蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
危険な猛獣
何日か前に動物園のトラが逃げ出して来園者を殺したという事件がありましたが、今度はライオンが飼育係を食べてしまったという記事が載っていました。どうしてトラが檻から逃げ出したのかわかりませんし、今まで外から餌を与えていた飼育係がなぜ檻の中に入って餌を与えてライオンに襲われたのかわかりません。
ちょっとした不注意で大変な事故になってしまうことがあるため、危険な動物を飼育していると気を抜くことは許されません。
日本でも時々このような事故が起きていますが、この群馬でも飼育係がゾウに殺されたのとサファリで客が車から出てしまって、トラに殺された事故がありました。

スネークセンターではもちろん重大な事故は起きていませんが、昔は酔っぱらいの来園者が多く、ケージのガラスを割られたことが何度かありました。また、マムシの放飼場に入って手を出して咬まれた人も数人います。今では酔っぱらって来る人はほとんどなく、見学者のマナーもかなり良くなったので、このような事故が起きることはありませんし、ガラスは網入りに替えていますので、割れてもヘビが出る心配はありません。

こちらでは採毒や治療のために毒蛇や大蛇を手で扱いますので、どうしても危険が伴います。もちろん無理なことをしなければ危険な目に遭うことはありませんが、何年か前に治療のためにニシキヘビの首を持っている時にわずかですが歯が引っかかったことがありました。あまりあばれなかったので力を入れなかったら、突然動いた時に歯が指をかすってわずかに切れてしまいました。もちろんニシキヘビは無毒ですが、歯は長く非常に鋭いので切れてしまいます。その時は小さな切り傷でしたが、けっこう痛い思いをしました。ちょっとした気のゆるみが事故につながることを痛感しました。

正月からあまり縁起がよくない話で申し訳ありあせんが、ペットでヘビやワニ、サソリ、オオムカデ、タランチュラなどを飼育している人も多いので、逃げられないように、咬まれないように十分気をつけて、今年も事故のないようにお祈りしております。

By A.S.
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