蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
老齢ハブの死
以前にも長く飼育している沖縄産のハブを紹介したことがありますが、高齢で両目が白内障で見えなくなっているハブが、今朝死んでいました。
当研究所にやって来てちょうど20年になります。来た時にはすでに成蛇で、5才以上にはなっていたと思われますので、25才以上だと思います。何年も前から片眼、そして両目が白内障になり見えていないようでしたが、ラットを顔の前にもっていくとがっぷり咬みついて毒を注入し、ラットが死んでからゆっくりと食べていました。
ただ、この2ヶ月ほどはエサを食べず、動きも悪いので、あまり先が長くないような気はしていました。ほとんど動かないので、毎日、ケージをのぞき込んで、生きているのを確認していました。今年の夏の暑さが体に応えたかどうかはわかりませんが、今日の朝、いつもと同じ体勢のまま死んでいました。

沖縄のハブは奄美や徳之島のハブほど攻撃的ではなく、ケージに顔を近づけると徳之島のハブはほとんど攻撃してくるのに対し、この沖縄のハブは全く攻撃してきませんでした。ただ、ケージを交換する時などは、太くて力もあり、動き出すと扱うのが非常に大変でした。

危険な毒蛇ですが、長いつきあいがあり、その死に少なからず悲しみを感じます。

By A.S.

old01-3.jpg
スポンサーサイト
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
COPYRIGHT © 2004 POWERED BY FC2 ALL RIGHTS RESERVED.