蛇研裏話
(一財)日本蛇族学術研究所のスタッフが書きまくる、表からは見えない面白話を更新中!!
採毒の最中に・・・おや!?
本日、13:30からの採毒の担当でした。
皆様、熱心にそして時に楽しく採毒をお楽しみ頂いている様子でした。
その採毒の皆様の期待に応えるべく、私も頑張って参りましたが、
視界に入るガラスを這い回る黒い生物が・・・その気持ちを若干邪魔させます。。。
見た感じ、アリのようでそうでない、、、
アリグモ
実はクモ。
ハエトリグモの仲間でアリグモと言います。
屋内で見られるアダンソンハエトリやチャスジハエトリとは違い、
野外で見かけることが多く、園内でも放飼場の手すりなどによくいるクモです。
採毒実演を終了し、後片付けを終えてから捕獲して同定した時の写真ですが、
まさかこの時期に採毒室内にいるとは・・・。
生物って、本当に不思議です。

by のら
明けましておめでとうございます。
新年の挨拶が遅くなってしまいましたが、本年もよろしくお願いいたします。迎春29


昨年末には久しぶりにキングコブラが入りました。少し小さめで迫力は今ひとつですが、やはり精悍な顔をしています。
ここには4大毒ヘビの内、ブッシュマスターを除いた3種、キングコブラ、ブラックマンバ、(ニューギニア)タイパンがいます。最も危険なのはブラックマンバですが、タイパンも負けず劣らず非常に危険です。最も有名なキングコブラですが、意外に扱いやすいヘビです。昔は4mほどの個体も飼育していたこともありますが、5,60cmほど頭を持ち上げて威嚇してくると、さすがに迫力があります。怖いと言うより「かっこいい」という感じです。今回入った個体も迫力が出るように頑張って育てたいと思います。

今年も「ペットハ虫類コンテスト」や子供向けの「ハ虫類ふれあい体験」、「1日飼育体験」などもありますので、是非ご参加ください。お待ちしております。

Kingcobra2.jpg


By A.S.
石垣島の動物 その④
  もう1種類、石垣島でよく出会うカエルを紹介しておきたいと思います。このカエルは、オオヒキガエル。路上・畑などで見かける機会の多いカエルです。山の中でも出会うことがあります。もともとは、日本に棲んでいなかったカエルです。つまり国外外来種となります。サトウキビ畑の害虫を駆除するという目的のため、持ち込まれたこのカエルは、石垣島だけでなく、小笠原諸島や国外ではオーストラリアなどで在来種に影響を与えている種です。

  オオヒキガエルが在来種を食べてしまうことが問題となるわけですが、やっかいなことにそれだけではありません。このカエルを食べてしまった動物にもよくない影響があると考えられているのです。強い毒をもっているため、このカエルを食べてしまった動物は死んでしまうことがあるようです。
  ヤマカガシがヒキガエルを食べることをご存知の方も多いかとおもいます。長い進化の歴史の中でヤマカガシはヒキガエルを食べても生きていられる体を獲得しました。しかし、沖縄では宮古諸島を除き、もともとヒキガエルの仲間は棲んでいません。そのため、オオヒキガエルを食べた在来のヘビが死亡している例が見つかっています。

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オオヒキガエルの成体と幼体(上)





 今回も、石垣島でオオヒキガエルを食べているサキシママダラを見つけました。手の届かない場所にいたため、捕獲することはできませんでしたが、その後どうなったのか心配なものです。

 さて、まだまだ紹介したい動物はたくさんいますが、この旅のお話はここまでにしておきましょう。たまには、スネークセンターのことも書かないと。

byたかちほ男爵
しばらくぶりの東京
先日、14日にTBS系で放送されました「世界の超S級危険生物」、御覧になった方も多いかと思います。
スネークセンターでもロケが行われました。
ただ、実は放送されていないカットされていた箇所もありまして。
東京でのスタジオ収録、私も、実は行っておりました。
スタッフさんからは「ニホンマムシとハブを用意していただけたら」との連絡がありまして、
事前に、群馬県、栃木県、埼玉県、さいたま市、東京都へ特定動物であるニホンマムシとハブの移動通知を郵送し、
収録に挑んだのですが、、、残念ながら、このシーンはまるまるカットされてしまったようです。
放送できる時間もありますので、仕方無いですね。
しかし、無事に収録&放送が出来て、何よりです。

by のら
石垣島の動物 その③
 カエルと言えば、春や初夏に田んぼに卵を産みに訪れ、水の中に卵を産むことをご存知の方も多いかと思います。実は、木の上に卵を産む種もいるのです。石垣島にもちょっと変わったカエルが暮らしていますので、ご紹介したいと思います。
  
 このカエルは、アイフィンガーガエル。変わった名前がついていますが、在来のカエルです。3~4㎝程度の小さなカエルで、「ピッピッ」っと可愛らしい声で鳴きます。面白いのは、その繁殖様式です。木のウロにできた水溜りを利用して子孫を残します。ウロのふちに卵を産み付け、オタマジャクシはウロにできた小さな水溜りで大きくなります。エサが足りなくなりそうなものですが、大丈夫。実は、お母さんガエルが、オタマジャクシ達のエサとなる卵を産みに来ることが知られています。つまり、産みっぱなしではなく、オタマジャクシのお世話をするわけです。
 今回もこのカエルと、まだ卵から出てきていないオタマジャクシに出会うことができました。
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写真は、おとなのアイフィンガーガエルと卵です。

byたかちほ男爵
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