蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
ヒキガエル
  園内には、コンクリートの壁で仕切られた野外放飼場という飼育施設があります。本来は、ヘビを飼育するために作られているもので、タンビマムシやシマヘビなどが野外展示されています。中のヘビ達は外に出られない作りになっています。現在使われていない野外放飼場は、イグアナのエサを作っている畑などにもなっています。
  モロヘイヤの話を何度か書きましたが、畑をやっている野外放飼場には、ニホンカナヘビ・ヒガシニホントカゲ・ニホンアマガエルなどがくらしています。これらの動物は爪があったり、指に吸盤のような作りになっていたり、頑張れば、壁の外とも出入りができる動物です。

  
先日この場所で出会ったのは、アズマヒキガエル。わりと立派な個体で、栄養状態もよさそうです。オスだと思います。勤めて1年以上が経ちましたが、野外放飼場の中でヒキガエルを見たのは初めてです。ヒキガエルの仲間は吸盤のような指をしておらず、体重も重いため、壁に貼りついて登ることはできないでしょう。誰かが放飼場の中に入れたのか。または、体重の軽かった小さなころに頑張って登ったのかわかりませんが、放飼場の中で元気に暮らしているようです。しばらく見守ってみたいと思います。

by たかちほ男爵
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