蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
また、やります
 9月の3連休(敬老の日絡み)は、原宿毒ヘビ事件に関連して、マンバ類の採毒やコブラ類の給餌を公開しました。大変な反響で、後ろの方のお客様は、少し見にくかったかもしれません。そこで、10月の3連休(体育の日絡み:11日・12日・13日)でも、マンバの採毒やコブラ類の給餌を公開します。9月に見そびれてしまった人は、是非お越しください。

by 地底怪獣バラゴン 
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夜のマンバ
昨日は夜遅くに出張から帰ってきました。
ちょっと用事があって、熱帯ヘビ類温室(正式名称「熱帯産毒蛇の自然環境研究棟」)へ入ったところ、おもしろかったのがマンバたち。実にだらしなく眠っていました。まあ、昼間は活発に動き回っていますので、夜眠るのは当然なのですが、昼と夜の落差にはあらためて驚いてしまいました。
ブラックマンバは床の上でしまりのないとぐろを巻いて眠っており、グリーンマンバは、すべて木の上で、木の枝にだらりと体を預けて眠っていました。

隣のセイブダイヤガラガラヘビは、しゃっきりとしており、実に見事なコントラストをなしていました。

なお、この温室は、今年の春に日本財団より補助金をいただいて、修繕工事を行ったところです。
この場を借りて改めて感謝いたします。

by ちみ
BM三頭さばき
新温室(熱帯蛇類温室)で飼育展示中のブラックマンバ3匹にエサをあげました。
緊張の瞬間です。
複数飼育の場合、「2」と「3」では大きな差があるのです。
2匹であれば、1匹にくわえさせておいて、その隙にもう2匹に与える、とまあこんな感じでいけることが多いのですが、3匹となると、1匹にくわえさえたとしても、残り2匹いるわけで・・・。
同時に2匹のケアは難しいです。
しかも、このブラックマンバ3匹とも食いはよいので、エサのにおいを感知するとじりじりとこっちに寄ってこようとするのです。ドキドキしてしまいます。

で、どうするかというと・・・まずは、おっとり(?)してる一番小さい個体(原宿ヘビ)を『びく』に素早く移します。このときあらかじめエサをびくに入れておきます。その後、残りの2匹にあげるわけですが、2匹が近くにいると同じエサに食いついてしまいますので、なるべく離します。このときあまり刺激すると怒るのでそお~っと。そして1匹の顔の近くにエサを置きつつ、もう1匹にエサを放ります。ブラックマンバの場合、食いはいいと言っても、速攻で飲み込み始めるわけではないので、ちゃんと飲むまで様子をうかがわなくてはいけません。このとき、びくに入れられたマンバは悠々と誰にも邪魔されずに食べているわけです。
このようにして、今のところはやっておりますが、毎回うまくいくとは思えません。
他のヘビより神経を使うのは確かです。

by 綿雲


脱皮前
先日23日秋分の日、ヘビのお食事タイムはキングコブラにもエサを与える日でした。
キングコブラは、ここに務めてから、脱皮前になると、食欲が無くなり、まず餌を食べない。。。
もし食べたとしても、体色もくすんだ色が無くなり、脱皮する本当に直前ぐらいなのですが、
23日は違いました!!
まだ、現状で、脱皮前特有の、体色はくすんで、目が白く濁っている状態なのですが、
この状態で、何と餌を食べてくれたのです!!!
これは、本当に嬉しかったですね~
こんな前例が、この個体に関して私が飼育し始めてからは無く、
こういう驚きが、飼育していて「良かった~」と思える瞬間です。

by のら
落ち着き
 熱帯蛇類温室の左端には、ブラックマンバが3匹展示されています。その隣は3匹のセイブダイヤガラガラヘビで、その隣は、4匹のトウブグリーンマンバです。ブラックマンバとセイブダイヤは全く対照的です。前者がずっと動き回っているのに対し、後者はほとんど動きません。マンバは落ち着きがないヘビと、表現したお客様がいました。特に、お隣さんが落ち着きすぎ?なので、印象が強かったのかもしれません。トウブグリーンマンバの落ち着きは、両者の中間といった感じです。

by 地底怪獣バラゴン
ヘビの体長測定
先週の金・土の2日間、飼育技術学会爬虫両生類分会が当センターで開かれました。
この会では、講義の他に実習の時間を取っています。
今回は、ヘビの人工授精と体長測定でした。

爬虫類の中で、長さを測りにくいのがヘビです。簡単にはまっすぐになりません。
しかし、シマヘビくらいのサイズでは、上手にやるとまっすぐになって、かなりの精度で測定することができます。麻酔をかけると、もっと簡単ですが、今回は手で伸ばして測ってもらいました。参加者の方々も、誤差が大きいのに改めて驚いていたようでしたが、慣れれば十分な精度で測れるようになります。ヘビが力を抜いた瞬間に伸ばすのがポイントです。

by ちみ
麻酔
 マンバの採毒の件を、お知らせしたところ、ヘビの麻酔に関する質問を受けました。採毒等の目的の短時間の麻酔は、炭酸ガスを充満させたケージにヘビを入れて、酸欠状態にして、寝てもらいます。麻酔前にヘビを掴まなくて良いので、危険性は小さいです。一方、手術等で長時間、寝てもらう場合は、動物用の麻酔薬を注射します。寝る前に、ヘビを掴まなければならないので、危険性は増します。前者は手軽、後者はやや面倒という感じです。私は、ヘビの体長を正確に測定しなくてはならない時にも、炭酸ガス麻酔を使うことがあります。

by 地底怪獣バラゴン
嬉しいっ!!!
この3連休は、3日間連続で同じイベント日程をこなしました。
マンバの採毒実演では、採毒の他、採血もしたのですが、今回は使ったトウブグリーンマンバとブラックマンバの採毒と採血の際の保定の担当しました。
もちろん炭酸ガスで麻酔しないと危険でして、酸欠状態で大人しくなったところで採毒をするわけです。
こんな機会を与えてくださったことも嬉しいのですが、なにより本日もっと嬉しかったことが。
非常に神経質なニシキクサリヘビ(Bitis nasicornis)がやっと本日餌を食べてくれました!!
このヘビ、実は一番好きなヘビなのですが、神経質なため、人が近付いたり目の前で動いたりすると、噴気音を出して威嚇し、食べなくなってしまいます。。。
でも、人気があるため、展示しないとなると、また「展示してぇ~」の声があがるわけでして。。。
そんなニシキクサリヘビが餌をくわえた瞬間、「やったぁ~~~!!!!!!!」と心の中で叫んじゃいました。
このヘビも原宿からのヘビの一つなのですが、こちらに来てから、一度も餌を食べてくれなかったので、本気で心配していましたが、今回食べてくれたことで、大きな肩の荷が下りた感じがしました。
いやぁ・・・・・本当に良かった・・・。
↓そんなニシキクサリヘビ、本当に綺麗な模様を持つヘビです。
ニシキクサリヘビ

by のら
採毒しました
 昨日、2時30分から、トウブグリーンマンバの採毒を行いました。ハブやマムシであれば、簡単に採毒できるのですが、さすがにマンバ類は麻酔なしではできません。麻酔は炭酸ガスを使います。炭酸ガスの充満したケージにヘビを入れると寝てくれますが、注射による麻酔等に比べると、早く起きてしまうが難点です。起きる前に、採毒は終わらせなくてはなりません。マスコミで話題になっただけあって、たくさんの方が見学にいらっしゃいました。今日と明日も2時30分から採毒を公開します。今日は見学者が昨日以上に多そうなので、みんなが見られるように2回以上の採毒を行う予定です。

by 地底怪獣バラゴン
今度はニシキヘビ?
原宿の毒ヘビ事件もどうやら落ち着いてきたところで、今度はニシキヘビ(?)に関する話が。

昨日、京都の動物園からニシキヘビらしいヘビの同定を依頼されました。写真を見ると、ビルマニシキヘビの1品種でした。公園のようなところで保護されたらしく、明らかにペットとして飼育されていたものです。
その前には、奈良市で大きなヘビが目撃され、何でも公園の池のアヒルに巻き付いていたとか。これは捕まっていないので、まだ正体は分かりませんが、ニシキヘビだとすると、飼われていた個体が逃げたか、放されたものでしょう。こんなことが相次ぐと、ヘビをきちんと飼っている人まで白い目で見られることになります。ヘビの飼育は、どうかきちんと行って頂きたいものです。

by ちみ
シロヘビたちのその後
生まれたシロヘビたちにエサをあげてみたところ、
2匹は勢いよく食いつきました。
残りの3匹はやや神経質そうでなかなか食べません。
生まれつき性格にも差があるようです。
よく見ると体格にも差が・・・。
このニュースは新聞にも載ったので会う人に「新聞に載ってたね♪」とよく言われます。(原宿毒蛇の方が聞かれること多いけど。)
すくすくと育ってほしいものです。

そう言えば、ブラックマンバにエサをあげました(3匹同時に-.-;)
そのときの様子はまたあとでェ。

by綿雲



マンバ採毒
 原宿毒ヘビ事件で、押収された毒ヘビ類の採毒を公開します。13日・14日.15日の3日間で、いずれも午後2時30分からです。同時にDNA鑑定のための採血、原宿毒ヘビ事件の解説も行います。話題のトウブグリーンマンバだけではなく、ブラックマンバの採毒も行う予定です。トウブグリーンマンバの咬症は、国内では初記録なので、毒性を研究することになりました。研究結果が今後の治療法等に生かせれば、幸いです。また、DNAを調べるとコブラ類の系統関係の新たな発見があるかもしれません。
by 地底怪獣バラゴン
オオドクフキコブラ
原宿事件では、様々な毒蛇が来ていますが、オオドクフキコブラもその1つです。
実はこのヘビ、昨年新種記載されたばかりで、Naja ashei という学名がつけられました。
それまではクロクビドクフキコブラの茶色い色彩型とされていました。
ここでも最初はクロクビにしていたのですが、新種と比較するとぴったりと一致、サイズが大きいので和名をオオドクフキコブラとしました。
一番驚いたのは、実際に毒を吹かせたときです。毒を吹くときの姿勢、毒の量、などなど、近縁のモザンビークやクロクビと全く違い、大迫力です。コブラの毒ふきは飽きたよ、という人もこれを見ると、また見方が変わるのではないでしょうか。写真は本日の毒ふき実験の時のものです。

by ちみ

オオドクフキコブラ
ウルトラモバイルPCをお使いの皆様、お待たせいたしました。
最近、とても流行しておりますUMPC(ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ)ですが、この規格の壁紙が欲しい!!という要望もありまして、早速、作りました。
こちらのページにあります。
今回は、4つのタイプ(ブラックマンバ、サハラツノクサリヘビ、シロマダラ、ビルマアオハブ)、各3サイズ(800×480、1024×600、1280×768)を用意してあります。
例えば
ASUS社のEeePC4Gは、800×480ドット(WVGA)、
ASUS社のEeePC901は、1024×600ドット(SWVGA)、
HP社HP2133Mini-Noteは、1280×768ドット(WXGA)
といった具合で、丁度サイズを作ってあります。
また、今回の使っている写真は、今までのデスクトップ壁紙に使っていない写真を使用しています。
興味がある方は、是非ダウンロードして、使ってくださいね。

by のら
エサの食いがよいヘビばかりです
「原宿の毒蛇事件」でやって来たヘビにエサを与えると、ほとんどのヘビがすぐに食べてくれます。中にはまるまると太ったヘビもいますので、比較的よくエサはもらっていたのでしょう。
ただ、エサを入れる時にはかなり気をつかうヘビもいます。ドクフキコブラは毒を吹かせないようにケージを覆った布の隙間からそっとマウスを入れます。1,2匹ならともかく今回の事件で来たドクフキコブラが10匹ほどいますし、以前から飼育しているドクフキコブラも10匹いますので、エサを与えたり、水入れを交換したりするだけで大変です。
また、ニューギニア産のコブラ類(タイパンやマルガスネーク)、アフリカのブームスランも非常にスピードが速いのでかなり注意が必要です。

今回やって来た3匹のブームスランの内、温室に展示している1匹はよく食べるのですが、ケージで飼育している2匹はまだ食べてくれません。温室と違って狭く、近くを通るとすぐに興奮してしまいます。研究のためにもなんとかエサを食べるようにして定期的に毒を採取したいと思っています。
こちらの方はヤマカガシと同じ後牙類で、あまり牙も長くないため採毒実演の予定はありませんが、採毒の様子は写真でお見せしようと思いますのでご期待ください。

By A.S.
多数の投票ありがとうございました!
園内で公募していた「ぼく(わたし)に名前をつけて」の投票を締め切りました。
今回は大大大人気!のブラックマンバでした。
かわいらしい名前やかっこいい名前などいろいろ考えていただきました。
これから選考作業に入ります。
決まりましたらお知らせします。

さて次は誰に名前をつけてもらいましょう?
やはり人気のグリーンマンバか??

by 綿雲
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