蛇研裏話
(財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
無毒ヘビ咬傷
私としたことが久々に不覚をとってしまいました。シロヘビに餌を与えようとして、解凍したマウスを鉗子ではさんで顔の近くへ持っていったら、突然振り向いて手に噛みついてきました。もちろん餌と間違えたのですが、顔の横に餌があるのに、離れている手の方に噛みついてきたので、こちらも一瞬反応が遅れて、歯が少し引っかかってしまいました。

前回咬まれたのは5年以上前になりますが、雌雄の判別をしようとして、他の研究員がほとんど咬まないようなおとなしいジムグリを手荒く扱った時に、横にいた私の手をがっぷり咬みました。表面的には冷静を装って、いったいなんちゅうことをするや! と心の中で叫びました。自分のミスで咬まれるのなら仕方ないのですが、このような咬まれ方をされたらさすがに頭にきますが、年下のミスはやはり寛大に許さざるを得ません。
ちなみにその研究員はハブに咬まれて入院しました。

最近ある研究員がマムシからの採毒時に、わずかに牙を引っかけてしまいました。ほとんど毒は入っていなかったようで、腫れはほとんどなく、病院へ行くほどでもなかったので吸引と消毒だけですませましたが、痛みは何日か続いたようです。まともに咬まれたら、ただごとではすまないなと再認識しました。
毎月マムシからは採毒をしていますが、毒による痛みは経験したくないものです。とは言いながら自分では実験で蛇毒を動物に注射していて、さすがに実験動物に申し訳なく思います。

By A.S.
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
COPYRIGHT © 2004 POWERED BY FC2 ALL RIGHTS RESERVED.