、スッポン料理、エラブウミヘビのスープなど、聞いたことがある、もしくは食べたことがあるなんて方も実は多いのではないでしょうか?
私も、実際にアオダイショウやシマヘビ、エラブウミヘビ、タンビマムシといったヘビ類、スッポン、ワニを食べたことがあります。恐らく、これ以上食べている方も恐らく研究員にはいると思います。
どれが特に美味しかと聞かれても、調理や味付けがそれぞれ違う食べ方をしていたので素材の美味さを書きにくいのですが、一つ言えることは、どれも不味くはないということ。
食べてみると、意外とイケるものばかりでした。
ボリュームがあったのはワニのフライ、歯ごたえを楽しむのであれば、アオダイショウやシマヘビの炒め物(弾力があって、美味しい!!)、プルプルして美味しかったエラブウミヘビのスープ(意外や皮が美味しかった)、カイカリしていて美味しかったのはタンビマムシの唐揚げやハンバーグ、雑炊にして美味しかったのはスッポンとこんな感じです。
ただ、姿焼きや火を通した肉ではあったけれども、どれも発酵させた肉ではなかった、ということ。確かに哺乳類や鳥類、魚類、植物などとは違って一般的ではないでしょうし、流通量もはるかに違うでしょう。
そんなに肉がないものが多いからか、はたまた保存させる必要性がないためか、それとも爬虫類を乳酸発酵する菌なんていないのか、、、
そういった情報が調べてもヒットしませんでした。
しかし・・・
興味があるので、あったら是非食べてみたい!!!
と個人的に本気で思っております(あくまでも、腐敗ではなく発酵に限りますが)。
どうやって作るのか、どんな味なのか、食感なのか、そしてどんな臭いがするのか(←ここが重要です)。
もし、爬虫類の発酵肉の情報をお持ちの方いらっしゃいましたら、教えて下さい。

by のら
アリゲーター
 熱帯蛇類温室にいたアメリカアリゲーターは、大蛇温室に入っています。熱帯蛇類温室の暖房工事をするためです。普段の年は、12月から2月はエサをやらないのですが、今年は温室が変わったので、エサをやってみました。体温が22℃程しかないのですが、食欲は旺盛です。さすがに、アメリカアリゲーターは、温帯に棲んでいるワニだと感じました。

by 地底怪獣バラゴン
なんでこんな所に・・・?
昨日の話。
第1(毒蛇)温室のタイワンコブラが脱皮していました。
もちろんそのままにする訳にいかないので、掃除をしたわけですが、水入れの中に糞もしていたので、一緒に掃除してしまおうとした時のお話しです。
ブラシを用意し、蛇口を開けホースから放水開始!!
脱皮を全て洗い流し、いざ次は水入れの糞!!・・・?
糞が動いたぞ・・・?
水が揺れているわけでもないし、、、しかも伸びたぞ!!?
よく見ると・・・クロイロコウガイビル(Bipalium fuscatum)※ でした。。。
でもよく考えてみると、、、こいつはどこからやってきたんだ・・・?
配管の中を辿ってきたにしろ、
ヘビが逃げられないケージの僅かな隙間から入ってきたにしろ
その経路がとっても気になりました。

※コウガイビルはヒルの仲間(環形動物)ではなく扁形動物に入り、プラナリアに近い動物なんですね~

by のら
問い合わせ
昨年も電話とメールでの問い合わせがたくさんありました。
電話での問い合わせは200件ほどあり、ペットや駆除、ヘビの判別、生態などについての質問だけでなく、医療機関などから毒蛇咬症についての質問も多くあります。メールと違って、毒蛇咬症については緊急の場合が多く、夏になると夕方から夜に咬まれることがしばしばあるため、連絡も夜間に来ることがあります。

時には消防本部からどこの病院に血清があるのかという質問も来ますが、そのようなことはわかりません。いくつかの県で薬務課が把握していて、ホームページに載せているところもありますが、ほとんどの県では把握していないのが実情です。最近の救急患者のたらい回しではありませんが、ケースによっては危険な状態になる可能性もあります。

昨年のマムシ咬症の問い合わせ23件中7件は、連絡を受けた時点で重症例でした。全てフォローアップしていませんので、それ以外の症例がどの程度まで進行したかわかりません。中にはその病院では血清を持っていないため、これから血清を探すというところもありましたが、夜間だったので大丈夫かなと心配したところもありました。

イヌがマムシに咬まれたのも1例ありました。しかも庭で咬まれたということでした。聞くと家の横に川が流れていて、自然に囲まれている所だということで、起こりうる環境のところではありました。もちろんこのような場所では人が咬まれる危険も十分にあります。

また、一般の人や警察からの動物の引き取り依頼も10件ほどあり、ある警察からは1度にボアが3匹も来ました。他にも1匹ニシキヘビの引き取りもありました。ケヅメリクガメやスッポンを含めて、カメが5件、グリーンイグアナも1件ありました。グリーンイグアナは毎年のようにやってきます。そして昨年はワニも1匹来ました。もちろんペットで飼育されていたワニなので、大きくはありませんが、こちらではすでにアメリカアリゲーターを展示しています。以前引き取ったメガネカイマン2匹は、ある動物園でほしいということでもらわれていきました。
今年はどのような動物が来るのか心配です。

By A.S.
鼻汁
ビルマニシキヘビが黄白色に濁った鼻汁を出していました。
呼吸器系の病気で見られる一症状です。
今までの経験から言って症状として軽視できないものです。
何回か治療をしたところ、今日は認められませんでしたが、安心はできません。
同時に室温を上げて暖かくしてあげてます(←大事)。
でも・・・心配です・・・・・。

by 綿雲
シマヘビ堀
 13日、14日と2日連続で、マムシ冬眠穴の発掘を行いました。冬眠穴の上部(石の上)にビニールシートを被せておいたので、簡単に掘り出すことができました。また、先週はシマヘビ冬眠穴の発掘も行いました。こちらは、ビニールシートを被せてなかったので、少し手間がかかりました。

by 地底怪獣バラゴン
結露との戦い
今日は、本当に風の強い日で、体感温度もかなり低い感じでした。
第1(毒蛇)温室も、防寒対策として、天井の換気扇の吸気口を塞ぎ、
強風時に入ってくる寒気を防いだり、バックヤードへの入り口のドアに
エアパックを貼り付け、中の暖かさを逃がさない工夫をしています。
ですので、バックヤードに入った瞬間は、今の時期にはありがたいのです。
・・・が、実は、これがこの時期特有のやっかいなことにつながりまして。。。
中で水を使うと、すぐに結露してしまい、展示ガラスが曇ってしまいます。
ワイパーで水滴を落としても早くて数分後には再度結露してしまいます。
もちろん換気扇の吸気口を塞いであるので、これを外すと風の強い日は
すぐにバックヤードは気温が下がり、エサを食べなくなったり、
食べたヘビが吐いてしまうこともあります。
もちろんそんなことをさせないように、天井は塞ぎっぱなしにしてあり、
時間があればすぐにワイパーで、曇りを取ります。
また「ヘビのお食事タイム」では極力食べ終わるまで曇らない時間を計りながら
(あくまでもカンですが)、直前にワイパーで曇りを取り除きます。
しかしこれも、「再び曇りはじめて見られなくなったら・・・」
「ワイパーにビックリして神経質なヘビが食べなくなったりしたら・・・」
「刺激をしてしまって咬まれてしまったら・・・」
と言った具合で気を遣うことになる作業になるのです。
この時期、まだ寒さも続きますが、あたたかくなるまで結露との戦いは続きます。

by 結露バスター・のら
冬眠穴発掘
 1月13日と14日、2月10日と11日の4日間、マムシ冬眠穴の発掘を行います。発掘開始は、午後1時30分からです。昨年10月に入荷したマムシは、現在冬眠中です。穴の中でどんな様子なのかが、分かります。1つの冬眠穴には300匹以上のマムシが入っています。

by 地底怪獣バラゴン
『開口呼吸』という症状
ヘビは本来、呼吸をする際に口を開けてすることはありません。鼻孔を通して行います。たまに‘あくび’様のものをすることはありますが。口を開けた状態で呼吸することを『開口呼吸』と言います。これは明らかに異常です。原因はいろいろあります。よく肺炎にかかったときの症状だと言われることがありますが、必ずしも見られるわけではありません。こちらでも肺炎にかかったヘビを見てきましたが、開口呼吸をしていた個体はほとんど見たことありません。それらしい症状がまったく見られなかったケースで解剖の結果、肺炎だったということもありました。苦しいから口を開けて呼吸するわけで、空気の通り道である鼻部に何らかの問題があることが疑われます。また、口を開けているのではなく、『閉じられない』ために開けているように見えることもあります。実はこちらの方が圧倒的に多いです。口の中がハレていたり、唇の部分がめくれて粘膜が露出していたり・・・。口の中に腫瘍ができていたこともありました。なかなか教科書どおりにいかないのが実状です。教科書って言っても、ヘビの教科書なんてナイと言ってもいいくらいなんですけど・・。なんとかやっていくしかないんです、現場としては。

最後になってしまいましたが、
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。

by 綿雲
人工餌の開発
あけましておめでとうございます。
さてさて、ヘビ用の人工餌を作るために色々と実験室で作業をすることが多くなっています。
・なるべく好んで食べてくれるようなもの
・栄養価が高いもの
・ヘビの大きさに合わせサイズや形状を変えられるもの
・コストをなるべく下げられるもの
などが作る上での目標になるのですが、、、
それを全てかなえようとすると、結構難しいです。
最近は、既存の冷凍餌をミンチにして凍結乾燥させて、粉末状にし、それを再び固めた餌で実験を行っています。
このミンチにする作業が自分にとっては大変でして、、、
魚をさばいたり、スーパーの肉を調理するのとは大きく違い、かなりクサイ。。。(T▽T)
学生時代には、マウスやラットの解剖などはして、ある程度の予測はしていましたが、予想は大きく外れ、その比にならないくらいクサイ。。。
よくこんなクサイの食べるよな・・・と思ってしまうのですが、ヘビが好んで食べてくれるために我慢です。
この餌、今のところ、ヤマカガシやトウブグリーンマンバなどがよく食べてくれて、消化しているのも確認していますが、上記の目標をできるだけクリアするようにしてゆきたいですね。

by のら


危険な猛獣
何日か前に動物園のトラが逃げ出して来園者を殺したという事件がありましたが、今度はライオンが飼育係を食べてしまったという記事が載っていました。どうしてトラが檻から逃げ出したのかわかりませんし、今まで外から餌を与えていた飼育係がなぜ檻の中に入って餌を与えてライオンに襲われたのかわかりません。
ちょっとした不注意で大変な事故になってしまうことがあるため、危険な動物を飼育していると気を抜くことは許されません。
日本でも時々このような事故が起きていますが、この群馬でも飼育係がゾウに殺されたのとサファリで客が車から出てしまって、トラに殺された事故がありました。

スネークセンターではもちろん重大な事故は起きていませんが、昔は酔っぱらいの来園者が多く、ケージのガラスを割られたことが何度かありました。また、マムシの放飼場に入って手を出して咬まれた人も数人います。今では酔っぱらって来る人はほとんどなく、見学者のマナーもかなり良くなったので、このような事故が起きることはありませんし、ガラスは網入りに替えていますので、割れてもヘビが出る心配はありません。

こちらでは採毒や治療のために毒蛇や大蛇を手で扱いますので、どうしても危険が伴います。もちろん無理なことをしなければ危険な目に遭うことはありませんが、何年か前に治療のためにニシキヘビの首を持っている時にわずかですが歯が引っかかったことがありました。あまりあばれなかったので力を入れなかったら、突然動いた時に歯が指をかすってわずかに切れてしまいました。もちろんニシキヘビは無毒ですが、歯は長く非常に鋭いので切れてしまいます。その時は小さな切り傷でしたが、けっこう痛い思いをしました。ちょっとした気のゆるみが事故につながることを痛感しました。

正月からあまり縁起がよくない話で申し訳ありあせんが、ペットでヘビやワニ、サソリ、オオムカデ、タランチュラなどを飼育している人も多いので、逃げられないように、咬まれないように十分気をつけて、今年も事故のないようにお祈りしております。

By A.S.
イノシシ
 1月2日に、イノシシが罠にかかりました。スネークセンター南側の畑の中です。一ヶ月以上前から、罠があったのですが、なかなか入りませんでした。この周辺では、一昨年から畑のイモやタケノコが食べられていました。亥年が終わった途端に、イノシシが捕れたわけです。

by 地底怪獣バラゴン
明けましておめでとうございます
pig

  明けましておめでとうございます。
     今年もよろしくお願いいたします。

昨年は多くの方に来園していただき、ありがとうございました。スネークセンターなのでもちろんヘビを見に来られたわけでしょうが、私なりに少しは皆さんを喜ばせることができたのではないかと思っています。
特に女性や子供たちは、私を見て「かわいい」と言ってくれます。ちょっと体型が気になっているので、ダイエットしようと思っていますが、1,2月は夜の寒さがかなり身に応えますので、皮下脂肪がないと生きていけません。春になったらダイエットを始めるつもりです。

冬は野外放飼場のヘビは冬眠中ですが、温室のヘビや子ヘビコーナー、資料館など見るところは十分ありますので、ぜひ見学に来てください。私も鼻を鳴らしてお待ちしていまーす。

By スネークセンターのアイドル
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