蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
できた!!
前回の日記で、今度はアイツで凍結乾燥作るぞ!!なんて書きましたが、とうとう出来ました!!
それがこれ↓
大きなヤマカガシ!!
大きな個体のヤマカガシ!!
今回は、ちょっと納得いかない部分が多く、ちょくちょく手を入れて修正。
特に、目!!
以前、紙粘土でツチノコを作ってみた時に、カミサンに「目の質感が悪い」と言われたことがあり、ならば!!と目をいかに目らしく作り見せるか!?と言うのに拘ったことがあり、今回もそのコンセプトを引き継ぎ、目にも拘ってみました。
目に拘ってみたので顔のアップ!!
虹彩って、黄色っぽい色だけではなく、外縁は黒なのね。。。
そして、このポージング!!
頸腺見せつけてます。
これ、首の所にある頸腺を見せつけている行動で、コブラっぽく平らにして見せつけてきます。
生きているヘビではこんな感じ↓
頸腺見せつけてます。
こいつも頸腺見せつけてます。
さすがに、凍結乾燥する機械が、そんなに大きいわけではないので、でろ~~んと伸びた格好には出来なかったのが残念なところ。
でも、こういった行動の標本を作るって、結構好きです。

by のら
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裏話
所長が亡くなってからはあまりにも忙しく、裏話が書かれているのは9月に6日、10月はたった2日です。9月は6日といってもそのうちの2日は研修生が書いたもでのです。なんとか書こうと思うのですが、研究所にいるときにはとても裏話まで書く余裕はありません。今までも裏話やご意見番の返事などは家で書いていたのですが、家でもその時間がないためどうしてもかけませんでした。

研究所へのメールでの質問などが1年に500件ほどあり、このうちの多くは私が返事を書いています。さらに電話での問い合わせも250件ほどはあります。この250件には所長が受けた数は含まれていません。ですから電話の問い合わせは実際には300件以上あります。
多くの場合、電話を受けた研究員が対応しますが、病院からの毒蛇咬症に関する問い合わせや病院の薬剤部や保健所などからの血清の入手法などの問い合わせ、咬まれた人などからの直接の問いあわせは、もちろん私の専門ですので、ほとんど全て対応しています。病院などからの緊急の電話は、休みの日でも時には夜間でもかかってきます。このような仕事はボランティア的な仕事で、研究所の収益になるわけではありません。
所長が亡くなってからは、所長が受けていた分も多くがまわってきます。もちろん所長が対応していた事務的なことも対応しなければならないので、容易ではありません。

やらなければいけないちょっとした事もメモるようにしていますが、メモるのを忘れるのもしばしばです。いろいろな分野のことを同時に進行しなければいけないので、ときどき頭が混乱してしまうこともあります。
まだ落ち着いてきたということはないのですが、この忙しさに少し慣れてきましたので、これからはもう少し裏話を書こうと思います。ギャラリーの方も、一般の人が見ることがないようような珍しい写真を載せていきたいと思いますので、少しだけご期待ください。

By A.S.
研修を終えて
はじめまして。ここ3週間ジャパンスネークセンターでお世話になっていた研修生のTです。

長いようで短かった研修期間も今日でおしまいです。ここに来て専門学校では学べない沢山のことを教えていただきました。しかし僕が学んだことをここで書いても何の面白みもないので、そんなことは書きません。

では何を…と言いますと、ここに来てどれだけヘビが近い存在になったかということです。ぶっちゃけた話、ヘビはそこまで好きという存在ではありませんでした。むしろ哺乳類のほうが全然好きでした。もちろんヘビも嫌いではありませんでしたが。

しかし3週間ジャパンスネークセンターでお世話になって、僕自身かなり変わりました。今ではヘビ欲しくなるほど好きになっちゃって。爬虫類教室でボールニシキヘビを見る度ペペロン(学校で飼育しているボールニシキヘビ)に会いたくて、会いたくて。
自分でもびっくりです。

ここにお邪魔する前、ヘビ嫌いのクラスメイトに言われました。
「えぇー、何で蛇研(ジャパンスネークセンター)なんか行くの?」と。

そりゃ、俺の勝手だろ。と内心思いましたが、ヘビが苦手なら無理に行く所でもないだろう。とも思っていました。しかし今では自信を持ってこう言えます。むしろ苦手な人ほど来た方がいい。と。ヘビ嫌いの方、あなたはヘビの何を知っているのか。と。
恐らくヘビのことをよく知らずに、気持ち悪いだの、危険だの言っている方がほとんどなのではないでしょうか。もったいない。実にもったいないです。ヘビのことをもっとよく知ればきっと嫌ではなくなります。

そして、ヘビについて知るならここは絶好の場所です。よく知らないけど気持ち悪いヘビが、もしかしたらここに来ることでちょっと知ってる結構可愛らしいヤツになるかもしれません。それくらいヘビを身近に感じられるところなんです。

学校に帰ったらそのヘビ嫌いのクラスメイトに言ってやります。君も行きなさい。と。こんなことを言ったら薄情かもしれませんがはやく学校に帰りたいです。はやくペペロンとにょろべぇ(学校で飼育しているアオダイショウ)に会いたいです。

最後にスネークセンターのスタッフの皆さん、ありがとうございました。至らないところも多々多々多々多々あったと思いますが僕ほど濃厚な研修をしたクラスメイトは他にいないでしょう。なんせ3週間ヘビづくしですから。ヘビまみれですから。
標本作り
ずいぶんご無沙汰の「のら」でございます。
決して、休みまくって書いていない、なんてことはないのですが、ここ最近、研究室に閉じこもり標本作りをしておりました。
まず作ったのは、↓ガボンアダーの頭骨標本。
ガボンアダーの頭骨。毒牙、長っ!!
牙が長い!!
そして、連続的に、作ったのが凍結乾燥標本。
今のところ、ツシママムシ、ニホンマムシ、イワガラガラヘビ、ヤマカガシと作っておりますが、
とりあえず、上手く出来上がったのが、こちら。
イワガラガラヘビの凍結乾燥標本。
←イワガラガラヘビです。
まだ、いずれも展示の予定はありませんが、そのうち展示しようかと考えております。

by のら(次は、アイツで凍結乾燥作るぞ!!)
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