蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
中国視察旅行2
9月始めに中国のマムシ飼育施設へ視察に行きました。視察については9月11日に1度書きましたが、2度目の報告をしたいと思います。
上海から車で数時間の所にあるマムシの飼育施設では、小さなプール状の囲いの中に写真のような板を重ねたマムシの隠れ家を置き、飼育していました。このプールが10以上あり、多いときには1つのプールに2000匹ほど飼育しているということでした。ここではもちろんヘビを展示しているわけではありませんので、ヘビを飼育するのに適した環境にできます。ほとんどのヘビは隠れていて、水を飲みに出てきたようなヘビ以外は見えません。

下の写真は、総排泄口(肛門)から先の曲がった針金を突っ込んで、消化管を引っ張り出しているところです。非常に多くのマムシが見えていますが、実際にはこの2倍くらいのマムシがいました。マムシそのものは乾燥して漢方薬として使われますが、消化管も捨てられるのではなく、別の商品となるようでした。

これらのマムシは広い中国でもある程度限られた地域で捕獲されますが、それでも日本とは桁外れに多くのマムシが今でも捕れるようです。ちなみに中国には数種類のマムシが生息していますが、これらはみなタンビマムシ(Gloydius brebicaudus)で、日本に漢方薬の原料として入ってくるのはこのヘビです。

By A.S.

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