蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
日本衛生動物学会
先日、5日(土)に東京の国立感染症研究所で日本衛生動物学会東日本支部の例会があり、「毒蛇咬症の現状」の講演を行いました。この会は一般公開で、多くの参加がありました。「忍びよる野外の危険生物」というテーマで、私の他に、「海洋危険生物の被害」、「世界最大規模の魚類食中毒ーシガテラー」、「毒蛾、毛虫の被害」の合計4題です。

私が所属しているのは日本中毒学会で、主にそこで発表していますが、時々他の学会などでも講演や執筆を依頼されることがあります。講演を依頼されて初めて知ったのが旅行医学会です。名前の通り旅行に関係するものです。感染症だけでなく、エコノミー症候群や登山での高山病や凍傷もありますが、登山に関しては、登山医学会というのもあります。
旅行医学会では、医学関係者だけでなく、旅行会社の方などもおられ、自然観察会やトレッキングなど旅行時に遭遇する危険についての研究や講習をしています。また、今年は公衆衛生学会の雑誌に毒蛇咬症について原稿を書かせていただきました。

ということで、5日に東京へ行きましたが、その帰りに地下鉄に乗っていると、東京の病院から緊急電話があり、江戸川の河川敷でマムシにかまれた患者がいるということでした。今まで多摩川でのマムシ咬症は時々あったのですが、江戸川での咬症の連絡は初めてでした。ただ、その前日に一般の方からの問い合わせで、江戸川の河川敷で見たヘビがマムシではないかと心配して、写真をメールで送ってこられました。マムシに間違いありませんでしたが、同じ江戸川で、しかもマムシが目撃されてすぐに咬まれる事故が起き、偶然にしてはできすぎている感じがしました。

講演が終わってホットして、さらに咬症のデータも1つ増えたこともあり、気持ちよく帰ってきたのですが、最後にどんでん返しが待っていました。駐車場に置いていた車に乗って動き出すと、なぜか異常に振動があります。これは何かやばい事になっていると思って降りて見ると、パンクしているではないですか。夜の10時に真っ暗の中をスーツのままタイヤ交換する羽目になってしまいました。

By A.S.
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