蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
ブラックマンバです!
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天井へ向かうブラックマンバを接写。
動いているヘビはぶれる。。

マンバは動きがあるので見ていておもしろいです♪
お客さんもいちばん足を止めてますね、この前で。


ここ数日、ちょうどフンをする頃で、3匹がブリブリ…とそこら中にするのでそうじを頻繁にしなくてはいけません。どうもブラックマンバは何回かに分けてフンをするようです。フンを取るくらいであれば、ヘビはそのままにして侵入していきます。ヘビのポジションによっては除去できないこともあるので、しばらくフンが部屋に残っていることもあろうかと思います。興奮させなければ60cmくらいまで近づけます。ドキドキするけど。

そして、ブラックマンバのう○こはけっこうくさいです。
(種類によってにおいが違います。あと体調によっても。)

by 綿雲
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新しい朝
ここ一週間と少し、スネークセンターで実習をしている動物科学科の学生です。

いきなりですが、実習をして一大決心をしたことがあるので、発表させていただきます。
それは、「ヘビを飼うこと」です。
ヘビはずっと好きだったのですが、飼うことはありませんでした。
何故かというと、ヘビそのものや飼育器具の購入費、水槽を置く場所の確保、母の大反対にあったこともあり、ヘビを飼う計画は私の妄想の中に沈められていたからです。
しかし、ハブの採毒の際のふれあいコーナーでアオダイショウを触った時、体の中に突風が吹き抜けた様な衝撃を受けました。

丸い目、ひんやりした体、さらさらの鱗、巻き付くしっぽ、ぺろぺろする舌、それと、少し鼻息。

それは、いくらお金が掛かろうと、部屋が狭くなろうと、二度とお母さんが私の部屋に入って来なくなろうと、ヘビを飼いたい、いや、飼わなくてはならぬぞ、という神様の啓示にも似た、直感でした。
百聞は一見に如かずです。ヘビは好きでしたが、まさかこんなにも魅力的だとは知りませんでした。アオダイショウに触れた時の感動は、今でもありありと思い出せます。
ところが困ったことに、ヘビに関する知識はほとんど持っていません。そんな私がきちんと飼育できるのか不安を感じましたが、「実際に飼育をすることで、その生き物のことがより良く解ってくる」と、言ってもらった言葉が心に響き、決心が着きました。

飼うヘビの種類はアオダイショウかコーンスネークのいづれかと迷っています。でも、どちらも猛烈にかわいいのです!

まだ何も準備は出来ていません。まずは、ヘビの飼い方の本を本屋に選びに行くところからです。しかし、私は既にわくわくしています。大袈裟ですが、生きる目標が出来たという様な。
もう実習は終わりです。寂しくもありますが、それだけではありません。何かの終わりは何かの始まりと言いますが、本当にその通り。
とても快い最終日です。

スネークセンターでの時間は、私の考えをすっかり変えました。これを機にヘビの奥深い世界へと踏み出したいと思います。そのきっかけを与えてくださった職員の皆様には、心から感謝しています。
中学校での授業
 先日、前所長が引き受けていた生物の授業を行うために中学校へ行ってきました。最近では外部の人を招いて、いつもとは違う授業をしてもらうことがあるようです。学校側の希望もあって、できるだけ実物を使ってほしいということで、生きたヘビやトカゲ、骨格標本やぬけがらなどを持って行きました。
 私自身は小学校では危険な生き物の話をしたことはあります。中学校では授業ではなく、いろいろな職業の人の話を聞くということで、仕事について話をしました。いずれも45分ほどですが、今回は中学2年の5クラスで授業をしました。1日に5回授業をするということです。ヘビやトカゲを中心に爬虫類の体の構造等についての話です。

 45分間話をするのはそれほど大変ではないのですが、学校にはクーラーは入っていませんので、立ったまま45分間話をするというのはもちろん楽ではありません。研究所でもヘビの飼育室にはクーラーは入っていませんし、特に今年は節電のために部屋にいてもクーラーはつけていませんので、かなり汗だくになります。そのため、ある程度暑いのには慣れていますが、理科室は風通しが悪く、午後には日も差し込み、かなり暑くなりました。先生だけでなく子供たちも毎日このような状況で勉強しているのかと思うと、ちょっとかわいそうになりました。
さらに、学会などでの発表の時にはマイクを使いますので、大きな会場でも声を張り上げる必要はありませんが、学校では後ろにいる子にもきちんと聞こえるようにある程度大きな声を出さなければなりません。2時間目くらいまではそれほど感じませんでしたが、4,5時間目ともなるとさすがに声の出が悪くなってきました。しかもずっと立ったままです。

 うちの奥さんに中学校で5時間授業をしに行くと言ったら、教師の大変さがわかるよと言っていました。ちなみに奥さんは、中学の理科の教師ですが、そう言われたときにはそれほどでもないだろうと思っていましたが、実際にやってみて、結構毎日大変なのだなと、少し敬服しました。
 前日が東京への出張で、研究所に戻ってきたのが夜の11時半。それから持って行くヘビや標本などの準備をして帰り、最近あまりにも忙しかったため十分にできなかった授業で使うパワーポイントのデータを作ったりして、結局寝たのが3時過ぎ。3時間ほど寝て、5時間の授業はさすがにちょっと過酷でした。

By A.S.
赤ちゃんヘビたち
人間の方は何かと慌ただしい中、赤ちゃんヘビたちが誕生しています。

ニホンマムシの赤ちゃんたち↓

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シマヘビ↓
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育てるのはハッキリ言って大変だ・・・(-_-;)

by 綿雲
中国マムシ飼育施設等視察旅行
8月の終わりに所長が突然亡くなり、ほぼ2週間非常に慌ただしい日を送りました。当然、仕事の引き継ぎはないため、いったいどのような仕事を受けているのかわからず、所長室の書類などを調べて連絡を取りました。
すぐ間近なものでは9月3日に高校生物部の実習、これは当研究所で講義や解剖など丸1日かけて行うものでした。5日には中学校で爬虫類の体についてヘビを中心に授業を行うもので、1日で5クラスに行う予定でした。
3日の実習は事情を説明し、延期してもらうことができました。5日の中学での授業は、1日の大雨で生徒が登校できず、その他の行事が延期されることとなったために13日に変更になりました。こちらとしてもゆっくり準備ができるため、ある意味助かりました。

このような忙しい中、6,7,8日に以前から予定されていた中国のマムシ飼育施設と研究所の視察旅行に行ってきました。本来は所長も一緒の予定でしたので、少し申し訳ない気持ちもあります。わずかな職員を残して、理事長や研究員など7人での視察です。
成田から3時間ほどで上海に着きました。10年前に南寧市の広西医科大学へ行く途中に寄ったのですが、あまりの大都市化に驚きました。今回は乗っていませんが、空港からはリニアモーターカーが都心まで延びていて、話題にもなった高速鉄道も走っていました。どちらもスピードを下げて運行されているということでした。上海市内の車の多さにも驚きで、その混雑はすごいものでした。交通ルールはあってないようなもので、頻繁にクラクションを鳴らしながら走っていました。さすがにここではとても運転できないと思いました。
初日は夕方に着いたため、2日目に2時間ほど離れている飼育施設へ行き、さらに1時間半ほど離れている研究所へ行きました。
少し長くなりましたので、続きは次回に回します。お楽しみに。

By A.S.

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研修終了前日
環境系の専門学校から来ました。研修生のSです。スネークセンターで2週間お世話になっています。

研修も終わり間近ですが、思い返すと色々と学ぶ事が多い2週間でした。
例えば”本州の毒蛇である”ということしか知らなかったニホンマムシとヤマカガシの毒牙の構造、毒の作用等について知ることができました。
特にヤマカガシの毒の強さを全く知らなかったので、今回正しい知識を得ることができて良かったです。
学校の実習で山に入ることが多いので、とても為になりました。

他にも骨格、鱗の形状、同定について・・・等たくさんのことを教えていただきました。
みんなでウミヘビの標本の鱗の枚数を数えたり、ウミヘビの解剖を見学したり、良い経験になりました。

蛇研の皆様、お忙しい時期にありがとうございました。
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