蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
食べてるすぐそばで。
熱帯蛇類温室で展示中のトウブグリーンマンバ3匹。
エサのときの反応がそれぞれ違います。

h-1(原宿押収の1):ほとんど逃げず逆にこっちに寄ってくる(汗)。
h-2(原宿押収の2):少し逃げようとするがすぐに捕まる。(毛の生えたネズミが嫌い。。)
s-1(札幌押収の1):とことん逃げる。

以前にも書いたように複数飼育の場合には1匹ずつ別の入れ物(びく)に移してその中で食餌してもらってます。スネークフックで捕まえようとしたときの反応が上記のような感じです。
今回給餌がとなりのとなりの部屋のブラックマンバ3匹と重なったため、たまたまびくが1個足りなくなってしまいました。そこでグリーンマンバの1匹(h-1)はびくに移さずにそのまま部屋の中で食べてもらうことに。この方法をとるときは何も隔てるもののない状況で給餌および他のヘビの捕獲という作業をしなくてはいけないので十分な注意が必要なのはもちろん、もっと気にしなくてはいけないことがあります。ヘビという動物はたいへん神経質なところがあり、エサのときもちょっとした振動や動きなどを感じると食べなくなってしまうことがあります。ただしヘビにも個体差があり、あまり気にしない(鈍感!?)なヘビもいます。この部屋の場合、h-1が比較的周りを気にせず食べられる性格をしています。よってまずh-1にエサをくわえさせて、その後で他の2匹を捕獲するような流れになります。状況がよくわからないと思いますが、要するに1匹のグリーンマンバが食べてるすぐ脇で大捕物をやってるわけです。特にs-1がなかなか捕まらないので・・・。h-1も少しは気にすればいいと思うのですが、そんな状況でもマイペースで食事してます(--;)

by 綿雲

DSC0240415.jpg
熱帯蛇類温室で展示中のトウブグリーンマンバ。樹上性の強い種類なのでびくに移さない食べさせ方をするときはこの枝の上で食べさせます。そのときヘビの方から降りてくることはまずありません。

押収ヘビとは一昨年違法飼育されていて押収されたヘビたちです。 
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