蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
マムシっぽくない?
ニホンマムシ2009にエサ(ピンクマウス)を与えました。
マムシのような毒蛇の場合、エサを食べるときにはまず最初に瞬間的に咬みついて毒を注入し、一旦離れてしばらくしてから飲み込み始める、という捕らえ方→食べ方をするのが特徴です。こちらでは現在ほとんどのヘビに冷凍ネズミを与えていますので、ヘビによっては「毒の注入→一旦離れる」の部分を省くヤツもいます。
ニホンマムシ2009は今まではちゃんと咬んで、離れて、ちょっと置いてから食べるというステップを踏んでいたのですが、今回のエサではすぐにくわえて食べ始めました。しかもそのときの口の開け方が非常に上品にゆっくり開けたのです。死んだネズミに余計なエネルギーを使っても仕方ないと思ったのか、こちらはちょっと拍子抜けしました。マムシやガラガラヘビなどにエサを与える時には、「シュッ!」とすごいスピードで咬みついてくるのを想定して身構えているもんですから。らしくないと思いました。

by 綿雲 <+SnakeDoC+>も。
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かかし祭り
来月行われる、旧藪塚本町から続く名物「かかし祭り」が今年も行われます。
毎年、かかしを研究所でも作っていますが、私がここに就職してから、
毎年、研究所のかかし作製に携わっています。
今年も例外ではなく、先程までずっとかかし作り。
このかかしですが、製作時間は毎年短くなっていっている様な・・・・?
昨年は2日、一昨年は3日・・・と徐々に1日ずつ短くなっていっていますが、さすがに今年は・・・
1日で作っちゃいました(;^^A
慣れやパーツの再利用、大きさなどにもよるのですが、結構造形は好きで、集中すると結構短時間で作ってしまう派です。
今年のかかしは・・・・
見てのお楽しみです。

by のら
キイロアナコンダ
聞くところでは、キイロアナコンダが特定動物なのかどうか、議論されているそうです。
確かに、特定動物のリストを見ると、「アナコンダ」としか載っていないので、アナコンダの仲間がみんな入るような誤解を与えている面は否定できません。しかし、これは種名として載っているので、「オオアナコンダ、Eunectes murinus」だけを指します。以前はオオアナコンダは単にアナコンダで通用していました。
他の所を見て頂くと、たとえばブームスラングは1属1種であるにもかかわらず、「ブームスラング属全種」として指定されています。アナコンダも、キイロアナコンダなどを含めるのであれば、「アナコンダ属全種」という書き方でなければなりません。
スネークセンターには、数多くの特定動物がいますが、キイロアナコンダは含めておらず、それで県の承認を受けています。

by ちみ
へそ
DSC0382615.jpg

つい2週間くらいに生まれたシマヘビの赤ちゃんです。
この写真はお腹側。
生まれて間もないヘビにはおへそがあり、
写真の下腹部にある赤い点がおへそです。
脱皮を繰り返していくとだんだんわからなくなっていきます。

ただ今、日曜日・祝日に子ヘビに触れることができるイベントやってますので、ぜひ観察してみて下さい。ぼちぼち目立たなくなってるヘビが出てるかもですが・・。
平日のふれあいタイムでも子ヘビはご覧になれますよ。

ちなみに上の写真のシマヘビ、
生まれたのは(同腹)、ノーマル柄×2,クロ×3でした。

by 綿雲 <+SnakeDoC+>も。

くろ丸おこる。
3匹のブラックマンバにエサをあげました。いつもどおり1匹ずつ別々の『びく』に入れて一晩放置。翌朝エサを食べているのを確認して飼育室に放しました。3匹のうち、いちばん怒りっぽいブラックマンバをいつもは最後に放すようにしてます。仕事がスムーズに行くからです。この日もそのとおりにやったんですが、怒らないと決めつけていた2番目に放したくろ丸が怒ったんです・・;。口を大きく開けて立ち上がってすすす~と威嚇してきたのです。初めてのことです。おっとりしているくろ丸があんなに怒るのは。まあでも『ブラックマンバ』ですからね。いかに決めつけがよくないか。。そして、ヘビが怒る(威嚇する、咬む)行動に出るのは、ほぼ人間側に原因があるのが改めてわかりました。もともとエサやりの時はかなり気をつかいます。特に狭い入れ物から広い場所にリリースするときにはブラックマンバたちはいつも興奮気味になります。こちらの心拍数も上がる時間でもあります。怒るのはある程度想定していますが、今回はくろ丸だったもんでびっくりしたわけです。

by 綿雲
たてじまのアオダイショウ
9月3日の裏話に、ストライプのアオダイショウの子蛇の話が載っていました。
この色彩型は、滋賀県から岐阜県西部にかけては、ときどき見られるものです。
スネークセンターでは、岐阜県の業者からアオダイショウを購入しており、その中に混じってきますので、これまでにもかなり孵化しています。この色彩型がどのように遺伝するのか、何度か調べようとしたのですが、職員の手が回らず、いまだに不明です。
交配を繰り返せば、はっきりしてくるはずなのですが、どなたかチャレンジする方はいないでしょうか。

by ちみ
ヘビにはないもの
DSC0380315.jpg

これはカナヘビの横顔です。
ヘビと言う言葉が付いていますがトカゲの仲間です。

このトカゲにあってヘビにはないもの・・・

・耳の穴(外耳孔)
・(開閉する)まぶた

ヘビは聞くことができる音が限られ、目もパチクリできないのです。ただし、トカゲにも開閉できるまぶたや耳の穴が確認できない種類もいますけど。

このカナヘビはまだ若い個体で、熱帯蛇類温室の中に入ってきていました。外に放してやろうと捕まえた時に撮った写真です。たまたま目を閉じたのでヘビと比較するのにわかりやすい写真が撮れました。この後放してやりましたが、元気に駆けていきました。

このカナヘビや別の種類のニホントカゲは園内に多く生息しています。通路を歩いていると出会うかもしれませんょ^^。

by 綿雲

こちらもよろしくお願いします。
ストライプの子ヘビ
キイロアナコンダやシマヘビの幼蛇が生まれ、今度はアオダイショウの子ヘビがふ化し始めました。まだ一腹分しかふ化していませんが、今回は写真のようにストライプの子ヘビが多くまざっていました。今まではストライプはまれにしか見られませんでしたので、今回のように何匹もふ化するとかなり珍しい感じがします。3才のストライプは1匹飼育していますが、今回餌付けできれば何匹かは販売したいと思いますので、ご期待下さい。

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By A.S.
性別をチェック
7月19日に生まれましたキイロアナコンダですが、全部で24匹生まれ、翌朝1匹の死亡を確認し、計23匹が現在生きております。
また、そのうち雄と雌の計2匹が草津熱帯圏へもらわれていきました。
ですので園内には現在21匹が飼育されています。
しかし、、、全個体の性別チェックをまだしっかりしていなかったので、本日、採毒の部屋にいる16匹、ストックルームの5匹、21個体の性別チェックをしました。
はじめに採毒の部屋にいる16匹。
1個体目・・・オス、2個体目・・・オス、3個体目・・・オス・・・?
もしかして、オスばっかりで性別に偏りがある・・・?
結果、16匹中、オス12個体、メス4個体。
これはもしかして、面白い結果になる・・・?
そして残り5個体のチェック。
1個体目・・・メス、2個体目・・・メス・・・?
もしかして、メスばっかり?
結果、5匹全部メス。
ランダムでストックルームで飼育する5個体選んだのですが、、、選ばれた5個体全部メスとは・・・。
性別の偏りが出るという面白い結果は、残念ながらありませんでしたが、ランダムで選んだ5個体の結果が全部メスだったという事に、ちょっとびっくりしました。

by のら
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