蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
久しぶりのオオミズアオ
以前はセンター内でも時々見かけることのあったオオミズアオですが、最近はあまり見かけなくなりました。鱗翅目(今ではチョウ目になっているようですが)ヤママユガ科のガです。大型で、きれいなので結構目立ちます。

チョウは好きでもガは嫌いという人がいますが、チョウもガも基本的には同じです。ガは夜行性が多いようですが、昼間に活動するのもいます。確かにガの幼虫は、毛虫として人に害のある種類も多くいますし、成虫でもドクガのように害のあるのはいますが、わずかです。チョウよりもガの方が種類も多く、その形態や色彩が非常に多様で、興味深い生き物です。

それなりの年齢の方は、小学校などでカイコガを飼育して繭を作らせたこともあるかと思いますが、今ではそのようなことはしないのでしょうか。
カイコガのサナギは釣りの餌にもなっていますし、佃煮としても食べられています。さらにカイコガそのものが佃煮にもなっています。初めて食べたときには特徴的な触角が少し気になりましたが、味は他の佃煮とあまり違いはありません。

アゲハチョウを見たときと同じように、オオミズアオを見ると気持ちが少し癒されます。でも成虫は口が退化していて餌を食べないので、この後あまり長く生きることはないのかと思うと、少し儚さを感じます。
羽の傷んでいる個体を見ることが多いのですが、この個体は羽がきれいで、このあと元気に飛んでいきました。

By A.S.

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