蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
人気逆転か!?
裏話でも話題の出ています、原宿での毒蛇無許可飼育の事件、園内に早くも影響が出始めています。
今回押収されたヘビの一部は、すでに展示されているわけですが、この度新たに「原宿ヘビ」なるロゴで「このヘビが押収されたヘビです」と分かるようにしていたり、園内温室などに、押収された種類と数、展示場所などが分かる一覧表を掲示してあります。
今回、咬んだトウブグリーンマンバですが、現在、新(熱帯蛇類)温室にいますが、本日の来園者の流れを見ても、このトウブグリーンマンバのケージに停滞する方が多いです。
ニュースになる前まで、ブラックマンバがどうも1番人気だったのですが、本日は、ブラックマンバよりもトウブグリーンマンバの勝ち。
この先、この押収されたヘビたちを見に来る方が多くなりそうですが、ブラックマンバとトウブグリーンマンバの人気は、二分されそうな予感です。

ちなみに、今回、事件発覚のきっかけになった容疑者を咬んだトウブグリーンマンバは、4匹いる中の、大きな2匹のうち、黄緑がより黄色っぽい色をした方の個体です。

by のら
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驚異のアクセス
当センターのホームページへのアクセス数は1日400件程度ですが、27日(水)の昼頃にペットの毒蛇に咬まれた事件の報道がされてから一気に増え、その日は2600件ほどありました。そして28日でも約1800件、29日も約1400件と異常なほど高いアクセスがありました。

このような事件は一般の人にも広く知ってもらう必要があり、毒ヘビだけでなく特定動物に指定されているニシキヘビなど違法なペットを飼育している人も多くいます。今回のようなペットの毒ヘビに咬まれる事故は初めてではなく時々起きています(ただ、非常に危険な毒ヘビばかりをこんなにたくさん飼育していたのは初めてですが)。規制はされていない弱毒のヘビに咬まれる事故もあります。また、ヘビではありませんがペットのタランチュラに咬まれる事故もあります。サソリの事故はまだ知りませんが、これもペットとして飼育されています。

このようなことに関して啓蒙していくのも日本蛇族学術研究所の役目だと思っています。この事件に関しては少し詳しくホームページで書きたいと思いますが、とりあえず31日の爬虫類体験教室で所長が押収された51匹の毒蛇について話をする予定ですので、興味のある方は是非参加してみてください。すでにこれらのヘビの一部は展示してありますので、見に来てください。

By A.S.(実のところただでさえハブやマムシ、コブラなどを多数飼育管理していてかなり大変なのに、危険な毒ヘビが一気に増えたため肉体的にも精神的にもかなり負担になっています)
原宿の毒蛇事件
東京・神宮前のマンションで無許可で51匹の毒蛇を飼育していた人が、昨日逮捕されました。
当センターでも、この件には終始関わってきましたが、警視庁からの報道の自粛要請(捜査中のため)により、発言を控えてきました。
柏木容疑者が咬まれたのは、7月15日でしたが、本人が最初ハブに咬まれたと言ったことによる混乱については、一度この裏話にも書きましたので、読んだ方もいたと思いますが、翌日警視庁から削除の要請があり、削除してしまいました。本人が退院したら即逮捕、その時点で情報を公開する、ということになっておりまして、ようやく情報解禁。これまで伏せていたことなども、これから公開していこうと思います。マンバ等、一部のヘビは、これまでも展示はしておりましたが、この事件のヘビであることを、本日より明記しております。添付写真は、容疑者を咬んだグリーンマンバです。

by ちみ
トウブグリーン


シロヘビの赤ちゃんが生まれました!明日28日から展示します!!
マンバ人気(こんなに人気があるとは思わなかった・・)の中、
シロヘビ(アオダイショウのアルビノ)の赤ちゃんが5匹生まれました。
スネークセンターでは7年ぶりです(久しぶり)。
明日から展示公開します!!!
今日はさっそく取材を受け写真を撮られていきました。
まもなく最初の脱皮をします。
そのあと生まれて最初の食事です。
ぜひ見に来てくださいね~(かわいいすよ~)。
採毒室で展示してます(となりにヤマカガシの赤ちゃんもいます)。
それにしても毒蛇たちも増えたし--;、世話が大変だな、こりゃ^^;


シロヘビ

by 綿雲
ブラックマンバが展示されて
新(熱帯蛇類)温室に展示中のブラックマンバの影響力は、本当に凄いものです。
現状で3匹のブラックマンバがいるわけですが、比較的ガラス付近にいてくれることが多く、来園者の方々を楽しませています。
また、「ブラックマンバはどこですか?」という声をかけてくださる方も多くいます。

しかしながら、こんな来園者の方もいるわけで・・・

「ブラックマンバに触れると聞いてきたのですが?」
残念ながら、触れません。

「ブラックマンバと写真が撮れると聞いてきたのですが?」
ガラス越しならば、一緒に写真が撮れますよ。

「(私たちが)ブラックマンバに餌をあげることができるんですか?」
飼育員以外は、残念ながら無理です。

とまぁ、本当にブラックマンバの影響力は凄いもので、様々な質問が寄せられます。
特に危険なヘビであるが故、本当に人気のヘビなんですね。

by のら(ブラックマンバネタだと拍手も多い気がするなぁ。。。)
平標山行
22日(金)、久しぶりに山に登ってきました。
群馬・新潟県境の平標山(たいらっぴょうさん)に、新潟県側から登りました。
新潟県側は午前中よく晴れていて、前日までの雨もあって動物がよく出ていました。
松手山(1612m)の山頂をすぎると、高山帯の植生になりますが、まずヤマカガシ(メスの成体)、ついでシマヘビの亜成体が相次いで現れ、山頂近くではアズマヒキガエルも出現しました。さすがにヘビは素早くて、写真撮影ができませんでしたが、おおよその出現場所を添付写真1に、ヒキガエルを添付写真2に示します。数字は、1.ヤマカガシ、2.シマヘビ、3.アズマヒキガエル、4.山頂(1984m)となっています。標高はヤマカガシとシマヘビが1630-1640mくらいで、ヒキガエルは1950mくらいになります。ヒキガエルの体長は35mmです。
このあと、仙ノ倉山まで足を延ばすとオコジョが現れ、帰りの林道ではニホンザルの群れに出会いました。なかなか充実した1日でした。

by ちみ
平標目撃地のコピー
平標アズマヒキガエル

ゲリラ豪雨
21日にヘビたちを連れて茨城へ出張してきました。
「ヘビとのふれあい」はいつもどおり大人気でなかなかヘビを放さない子供たちがこれまたいつもながらおりました。片道3時間弱かかりましたが、これだけ喜んでもらえると移動も苦ではなくなりますね♪

移動と言えば、帰りに今日本全国を襲っているいわゆる『ゲリラ豪雨』に遭いました。
ほとんど前が見えない状態で・・。ハンドルも取られそうになるし。
そして激しい雷雨を抜けて晴れ間が出てきたのですが、
後ろを振り返るとものすごい黒い雲。
そしてときどき遠くで光る稲光。
なんだか異様で不気味な光景でした。
子供のころにはこんな空模様は経験したことがありません。
明らかに気象が変わってきているのを実感しました。
車中のアオダイショウもビビっていたことでしょう。

by 綿雲
へびとのふれあい体験
 昨日、本日と、今年から中学生も参加可能になった「へびとのふれあい体験」がありました。
このイベント、1泊2日で行うのですが、その中で、自由研究の題材や素材の一つにしたり、夏休みの思い出として参加している子供たちもいます。
そのプログラムの中で作られた、ヘビの展示を、今年も園内の新(熱帯蛇類)温室で行っています。
予定では、9月いっぱいまでの展示になります。
子供たちが作ったすばらしい展示、ぜひ見に来てくださいね。

by のら
3匹目
 お盆中に、ケヅメリクガメが入荷しました。3匹目のケヅメリクガメが野外放飼場にお目見えした訳です。最初は、どんなものを好むのか、少し心配でした(あまり偏食だと放飼場内の草を食べないので)。ところが、放飼場内に入れた途端、ガツガツと雑草を食べ始めたので、安心しました。10月中旬までは、放飼場内で、元気に暮らしてくれそうです。

by 地底怪獣バラゴン
2週間の研修
某動物専門学校の学生です。8月1日から2週間研修させていただきました。ここでは非常に多くのへビが飼育展示されていますが、実際に自分がそのようなヘビたちの世話をできたことは非常によい経験となりました。また、いろいろなヘビを身近で観察する機会を得られたことは夢のようでした。

ヘビを飼育するには危険も伴います。そのような危険性も含めていろいろな知識と技術を学べるのはこのスネークセンターだけだと思います。
この2週間は普通では体験できない貴重なもので、研究所の皆様には本当に感謝しています。
ありがとうございました。

By 林
プラス2
猛毒ヘビ“ブラックマンバ”が3匹になりました!!!--;
今週の火曜日に新たに2匹が加わったのです。
しかも先住よりデカい・・。
ガラスの近くにいることが多いので超間近で見れます!


しかし、グリーンマンバに続いてまたも複数飼育・・
ものすごくこわいイメージのブラックマンバですが、追いつめたりしなければむやみに襲ってくるようなヘビではありません。が、フンのそうじなどではかなり緊張します。1匹ならまだしも3匹もいるのでなおさらです。それに来たばっかりなので性格がわかりません。ある程度つきあっていけば、こちらの行動に対してどんな反応をするのかがわかってくるのですが。
しばらくヘンな汗をかきそうです。

ちなみに最初からいたマンバは自分の名前をつけてほしいそうです^^
ぜひ会いにきてすばらしい名前をつけてあげてくださいませ☆

blackms2_20080816115043.jpg





by 綿雲
暑いですね。
昨年ほどではないのですが、やはり今年も暑いです。
今年になって、初めてTシャツのみで出勤し、「これで乗り切れるかも・・・」と思っていたら、わずかな間で汗だくになってしまいました。
こんな暑い日でも、天然のクーラーが園内に存在するのは、皆さん、御存知でしょうか?
もちろん今現在は、落石のため閉鎖してしまっていますが、かつて洞窟があった場所から出てくる風が非常に涼しいのです。
白蛇観音から坂を下りてくると、アオダイショウ放飼場まで行かないところの右側に、その場所があります。(もう一つの方は、ニホンミツバチが巣を作っているのと立ち入り禁止のロープが張ってあるので、あまりオススメはできませんが)
昨日も、知り合いの方が来園された時に、少し園内を案内した時にそこへ行きましたが、こんな暑い日でも、安定して涼しい場所なので、皆さん、感動しているようでした。
この洞窟、もちろん奥までは入れませんが、来園者にとって、非常に有り難い避暑スポットにもなっているようです。

by のら
ワニガメ
 本日、巨大なワニガメが入荷しました。神奈川県の油壺マリーンパークから譲渡されたものです。甲羅の長さは約45cm、体重は約27kgでした。早速、熱帯蛇類温室内の大きな池のあるケージに移しました。移動風景を見学していた多くの御客様から、その巨大さに対する歓声が上がりました。私自身も、このサイズのワニガメを間近に見るのは、何十年ぶりなので興奮しました。

by 地底怪獣バラゴン
ツチノコ
 東北地方で、今夏、ツチノコの目撃情報が増加しているそうです。ツチノコと言えば、奈良県や岐阜県・中国地方が有名ですが、東日本も捨てたものではありません。大蛇温室に、最近パフアダーが、お目見えしました。30年ほど前に、地質調査目的でアフリカに出かけた私の友人が、パフアダーを見て、ツチノコそっくりのヘビがいて、シューシューすごい音を出していたという話をしてくれたことを思い出します。パフアダーが日本の山中にでもいれば、ツチノコ騒動は大盛り上がりです。

by 地底怪獣バラゴン
グリーンマンバも展示中!
さて、現在『ブラックマンバと世界のコブラ展』を開催中です。
なんと言ってもメインはブラックマンバですが、そのブラックマンバのとなりにグリーンマンバを展示しています(熱帯蛇類温室です)。大きさはブラックマンバには劣りますが、スレンダーな体になかなかキレイな緑色をしています。
しかも4匹も入ってます!
けっこう動きのあるヘビで、枝の上でゆ~らゆ~らしたりしてます。
で、4匹入っているのは、見栄えはいいのですが、管理する側から言わせてもらいますと・・・・・・
けっこう大変なのです。エサのときは確実に全員が食べるようにヘビを分けて与えなくてはいけませんし、そうじのときもこちらの安全確保のため、ヘビは一時的にケージに入れなくてはいけません。動き出すと早いヘビだし、もちろん毒も強いし、数が多ければそれだけ神経を使うのです。
とまあウラはこんな感じですが、ブラックマンバ同様他では見られないヘビだと思いますので、ぜひ見に来てください。

by 綿雲
報道のまやかし-世界最小のヘビについて
朝日新聞や毎日新聞に世界最小のヘビについての記事が載っています。
ヘビに関する記事の掲載は、大変ありがたいことだと思っていますが、内容には問題があります。
まず、これまでの最小記録に対する言及がありません。ギネスブックの2007年版には、Leptotyphlops bilineatusを最小として、産地を、マルティニク島、バルバドス島、セントルシア島としています。長さは最大個体で108ミリ。
今回の論文は、ZOOTAXAという電子ジャーナルに掲載されていますが、読んでみますと、上にあげた3つの島から追加個体を採集して、DNAレベルでの比較も行い、3つの島の個体群をそれぞれ独立の種として分割し、バルバドスとセントルシアの個体群に新しい学名を与えたものです。そこで、これら3つの個体群を比較すると、バルバドスのものが一番小さいようなので、これが世界最小のヘビになるという結論です。

さて、そこで問題点は、今回の新種はこれまで最小とされていた種に含まれていたもので、それを最小種の発見と言うのが適当か、ということです。もう1つは、いずれの新聞も、体長を10センチ以下、あるいは10センチ弱と表現していますが、今回の新種の大きな個体は104ミリなので、明らかに誤りです。10センチ以下の個体は、これまでの最小種、L. bilineatusにも含まれており、今回の論文でも、最小の個体は93ミリで新種と変わりません。新聞を読むと、10センチ以下のヘビが初めて見つかったかのような印象を受けますが、そんなことはありません。特に子ヘビはもっと小さく、bilineatusでは、体長6センチの個体も知られています。

今回の報道は、ヘビに注意を引きつける点では成功しましたが、著者の宣伝にマスコミが踊らされているような印象を強く受けます。

by ちみ
茹だる
 「今日も茹だるような暑さで・・・」と言った表現が、ニュースキャスターの口から、漏れます。確かに暑いのですが、昨年に比べれば、ずっとマシという感じです。昨年の8月16日には、群馬県でも40℃の記録が出ました。今年はまだまで40℃には届きません。また、昨年よりも、雲の多い日が多いのも特徴です。野外のヘビの体温は、気温と直射光の影響を強く受けます。気温が高くても、雲の多い日のヘビの体温はあまり上がりません。野外放飼場のヘビの行動を見ていても、昨年よりもマシという感じはします。

by 地底怪獣バラゴン
ハルゼミ
このところ、うるさいくらいの蝉しぐれです。主にアブラゼミとミンミンゼミですが、夕方などにはヒグラシの声も聞かれます。そういう中、昨日はオオムラサキが飛んでいました。飛び方がダイナミックで、あまり蝶々らしくないのですぐに分かります。オオムラサキは昔から普通にいて、すいかの食べ残しなどを置いておくと、よく汁を吸いに来ていました。

スネークセンター周辺は昆虫の宝庫で、捕虫網を持っている来園者も時々見かけます。一つ残念なのは、以前たくさん鳴いていたハルゼミの声が聞かれなくなったことです。松林のマツが次々と枯れる中で、いつの間にかいなくなってしまいました。いったい何時からだったのか、気づいた時にはすでにいなくなった後だったように思います。

by ちみ
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