蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
今年最初のマムシ対策研修講座
4月22日に今年最初の「マムシ対策研修講座」がありました。わざわざ北海道から参加された方がおられました。とても感謝です。また、看護師方も参加されたいました。また、埼玉から来られた方はマムシやヤマカガシにしばしば出会うということでした。
今年はまだ毒蛇咬傷の連絡はありませんが、先日倉庫内で咬まれたというのが問い合わせでありました。症状などは全くなく、アオダイショウの子ヘビのようでした。最近はかなり暖かくなって、センター内でアシナガバチだけでなくオオスズメバチも見られるようになり、1匹捕獲しましたので、展示する予定です。
これからはヘビやハチだけでなく、ケムシやムカデ、セアカゴケグモなども出てきますので、注意してください。
また、マムシ対策研修講座にも是非ご参加ください。お待ちしております。
ちなみに現在ボタンザクラが満開です。23日の日曜日は見頃です。

さくら

By A.S.


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桜とカエル
  桜が散り始め、園内は歩道も池もいたるところがピンク色に染まっています。すごくきれいなのですが、清掃員のSさんは、仕事が大変そうです。
 カメの池も一面花びらだらけです。水面が桜で覆われているので、カメが顔を出しても気が付いてくれる人はほとんどいません。ヘビの野外放飼場の中も桜の花びらで覆われています。ふと水入れの近くを見てみると、アズマヒキガエルがいました。秋に紹介した子とは別個体です。小さめですが、体つきや顔つきをみるとオスだと思います。繁殖期らしい顔つきをしています。おそらく、このへんの繁殖はすでに終わっている頃かと思います。今年も見逃してしまいました…。学生の頃は、毎年見に行っていたのに。悔しいので、西の方にナガレヒキガエルの繁殖でも観察しにいきたいところですが、その時期はスネークセンターも忙しい時期なので休めません。こうなると、南へオオヒキガエルやミヤコヒキガエルかな。遠征のことばかり考えてしまいます。

sakura01.jpg sakura02.jpg





by たかちほ男爵


ついに
昨年末に入ってきたキングコブラ。
ちょっと神経質なところもあり、なかなか周りに「敵」がいると認識すると食べてくれません。
一応、ヘビのお食事タイムでもローテーションには入れているものの、すぐに食べてくれることは今のところなく、
閉園時に食べ終わっていた、ということもしばしば。
でもやはり貴重なシーンは見ていただきたいですし、でも敵がいると食べない。。。
しかし、その日だけしか餌を与えない、という訳でも無く、実は平日の夕方にひっそりと与えることもしています。
それでもちょっと人の気配を感じ取り、その場で食べてくれなかったのです。
ですがついに、先日、そのシーンを撮影することに成功!!
ちょっと動画のファイル自体が大きすぎて、このブログに上げることが出来ませんでしたが、
一応、公式Facebookページ上に動画を上げております。
https://www.facebook.com/362136780806314/videos/416430258710299/
ぜひチェックしてみてください!!

by のら
桜が満開です。少し散り始めましたが、まだまだきれいです。9日(日)は天気が持ちそうですので、是非ご来園ください。散り始めると通路が桜の花びらで一面ピンクになります。これもまたきれいなものです。

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By A.S.
オオカミヘビって?
  また、ヘビネタが無いので。昔話を。皆さんは、オオカミヘビというグループをご存知でしょうか。なんとも強そうな名前ですね。日本には、サキシマバイカダというオオカミヘビの仲間が生息していますが、全く強そうな見た目はしていません。写真を見て、「マダラヘビに似ているな」と感じた方もいることでしょう。近い仲間であると考えられており、オオカミヘビ(Lycodon)とマダラヘビ(Dinodon)を同じ属として扱っている研究者もいます(※日本爬虫両棲類学会では、別属としています)。 baikada01.jpg
 
 私の研究対象種の1つであるシロマダラともよく似た色彩をしているため、見てみたいなと思っていました。沖縄(八重山諸島)に通い始めて何年かは全く見つかりませんでしたが、最近は探し方が少しわかったためか、たまに見かけます。シロマダラに見慣れていた私は、サキシマバイカダの「ひょろひょろとした体の細長さ」と「目の大きさ」に驚きました。心配になるぐらい細い。そして目が飛び出ている。そんな感覚を持った覚えがあります。baikada02.jpg

 夜行性であること、トカゲなどを食べることなどが知られていますが、生態についてはわからないことも多く、研究の進んでない種とされています。行動や生息環境をみていると、シロマダラと似たようなところもありつつ、全く違うところも多いなと感じています。こういったちょっと変わったヘビを研究対象にする人は少ないのですが、今後の研究の発展に期待したいところです。

by たかちほ男爵
研修を終えて
3月に実習でお世話になりました大学生です。
初めて蛇という生物を詳しく知れた気がしました。
中でも週末に行われた採毒実演の解説は何度聴いても勉強になりました。
毒蛇の恐ろしさや蛇にとっては唾液でもあるなど、自分は全く蛇について知らなかったと痛感させられました。
触れ合いでは好きか苦手か極端にわかれるお客様が多いと思いましたが、苦手な方も説明すると驚きの声をあげながらも触れる事で可愛いや温かいと、経験して見ないと魅力は伝わらないと私も気づかされました。
また、押収された動物が多く、蛇以外の生物にも触れ合えることができて、とても濃い実習が行えました。
有難うございました。

By 動物科学科3年
研修を終えて
3月に1週間実習でお世話になりました大学生です。
もともと蛇が好きでスネークセンターへの実習を決めたのですが、期待していた以上の経験ができました。
採毒実演では毒蛇の恐ろしさ、ヘビの触れ合いでは、お客さんへの説明をすることや質問を投げかけられることによって新しいことを学べました。
また、蛇以外にもイグアナやトカゲのお世話をさせてもらい、爬虫類の幅広さに驚きました。
機会があれば今度は遊びで行きたいです。
1週間ありがとうございました。

By 動物科学科3年生
研修生作成のケージを展示
  先月のブログにも感想が書いてありましたが、春休み、岡山県から研修に訪れてくれた大学生がいました。研修の一環として、フトアゴヒゲトカゲの環境エンリッチメント(ケージ作り)に取り組んでもらいました。聞きなれない言葉かと思いますので、少しだけ説明を。エンリッチメント(enrichment)は、「豊かにすること」などの意味で使う言葉です。私の理解では、飼育環境をさまざまな意味で豊かにし、ストレスを減らしたり、飼育環境特有の異常行動を減らしたり、野生で見られるような正常な行動を引き出したりと、健康でいてもらうための工夫をすることでしょうか(※いろいろな定義がありますが)。
shinobukun02.jpg  研修生によって、しのぶ君と名付けられたこの個体。作成してもらった新しいケージにも少し慣れてきました。そこで、一般公開を始めましたので、紹介しておきます。特徴的なのは、登り木に作られたハンモックでしょうか。たまにのっていますが、登り木にいることが多いですね。スネークセンターではケージの床材として、伝統的に人工芝が使われていますが、これを可愛らしくハート型・星型に切り抜きレイアウトしてあります。この発想は女性ならではですね。おもしろい。どこで手に入れてきたのか、「忍」というオブジェもレイアウトされています(笑)。shinobukun01.jpg

  さて、以前のケージと比べた結果は・・・。登り木のおかげで立体的に動く行動が多くなりました。また、ケージのガラス面に貼りつき立ち上がったような姿勢(おそらくあまり良くない姿勢)が無くなりました。さらに、口の前までもっていかないとあまり野菜を食べない個体でしたが、このケージにしてから自分でよく食べています。以前よりも、飼育環境は良くなっていると言えるでしょう。
  少し先にはなりますが、まだまだ大きくなる種ですので、その時はより大きなケージを作らなくてはなりません。是非とも、また担当してもらいたいものです。

by たかちほ男爵
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