蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
しっぽの色が違うのはなぜ?
8月・9月ごろは、ニホンマムシの出産時期です。ヘビの中には、こどもとおとなとで、ずいぶんと体の模様や色が違うものもいますが、マムシはよく似ています。違っているところは、しっぽの先の色でしょうか。おとなは、体の色と同じような茶色っぽい色(左)をしていることが多いですが、こどもは、黄色っぽい色をしています(右)。
マムシのこどもは、しっぽで釣りをするようなのです。しっぽの先をくねくねと動かすと、これがどうやらミミズや虫のように見えるようで、エサだと思って近づいてきた動物を食べるのではないかと考えられています。
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日本のヘビではありませんが、ちょっと有名なのは、しっぽの先が蜘蛛のような形をしたヘビがおり、このしっぽを動かして、鳥を捕らえる様子が確認されています。日本語での呼び名があるのかわかりませんが、spider-tailed horned viper と検索すれば出てくると思います。

スネークセンターでは、近い仲間のフィールドツノクサリヘビを飼育しています。このヘビも、しっぽの先だけ色が違うので、釣りをするのかもしれません。ご来園の際に、しっぽをくねくねしていたら、是非職員に教えてください。
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by たかちほ男爵
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