蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
テレビ撮影
18日にテレビ撮影の協力のために、東京赤坂の某テレビ局に行ってきました。出演するわけではありませんでしたが、ヤマカガシとその毒を持って行き、ヤマカガシ毒の作用を見せるための簡単な実験をする協力をしました。

テレビ局での撮影は、特に待ち時間が長いのですが、午後7時からの撮影本番のために12時にスタジオ入りし、1時からの1回目のリハーサルでは出演者の代わりにスタッフが演技をします。4時からは中心人物以外の出演者が入ってリハーサルをしました。そして7時から本番。8時半頃には私の役割が終わり、収録は続いていましたが、帰らせてもらいました。

ヘビを運ぶために車で来ていたので、9時過ぎに出て120kmほどの道のりを飛ばして帰りました。もちろん法定速度以内で。それから研究所に寄ってヘビを置き、家に帰ったのが12時前。ほとんど高速道路で、実際には2時間もかかりませんので、あまり遠いという感じはしません。

この番組は10月から始まる番組のようですが、出演者などの名前はOKが出れば再度ここで紹介します。
番組1つ作るのはかなり大変だというのがよくわかりました。

21日には群馬県内ですが、講演をしに蛇研から70kmほどの安中市へ行きます。こちらは高速で1時間間ほど行けますし、1時間話をすればよいのですが、学会でするような講演ではないため、1時間眠くならずに聞いてもらうためには、少しはおもしろく話もしなければならないので、それが1番頭を使うところです。

By A.S.
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セイブグリーンマンバ咬症
大変お待たせいたしました。あまりの忙しさになかなか裏話が書けませんでした。
昨日も午前中いっぱい会議で、そのさなかに神奈川県の相模原署で、違法に飼育されていたペットの毒蛇に咬まれた事件に関する発表があり、咬んだ毒蛇を撮影したいということでテレビ局から連絡がありました。
もっと話題になるのかと思ったら、取材はテレビ局1局、新聞社1社だけでした。
事件は7月で、咬まれた6日後に警察と一緒にヘビを押収してきました。2ヶ月経って、ようやく捜査も一段落し、警察から発表があったわけですが、こちらとしては勝手に情報を漏らすことはできず、ちょっと歯がゆい思いをしていました。

咬まれたヘビは、セイブグリーンマンバ、最初の発表ではニシグリーンマンバとなっています。マンバ4種類の中では2番目に毒性の強いヘビですが(もちろん1番はブラックマンバ、トウブグリーンマンバは4番目です)、4年前のトウブグリンマンバによる咬症の時と同様、麻痺などの神経症状は出なかったようです。トウブグリーンマンバ咬症では水疱がかなり拡がり、1ヶ月ほど入院していましたが、今回は水疱はできず、そのかわり腫れがかなり強いため切開をしたようです。しかし、1週間ほどで退院したようです。

前回同様、今回もブラックマンバも飼育していました。その他ガボンアダーや大きなヒャッポダも3匹いました。また、ヘビとしては比較的最近(1990年)記載され、狭い地域に生息している中国産のマンサンハブなども含まれていました。このヘビは非常におもしろい模様をしています。押収したヘビは近いうちにホームページで写真も載せて紹介したいと思います。

押収後、数種類のヘビは温室で展示していました。もちろん事件のことは書いていませんでしたが、昨日から今回の事件で押収してきたヘビとわかるようにしてあります。小さなヘビもいて、近いうちに子ヘビコーナーでも展示しますので、是非見学に来てください。

最後に、もちろん違法に毒ヘビを飼育するのは絶対にやめてください。自分が咬まれるのは仕方ないのですが、このように非常に危険なヘビが逃げ出したら大変なことになってしまいます。

セイブグリーンマンバ
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By A.S.
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