蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
『マムシに注意!』にはホントに注意。
休日に自転車乗りに山へ行くことがあるのですが、ところどころに『マムシに注意!』という看板を見かけます。出没するから注意してもらうために看板を掲げているのでしょうから、当たり前と言えば当たり前なんですが、ほんとに出るんですね~。必ずというわけではありませんが。自分の前に走っていた人がタイヤでふんじゃったこともありました。しっぽの方だったのでマムシは大丈夫だったと思います(^,^;)。
というわけで、アウトドアがご趣味で山などに行かれる方は、マムシにはご注意下さい。
ただし、飛びついてかみついてきたり、わざわざ近付いてきて襲ってきたりはしませんので。

by 綿雲
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またまたヤマカガシ
昨日、昼過ぎに研修センターを出ようとしてドアを開けると目の前にヤマカガシがいるではないですか。けっこうきれいな色彩のヤマカガシでした。センター内ではしばしば野生のヤマカガシが見られます。
外からもヘビが持ち込まれますが、今年は多いような気がします。マムシは2匹ほどですが、アオダイショウはすでに7、8匹は持ち込まれています。ヤマカガシも4,5匹は来ています。

雨の後に陽が差すと多くのヘビが日光浴に出てくるため見かける機会が多くなります。本当は毒蛇でなければそっとしておいてもらえばよいのですが、多くの人は庭などにヘビが出るとそのまま放っておくことはできないようです。でもこれからはもっと見る機会が増えると思います。

ちょうどマムシ対策研修講座がありますので、昨日見つけたヤマカガシを使おうと思います。また、このヤマカガシと前回入ってきたヤマカガシは卵を持っているので、産卵させてハ虫類教室で使いたいと思います。ハ虫類教室で卵や子ヘビの話をするときには是非見に来てください。
ヤマカガシは毒蛇とはいっても子ヘビはきれいな色彩で、目も大きく、かわいい顔をしています。子ヘビが生まれたら展示しますので、ウソかどうかは自分の目で確かめてみてください。

By A. S.
天候不順
 暑い日手と涼しい日が交代でやってくる天候(梅雨らしいと言えば、その通りですが)です。気にかかるのは、野外放飼場のケヅメリクガメです。暑い日には猛烈な食欲で、雑草だけでは間に合わずに、昨秋に収穫した冷凍柿を解凍して給餌します。ところが、涼しい日には、全く食欲が無く放飼場の隅で一日中じっとしています。梅雨明けまでは、このような状態が続きます。

 by 地底怪獣バラゴン
震災
このところの震災続きには、胸が痛みます。
まず中国、四川省の成都といえば、中国における爬虫両生類学の一大拠点です。私も一度訪れたことがあり、今回被害の出た都江堰まで足を伸ばしました。古い堰のある趣のある町でしたが。

それから宮城県。ここは学生時代を過ごしたところで、壊滅した駒ノ湯から栗駒山へのルートは、大学一年生の時に歩いています。ちょうど40年前になります。湯ノ倉温泉は、ニュースに出てこないので、大丈夫かと思っていたら、新聞の第一面に写真が出てびっくりしました。湯ノ倉温泉は、山中の川縁にある一軒家で、「ランプの宿」として知られていますが、下流に土砂ダムができたために、川の水位が上がり、浸水前と浸水後の写真が載っていたのです。この温泉にはヘビが多いと私の恩師が言うもので、しばらく前に当研究所の有志数人で、採集旅行に行ったことがあります。確かにヘビはたくさんいました。宿の主人もおもしろい人で、採集したジムグリとヒバカリを見せたところ、どちらも「アンブラヒビ」と答えてくれました。新聞の写真には、なつかしさと胸の痛みと、複雑な思いをさせられました。何とか復興されることを祈るのみです。

by ちみ
ヘビ好き
 今日からインディー・ジョーンズの新作が公開されます。私はテレビでしか見ていないのですが、旧作にはヘビがでていました。主人公は、ひどいヘビ嫌いという設定のようです。映画好きの友人が、「制作サイドは、インディがヘビ嫌いということにして、わざとヘビの出演シーンを、たくさん撮っているのではないか」という推論があるとの話をしてくれました。ルーカスやスピルバーグは、実はヘビ好きなのでしょうか?。

by 地底怪獣バラゴン
ジャカルタ中華街
先日、WHOの会議で、ジャカルタに行ってきました。会議の後、ヘビを見たいという希望を知人に伝えたところ、中華街に案内してくれました。
さすがに中国人はどこでもヘビが好き。屋台のような店が2つ見つかりました。1つはコブラだけ。ジャワドクフキコブラです。毒ふきコブラを金網の箱に入れて危なくないのかと思いましたが、意外におとなしく、ほとんど威嚇行動はとりません。1匹出して見せてもらいましたが、牙はしっかりありました。店の主人は、以前咬まれたことがあるとかで、人差し指の中央から先が欠けている右手を見せてくれました。
もう1つの店には、3種のヘビがいました。コブラ、ナンジャとマングローブヘビです。ちょうど客が来て、ナンジャの血液を注文しました。すぐに取り出して断頭、血液を採って客に渡しましたが、胆嚢も採取し、これは別に取り分けて、胴体はスープにするとのことでした。ジャワのマングローブヘビは、基亜種の Boiga dendrophila dendrophila に当たりますが、黄色い色の欠けている個体もいました。

by ちみ
ジャワマングローブ
かわいいヤツ
いまだにヘビという動物をあまりかわいいとは思えないのですが、
たまに「お、こいつかわいいかも」と思ってしまうヘビはいます。

それが、この『ツノナシクサリヘビ』です。

ツノナシ10円


まだ小さいというのもありますが、なんとなくすっとぼけたところがよいのです。前に来園した子どもたちが「かわいい~♪飼いたい♪」と言ってました。
たしかに飼ってたまに手のひらに乗せたいかも。
毒ヘビじゃなければなぁ。

by 綿雲
暑すぎ
 関東地方が梅雨入りして、しばらくたちますが、あまり雨の日は多くありません。放飼場のアオダイショウやケヅメリクガメは、体温が25-30℃くらいの時に、よく活動します。気温が30℃に届かなくても、晴れた日の日向では、体温は楽に30℃を超えてしまうので、日向には長時間滞在できません。晴れの日ならば、気温25℃以下、雨や曇りの日ならば、気温30℃くらいが、丁度よいのですが、お天気はなかなか希望通りにはなりません。

by 地底怪獣バラゴン 
木登りスキンク
一昨日は豪雨でしたが、昨日は一転してよく晴れました。放飼場のアオダイショウも、いつものように電柱に登っていました。アオダイショウの動きを観察していたら、ふとおかしなものが目にとまりました。ニホントカゲが電柱を登っています。電柱の下の方にはアリが多いので、そんなのを食べながら登っているようです。こういうのを見るのは初めてなので、カメラを取ってきたら、だいたい4分の3くらいまで登って、Uターンしかけて静止していました。電柱は木柱で登りやすそうではありますが、それにしてもトカゲがあんなに高いところまで登るとは、驚きました。その後は、するすると降りてくると、途中の割れ目に入り込んで動かなくなりました。

by ちみ
木登りスキンク
新たな試み
園内温室に、新たな展示の試みをしています。
最近は、携帯電話の普及が非常に高くなり、その機能も充実してきている、ということで、QRコードを作って携帯電話のバーコードリーダー機能で読み取り、普段の展示では見られないヘビたちの姿を見てもらおう、というものです。
現時点では、6枚のQRコードを発行し、第1(毒蛇)温室、子ヘビコーナーに設置してあります。
ただ、、、現状では写真のみの携帯写真図鑑的になっていますが、将来的には動画の配信も行っていこうと思っています。
現状のやり方では、docomoでしか動画が読み込めず、auやSoftbankなどの端末でも動画が読めるかテストをし、クリア出来れば実行に移したいと考えています。
興味を持って、QRコードを読み取ってくれている方も見かけますが、徐々にコンテンツを増やしていく予定ですので、皆様、ご来演の際は、是非試してみて下さいね。

by のら
ちょっと酸っぱいにおい
土日に採毒実演に使っているハブは自分ではエサを食べてくれませんので、最近は強制給餌しています。冷凍マウスを解凍して、のどを通りやすいように水でぬらして口に突っ込みます。のどまで突っ込んだら手でしごいて少しづつ胃袋まで送り込みます。

このような強制給餌は自分でエサを食べてくれないアオダイショウやマムシの子ヘビでは割とよくやります。子ヘビの場合はそのうち自分で食べるようになることが多いのですが、ハブは非常に神経質なので、毒を採取しているようなハブは全く食べてくれません。1年くらいはエサを食べなくても大丈夫ですが、もちろんそのうち死ぬことになります。
ただ、時にはエサをはき出してしますことがあります。特に子ヘビでは吐き出すと体力を消耗して死んでしまうことがあります。弱っているハブでなければ吐いて死ぬことはありませんが、吐いたネズミを片づけなければならないので、こちらが少しブルーになります。

朝、飼育室に入ると吐いたネズミがあることがすぐにわかります。胃酸の酸っぱい臭いがすでに部屋中に広がっているからです。表面が少し消化されてちょっとどろっとした感じになっています。それを片づけなければならないと思うと朝からブルーです。翌日休みだったりして片づけるの遅れると、休み明けに来て気がついたときにはすでにウジまでわいていることがあります。最悪の状態です。どのような感じの状態かは想像にお任せします。ただし、食事前には想像しないようにしてください。

By A.S.
開花
 水生植物園(カエル池)や温泉口売店下には、アヤメやカキツバタ、ハナショウブなどが植えられています。黄色や青と、いろいろな花が開花し始めました。上記以外にも、移植したのですが、乾燥地では、育たないようで、枯れてしまいました。今月いっぱいくらいは、花が楽しめそうです。

by 地底怪獣バラゴン
カエル池
毒蛇温室の前に「カエル池」があります。
時々看板を見て覗いてくれる人がいるのですが、残念ながらまだダルマガエルが少ししか入っていません。繁殖して増えるのを期待しているのですが。ただ、あまりにもドクダミとセリがはびこりすぎたので、少し整理して、カエルも多少は見えるようにするつもりです。

by ちみ
梅の実
センター内には梅の木がけっこうあるのですが、今朝職員で梅の実を取って来園者にプレゼントしました。‘スネークセンター産梅の実’で梅酒や梅ジュースなどにご活用いただければ幸いです。
ちなみにワタクシは、梅酒の梅が大好きでそれを食べて大きくなってと言ってもよいくらいです。
おとなになった現在でも梅酒は飲みに行くと必ず注文します。
決まってロックで^-^v

by 綿雲
木登り
 梅雨に入り、ヘビの動きが活発になってきました。アオダイショウやシマヘビは、気温が高く降雨のある時に木によく登ります。また、アオダイショウの放飼場には実験用の電柱が立てられていますが、やはり今の時期にアオダイショウは電柱によく登ります。気温が低いと、雨が降っていても木登りはあまり見られませんが、むっとするような日はねらい目です。

by 地底怪獣バラゴン
手の上でもぐもぐ
コブラでないのにコブラみたいな^ー^格好をするモイラヘビ。
スネークセンターに来てからまだエサを食べていませんでした。
本来はトカゲが好きなようですが、ネズミも食べるということなので、与えようとしたのですが、威嚇してコブラみたいな格好するばっかりで・・;
ヘビの場合、病気などでなければ、1~2週間以上食べなくても大丈夫で、しばらく様子を見ることが多いのですが・・・。
しかし、ヘビのよってはほんとに死ぬまで受け付けません。
感覚的にこのモイラヘビもそんな感じがしたので、強制的にエサを食べさせる「強制給餌」に踏み切ることにしたのでした。この強制給餌は、ヘビを捕まえて、口を開けて、エサを口に突っ込んで、さらに喉へと押し込んでいきます。さらにしごきながら胃まで送り込んでいくか、もしくは食道までの場合もあります。

とりあえず、このモイラヘビも口にネズミの子を入れてみたら・・・
なんと!!
そのまま自分でもぐもぐ食べ始めました♪
ときどきこういうヘビはいます。押し込むという作業をしなくていいのでこちらとしてはありがたいのです。
手の上で食べてくれるなんて、なんとなくかわいくなってきた・・・
かな?
でもやっぱ自分で最初から食べてほしい。

by 綿雲



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