蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
ちょっと酸っぱいにおい
土日に採毒実演に使っているハブは自分ではエサを食べてくれませんので、最近は強制給餌しています。冷凍マウスを解凍して、のどを通りやすいように水でぬらして口に突っ込みます。のどまで突っ込んだら手でしごいて少しづつ胃袋まで送り込みます。

このような強制給餌は自分でエサを食べてくれないアオダイショウやマムシの子ヘビでは割とよくやります。子ヘビの場合はそのうち自分で食べるようになることが多いのですが、ハブは非常に神経質なので、毒を採取しているようなハブは全く食べてくれません。1年くらいはエサを食べなくても大丈夫ですが、もちろんそのうち死ぬことになります。
ただ、時にはエサをはき出してしますことがあります。特に子ヘビでは吐き出すと体力を消耗して死んでしまうことがあります。弱っているハブでなければ吐いて死ぬことはありませんが、吐いたネズミを片づけなければならないので、こちらが少しブルーになります。

朝、飼育室に入ると吐いたネズミがあることがすぐにわかります。胃酸の酸っぱい臭いがすでに部屋中に広がっているからです。表面が少し消化されてちょっとどろっとした感じになっています。それを片づけなければならないと思うと朝からブルーです。翌日休みだったりして片づけるの遅れると、休み明けに来て気がついたときにはすでにウジまでわいていることがあります。最悪の状態です。どのような感じの状態かは想像にお任せします。ただし、食事前には想像しないようにしてください。

By A.S.
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