蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
新しい朝
ここ一週間と少し、スネークセンターで実習をしている動物科学科の学生です。

いきなりですが、実習をして一大決心をしたことがあるので、発表させていただきます。
それは、「ヘビを飼うこと」です。
ヘビはずっと好きだったのですが、飼うことはありませんでした。
何故かというと、ヘビそのものや飼育器具の購入費、水槽を置く場所の確保、母の大反対にあったこともあり、ヘビを飼う計画は私の妄想の中に沈められていたからです。
しかし、ハブの採毒の際のふれあいコーナーでアオダイショウを触った時、体の中に突風が吹き抜けた様な衝撃を受けました。

丸い目、ひんやりした体、さらさらの鱗、巻き付くしっぽ、ぺろぺろする舌、それと、少し鼻息。

それは、いくらお金が掛かろうと、部屋が狭くなろうと、二度とお母さんが私の部屋に入って来なくなろうと、ヘビを飼いたい、いや、飼わなくてはならぬぞ、という神様の啓示にも似た、直感でした。
百聞は一見に如かずです。ヘビは好きでしたが、まさかこんなにも魅力的だとは知りませんでした。アオダイショウに触れた時の感動は、今でもありありと思い出せます。
ところが困ったことに、ヘビに関する知識はほとんど持っていません。そんな私がきちんと飼育できるのか不安を感じましたが、「実際に飼育をすることで、その生き物のことがより良く解ってくる」と、言ってもらった言葉が心に響き、決心が着きました。

飼うヘビの種類はアオダイショウかコーンスネークのいづれかと迷っています。でも、どちらも猛烈にかわいいのです!

まだ何も準備は出来ていません。まずは、ヘビの飼い方の本を本屋に選びに行くところからです。しかし、私は既にわくわくしています。大袈裟ですが、生きる目標が出来たという様な。
もう実習は終わりです。寂しくもありますが、それだけではありません。何かの終わりは何かの始まりと言いますが、本当にその通り。
とても快い最終日です。

スネークセンターでの時間は、私の考えをすっかり変えました。これを機にヘビの奥深い世界へと踏み出したいと思います。そのきっかけを与えてくださった職員の皆様には、心から感謝しています。
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