蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
イグアナ♂ ついにこの時が…
  とてもおとなしくよい子なイグアナ♂。爬虫類教室やふれあいでも活躍してくれており、このブログでもおなじみかと思います。イグアナ♀にエサをとられても、踏みつぶされても、目をつぶって、じっとしているような子ですので、なんとも優しい子だなぁと思っていました。採毒室で放し飼いにしていても、1日中お気に入りの場所で、のんびりしています。

 ここ1年ぐらいで、このイグアナ♂の容姿がだいぶ変わりました。体の色は緑からオレンジ色へと変化しました。また顔つきも、ゴツゴツとした印象になり、おとなのオスらしくなりました。写真は、2015年9月(左)と2017年1月(右)のものです。

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  一般的に、発情期のおとなのオスは、気が荒くなることが知られています。人間に対しても咬みついたり、威嚇をしたり、追いかけまわしたりと、手が付けられなくなるような話を耳にすることもあります。おとなしい個体でも、発情期は注意しなくてはなりません。ということで、万が一のことも考え、不定期イベント「イグアナのふれあい」は、秋を最後にお休みしていました。今年の冬、この優しいイグアナ♂も、イグアナ♀を追いかけるようになりました。さらに、私の服を咥えたまま離さないこともあり、ついにおとなになったようです。

 あんなに優しい子が…と思ってしまう反面、元気に成長した証でもありますので、担当としては、少し複雑な気分ですが、嬉しさもあります。次回も、発情期のイグアナの行動についてご紹介したいと思います。

by たかちほ男爵
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