蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
パイソンフックを作る
第2(大蛇)温室に常備してある大きなスネークフック、パイソンフックが壊れてしまいました。
相当前から使っている物で、ニシキヘビの重さに耐えきれなくなり木製の柄の部分が目に沿って割れてしまったのです。
パイソンフックは、ハブを扱うようなスネークフックとは違い、このフックはほとんど両手で扱うもので、安全にニシキヘビなどの大型のヘビを扱うだけの大きさのもの、フック部分が抜けたり回転しないもの、ヘビの体重に耐えきれる強度と弾力、フック自体の重量など使いやすさが求められるフックなのです(言い過ぎかもしれませんが・・・)。
以前もこのパイソンフックを数本作った事があるのですが、実は、これを作るのは、フック部分の曲げ加工(1cm近い太さのステンレス丸棒を使います。これが一番辛い。)、さらにそれを柄にフックのパーツを取り付けたりする取り付け、その組み立て終わった後の微調整など、各工程が結構難しく、販売しているようなスネークフックとはひと味違い、一本作るのに相当な集中力と体力を使います。スネークフック1本作るのに、大体30分もあれば出来上がってしまうのです(商品として出荷する際は、さらにヘビを扱うテストなどをして、それで駄目な時には微調整を繰り返し、完璧になったところで、グリップを張り替えて出荷していますので時間がかかります)が、このパイソンフックは、園内で使う物であってもその倍以上の時間を費やすことになることも。
その為か、あの時、フックの柄が「メキっ!!」と割れた瞬間、意識なく「ひえぇ~~壊れたぁ~~」と一人で嘆いてしまいました。。。
あぁ・・・またもう1本、パイソンフックを作らねば、、、ここ数日中、腕の筋肉痛は必至です。

by のら
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