蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
ヤマカガシとハンモック
 ヤマカガシの引き取りを警察から依頼されることがあります。見つけても捕まえずにそってとしておくか、もともと棲んでいた自然の中に返してあげてほしいのですが…。
 今年、引き取ったちょっとと大きめのヤマカガシですが、鼻先が少しすれてしまっていることもあり、ケージとフタの間にやわらかいメッシュの布をはさんで飼育しています。フタでの鼻先のすれ防止のためです。 先日、布の一部が外れていたようで、その上にヘビがいました。まるでハンモックに乗っているかのよう。体のほとんどは布の上にあり、うまくまとまっていました。しばらく様子をみていましたが、何時間も同じ場所にいるので、居心地は悪くないのかもしれません。
 写真は横からと正面から撮影したものです。ヤマカガシは、正面からみると可愛らしい顔をしています。

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※ 念のためですが… ヤマカガシは、特定動物のため許可なく飼育することはできません

by たかちほ男爵
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イグアナを飼育すると、人はどんなケガをするのか
  グリーンイグアナを飼育されている方は、多かれ少なかれケガをしていると思います。
最も多いのは、爪によるひっかき傷でしょうか。爪を切っていても、私たち人間の皮膚は弱いので傷ができてしまうことがあります。
 発情期のオスに咬まれてしまうという話をよく耳にします。私は、まだ直接咬まれたことはありませんが、病院に行くほどの大ケガをされる方もいらっしゃいます。大きなオスでは、縫わなくてはならないほど、私たちの皮膚は深く切れてしまうこともあるのです。
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 最近、これまで経験したことの無いケガをしたので、ちょっと紹介しておきます。爪でもなく、咬まれたわけでもなく、イグアナのお腹のうろこで手が切れてしまいました。私の手のひらの一部だけに、イグアナの体重がかかったまま、方向転換をされた時に切れたようです。爪よりもスパッと切れた傷になりました。みなさんも気を付けてください。写真は、イグアナの腹面です。この個体で切れたというわけではないですが、大人しく撮らせてくれるので協力してもらいました。

  イグアナは、とても魅力的な動物ですが、やはり、飼育にかなりの覚悟が必要な動物ですね。

byたかちほ男爵
ワニガメの引き取り
昨日、群馬県内で捕まったワニガメ(甲長約30cm) がやってきました。電話では大きいということでしたが、それほど大きい個体ではありませんでした。ただ、大きさが違うと、小さい個体はいじけて餌を食べなくなってしまうために一緒に飼うことができません。当センターではすでに大2匹、小1匹のワニガメを飼育しています。もちろん全て引き取りです。

ミドリガメ(ミシシッピーアカミミガメ)も先日1匹引き取りました。警察からは毎年何匹もの大きくなったアカミミガメが来ますが、警察からの場合、一応拾得物扱い、いわゆる落とし物扱いなので、2週間預かりということになり、その後引き取りになります。預かりの書類もあります。

今回のワニガメは動物愛護センターからで、特に落とし物扱いではありません。また、特定動物では必要な個体識別のチップも入っていないようでしたので、違法に飼われていたものを捨てたのだと思われます。アカミミガメはまだ警察から来ると思いますが、ワニガメはこれ以上引き取りはできませんので、引き取り依頼の電話が来ないことを願います。

ちなみに18日にも警察から1匹アカミミガメが来ました。

By A.S.

ワニガメ高崎

マムシ咬傷
6日の夜に病院からマムシ咬傷の連絡がありました。夜10時半頃に足をマムシに咬まれたようだとのこと。1時間後に電話があり、腫れはあまりないが、痛みはあるとのこと。暗かったがヘビが逃げていくのが見えたということでした。牙痕は1つなので、あまり多く毒は入っていないと思われますが、1時間しか経っていないため、どこまで広がるかまだわからないので、入院となりました。

夏はしばしば夕方から夜にかけて咬まれますが、今の時期に夜の咬傷は珍しいです。今回もそうですが、意外に女性が足を咬まれます。サンダルや靴でも覆われている部分が少ないので、咬まれた時に毒が入ります。農作業ではあまりサンダルを履いていないので、手の受傷が多いのですが、一般の人が夜に駐車場や庭、道を歩いていて咬まれます。郊外ではどこにでもいると思っておいてください。山菜やキノコ採りの時には手を出す前に棒などでマムシがいないのを確認してください。ミョウガの畑には落ち葉がかぶせてあり、マムシがいても全くわかりません。ホタルがいるところには必ずマムシがいますので、サンダルなどで見に行かないように、また、足下を明るくして注意してください。
昨年も3才の女の子が敷地内で咬まれ、2カ所の病院で診療拒否され、3カ所目の病院で診てもらえました。まだまだ問題が多いのが現実です。

By A.S.

inオチバ08-2
最近のフトアゴヒゲトカゲ
新しいケージにもすっかり慣れ、すくすくと成長しているフトアゴヒゲトカゲ。面白い写真が撮れましたのでブログにあげておきたいと思います。
futo2.jpg まずはこちら、ケージの中にいるフトアゴヒゲトカゲと放し飼いのグリーンイグアナ♀です。イグアナはいつものように外の様子や来園者の皆さんを眺めながら、だらだらしていますが、フトアゴヒゲトカゲは様子が違います。口を開けたり、喉を黒くして頭を上下させたりしていました。おそらくこれは威嚇とボビングのどちらもが観察できたものだとおもいます。イグアナ♂には全くしませんが、イグアナ♀に対してはいつもやっています。違う種でも、雄雌が見分けられるのかな?それとも別の理由でしょうか?

futo1.jpg 次は、ちょっと可愛らしい写真です。研修生が作ってくれたのぼり木には、1本上に向かってついている細い枝があります。この枝を片手で掴んでいるかのような様子でじっとしていました。UVBライトのすぐ下でしたので、光をたっぷり浴びたかったのでしょうか。最近この部屋では、フトアゴヒゲトカゲの人気が急上昇中です。写真を撮影している方が多いのは、こんな可愛く見えてしまうポーズをきめているためなのかもしれません。


by たかちほ男爵
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